麻布小学校交通安全祈願記念碑モザイク張り終わり

今日はキウイとさくらと先日の麻布小学校の記念碑モザイク最終日。そうね、何でさくらも・・・先日は2人だったのに・・・って疑問もあるだろうが、正面の1枚は亡くなった同級生としての学校の人達、両サイドの1つはサッカー仲間、そしてもう1つは地域の方って具合に分けられていた・・・

それを前回当日知って、先日は学校の人達のみだったから、2人で切り抜けられたが、今日は3ついっぺんになる訳で・・・そんな事もあって上、両サイドの白いバックの中に亡くなった彼がメガネを掛けていた事もあり、白でメガネラインを入れて、判る人だけに判る隠れキャラ的なものを入れたのね。

ただメガネって曲がるラインが多いから、こっちが仕込んで切って置かないと・・・となると、1時間前に到着しても、両サイドなんだから2つとなると、思ったよりも時間が掛かり、10時スタートにずれ込んでしまったのね。ただそれを終わるまで、さくらが繋いでくれたんで、大助かり。

何とかスタート時点でメガネの貯金をさせて貰ったんで、お陰様で気持ちにも余裕が出来て・・・そんな中、両サイドの文字から張ったんだけれど、この文字は先日の居残り組の人達が並べてくれたままで、少し直してそのまま採用。12時までは随分と次から次って感じだったが、その後少し落ち着いて・・・

そんな中、積極的にご参加して張り続けて下さった仲間や、最後の最後まで献身的に汚れた所を吹いて下さったお父さんがいたり・・・こう言う仕事の難しさは、ただ完成させるのなら、ご参加が足りなければ、持ち帰って張ってしまえば良いが、千人針とか千羽鶴的な趣旨だから、建築の突貫工事

のように、誰でも良いから終わらせて・・・って請け負った人で無くても良いって言うもんじゃ無いのね。亡くなったその子にゆかりのある人達が、例え1枚でも・・・つまりご焼香を明るくやっているようなもの。だからオレたちの役目は看護師であり、セレモニーって感じのサポートになる。

これが作品の依頼なら、本気で執刀医の大門未知子やブラックジャックを目指すのね。ただ残念だけど、Dr.コトーにはなれないのね・・・肩書き的に大学病院のような出身では無いし、美大の有名校を出た訳じゃ無いからね。ただ学校では習わない事は持っているとは思うけれどね。

話は戻して、そう言う気持ちでこの仕事を請けられるか?って言うと、打ち合わせの時間はほぼ無く、無謀と言えば無謀かも知れないが、何とか逃げ切った感はある。それは自分の分のご焼香を終えても、居残って下さり、俺達の手が出せない事を最後までやって下さった趣旨をご理解している方が

いらした・・・そう言う結果だったと思うのね。最後の1枚を張る人を4時頃まで待って、とうとう完成って事になり、有志の人達や校長先生もいらっしゃる中で、遺影と一緒に張り終わりを向かえる事が出来た・・・みんな集まってくれて良かったな・・・後は目地して持って行くからさ。

皆さんお疲れさまでした。