川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
★自分用メモは、新聞・Webなどのノート書きです。

宗教法人とは、宗教団体とは、包括・単立の違いは、 ‥‥ 宗教法人法に基づく用語メモ

2022-10-25 09:07:45 | Weblog




令和3年版宗教年鑑から、宗教団体分類メモをまとめました。



〇 宗教団体は、二つに大別される
  ‥‥ a. 宗教法人でない宗教団体  ‥‥ b. 宗教法人である宗教団体



〇 宗教団体とは ‥‥宗教法人法第二条の定義

 (宗教団体の定義)
 第二条 この法律において「宗教団体」とは、宗教の教義をひろめ、儀式行事を行い、
  及び信者を教化育成することを主たる目的とする左に掲げる団体をいう。 
   礼拝の施設を備える神社、寺院、教会、修道院その他これらに類する団体
   前号に掲げる団体を包括する教派、宗派、教団、教会、修道会、司教区その他
   これらに類する団体


〇 宗教法人とは ‥‥ 宗教法人法第四条の定義

 (法人格)
 第四条 宗教団体は、この法律により、法人となることができる。
  この法律において「宗教法人」とは、この法律により法人となつた宗教団体をい
  う。



〇 単位宗教団体とは ‥‥ 上記、法第二条一号に定義する個々の宗教団体のこと。

〇 単位宗教法人とは ‥‥ 個々の宗教団体のうち、宗教法人格を取得している
            宗教団体のこと。

〇 包括宗教団体とは ‥‥ 上記、法第二条二号に定義する通り、複数の単位宗教団
            体を包括して(※束ねて)いる非法人宗教団体をいう。
            これらは一般に、教派・宗派・教団と称されている。

            包括宗教団体の傘下に入っているものには非法人と法人
            があって、被包括宗教団体、被包括宗教法人という。

〇 包括宗教法人とは ‥‥  包括宗教団体のうち、宗教法人格を取得しているものを
            包括宗教法人という。これらは一般に、教派・宗派・教
            団と称されている。

            包括宗教法人の傘下に入っているものには非法人と法人
            があって、被包括宗教団体、被包括宗教法人という。

〇 単立宗教団体、単立宗教法人とは ‥‥ いずれの教派・宗派・教団等にも所属し
                   ていない単位宗教団体を単立宗教団体、
                   同様の単位宗教法人を単立宗教法人とい
                   う。

   
◆ 文化庁宗教統計調査の範囲(令和3年版宗教年鑑 P28)
 ・ 宗教統計調査は宗教法人を対象にしている。
 ・ 被包括宗教法人を有する包括宗教団体(非法人) ・被包括宗教団体を有する包括
  宗教法人については、被包括宗教法人を統計調査する関連で、傘下にある被包
  括宗教団体(非法人) も調査に入る。
 ・ したがって、非法人宗教団体のみを有する包括宗教団体(非法人)・単立宗教団
  体(非法人) は文化庁宗教統計調査の対象枠外である。






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宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 3/3終 ま~わ

2022-10-19 10:47:01 | Weblog



 「宗教団体名」一覧 1~3回、今回で終了です。



  宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 3/3終 ま~わ
 
ま                  
真心教
真の道
真乃道教
町田純福音教会
末日聖徒イエス・キリスト教会
松見ヶ丘キリスト教会
摩耶山真言宗
マリアの宣教者フランシスコ修道会
マリアの御心子女会
丸山教
萬行寺
卍教団
卍教団真言宗八葉派
卍教団真言宗摩尼派
卍教団八葉弁天宗
萬徳院
萬福寺


 御祖教
聖心の布教姉妹会
聖心布教会
三島大明神広島分祠
瑞穂教
彌山教
禊教
みたま教
三玉教
密厳宗
The Mission to Seafarers, Kobe
水戸愛の教会
峯高稲荷大社教
身延宗
美濃ミッション
みのり会
みのり教団
御柱教
三穂の家
宮崎北聖書キリスト教会
妙應寺(福岡)
妙見宗
妙光寺
妙厳寺
妙唱寺
明淨寺
明善寺
妙倉寺
妙智会教団
妙典寺
妙道会教団
妙法山妙尊寺
妙法寺(岐阜)
妙法寺(大阪)
妙法宗
妙法華宗本地山顕常寺
妙益寺
妙楽院
妙霊界教団
妙霊教
妙蓮寺
みろく愛光会
みろく会
ミロクコミュニティ救世神教
    (旧:救世神教)
三輪神道宏充教
民主真言宗児玉派


無限天一不動教会
武庫之荘福音自由教会
むつみ会
無動山慈門院


明治教
明治教団
明正教
めじろ台キリストの教会


元始神教
ものみの塔聖書冊子協会
守山キリスト福音教会
聞称寺


八尾福音教会
薬師寺(兵庫)
薬師寺(奈良)
八津御嶽神社
山蔭神道   
 

山蔭神道高知斎宮
大和教
大和キリスト教会
 
                 
 

  
維摩会
宗教法人ユー・アイ光明会
融通念佛宗
湯島天満宮
弓矢八幡


 陽光子友乃会
横浜聖書バプテスト教会
四谷ミッション
米沢興譲教会
ヨハン東京キリスト教会



来迎院…
羅宗


宗教法人リーベンゼラ日本宣教団
(旧:リーベンゼラ日本宣教団)
律宗
立正安国会
立正佼成会
立正佼成会茨城教会
立正寺
立像寺
栗東寺
宗教法人龍王院
龍王宮
龍溪寺
龍華寺
隆扇寺
隆薊院
龍天寺
竜徳山内信寺
了因寺
霊山観音教会
了専寺
霊山寺眞言宗
臨済宗永源寺派
臨済宗円覚寺派
臨済宗建長寺派
臨済宗建仁寺派
臨済宗向嶽寺派
臨済宗興聖寺派
臨済宗國泰寺派
臨済宗相国寺派
臨済宗大徳寺派
臨済宗天龍寺派
臨済宗東福寺派
臨済宗南禅寺派
臨済宗日本佛光山
臨濟宗佛通寺派
臨済宗方広寺派
臨済宗妙心寺派
倫道観寺


ルーテル福音キリスト教会


靈源會
霊源寺
霊相道
霊波之光教会
霊法會
霊友会
霊友会第二十六支部教会
霊友会第八支部教会
蓮華寺
蓮光寺
練真道教団
蓮裕寺


ロシア正教会モスクワ総主教庁駐日
ポドウォリエ
六高山信隆寺


ワールドメイト
宗教法人我國神德社
宗教法人若松イエス之御霊教会
和宗
和田寺
和豊帯の会



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宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 2/3 す~ほ

2022-10-18 13:18:19 | Weblog




 「宗教団体名」一覧 3回掲載のうち、2回目掲載です。



  宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 2/3 す~ほ


崇教眞光(旧:崇教真光)
末広行淨教会
救いの光教団
ス光 ← 
転記まちがいではありません
須磨天上不動教会
住之江教
すめら教


聖アウグスチノ修道会
聖イエス会
聖イエス会金沢教会
聖イエス会サフラン教会
聖イエス会ソフィア教会
聖イエス会米子教会
聖イエス教会
清雄寺
誓願院
正義会教団
聖教会
誠光教
世光志会
西山宗
西山浄土宗
青松寺
聖正道教団
聖書キリスト教会
聖書研究会
聖書友の会
宗教法人聖心会
聖神教
聖心教会
聖神中央教会
誠心明生会
誠成公倫
生長の家
正導教
宗教法人正統長老教会日本ミッション
聖パウロ女子修道会
聖ビンセンシオの愛徳姉妹会
清風寺
聖フランシスコ病院修道女会
清法山徳純院
(旧:中山身語正宗清法山 徳純院)
聖母の騎士修道女会
聖母被昇天修道会
聖母訪問会
青龍寺
清隆寺
聖流の群
ゼ・エバンゼリカル・アライアンス・ ミッ
ション(日本同盟基督教団)
世界救世教
世界救世教いづのめ教団
世界救世教主之光教団
世界心道教
世界青年宣教会
世界福音伝道会
世界福音伝道団
世界平和教団
世界平和統一家庭連合
(旧:世界基督教統一神霊協会)
 通称「旧統一教会」
世界真光文明教団
世界救世教会
赤心会
セブンスデー・アドベンチスト教団
扇教寺
仙行寺
千光寺
善弘寺
千手院
善重寺
洗心教
洗心教団
先天大道一貫道日本總天壇
センド国際宣教団
全日本バプテスト・ミド・ ミッション

宣教師団
専福寺
專養寺
善養寺
善隣教
善林寺


創価学会
爽教元庁
曹溪宗総本山高麗寺
総在寺
曹洞宗
総本山石鎚山法恩寺
祖神道
祖神道教団
尊元宗


大宇宙教
宗教法人大宇真霊教
大慧會教団
大喜弁財天教会
大元教
大元密教本部
大光宮神法教
大光明教会
宗教法人タイ国タンマガーイ寺院
泰山教団
大慈会教団
大自然界
大自然天地日之大神教
大正院
大聖観音寺
大乗教
大乗寺
大眞界教団
大真協会
大心寺
大聖会
大石寺
対泉院
大宣寺
大祖教
太道教
大道教(福島)
大道教(奈良)
大日寺
大日如来教宗
大日本大道教
大日本宝玉教社
大日然教
大峰宗石鎚山覚心寺
大仏教宗本派
大平教団
太平寺
大法教団本部
大宝山萬善寺
大法輪台意光妙教会
大本元教教団
大本山永平寺
大本山活禅寺
宗教法人大明王院
大明氣功院常樂寺(旧:常楽寺)
太陽聖髪天導院
大隆山光明院
大林寺
大霊道
大和教団
大和光妙神会
大和宗
髙千穂敎會
玉光神社
ダル・ウッサラーム
男子跣足カルメル修道会
単立大根バプテスト教会


知勝院
智正寺
チャーチ・オブ・ゴッド
中正寺
 ヽ心会 ← 転記まちがいではありません
長生教
長福寺
長楽寺
千代保稲荷神社
鎮西山妙智院

 つ
司権現堂皇礼会
月日教おうかんみち教会本部
津久野キリスト恵み教会
都久夫須麻神社
鶴見純福音教会


デフ聖書バプテスト教会
出羽三山神社奉斎教団
天恩教
天元教
天光会
天光教
天光教總本部
天光中心会
天示宗大瀧山天啓院
天社土御門神道本庁
天宗
天崇教
天照教
天常教
天正啓示教会
天照皇大神宮教
天真教
天神教本庁
天真寺
天心聖教
天真道教団
天心道教団本庁
宗教法人天神の命心導会
天善教
天爽会
天祖教
天祖光教
天台圓淨宗
天台寺門宗
天台宗
天台真盛宗
天台律教英彦山糒不動院
天地教(京都)
天地教(兵庫)
天地元霊原体教派本部教会
天地神明奉揚会
天地正教
天地之大教
天地守教団
天道
伝燈院
天道総天壇
天徳育成会
天徳舎
天理教
天理教愛光分教会
天理教愛町分教会
天理教秋津大教会
天理教淺草大教会
天理教朝倉大教会
天理教芦津大教会
天理教天浦分教会
天理教大美町分教会
天理教大牟田分教会
天理教華喜實分教会
天理教掛川分教会
天理教加古大教会
天理教上之郷大教会
天理教紀都分教会
天理教吉備分教会
天理教高知大教会
天理教西海大教会
天理教敷島大教会
天理教信州長野分教会
天理教赤峰分教会
天理教大松峰分教会
天理教大雄峰分教会
天理教千山分教会
天理教統北分教会
天理教中津大教会
天理教治道大教会
天理教平形分教会
天理教福武花分教会
天理教北陸大教会
天理教本荏大教会
天理教牧之龍分教会
天理教水戸分教会
天理教名陽分教会
天輪王明誠教団
天輪王明誠教団本部教会
天霊教


東京恩恵教会
東京キリストの教会
東京国際基督教会
東京バプテスト教会
東京フリー・メソジスト教団
東京妙日会
東京若枝教会(旧:日本イエス・キリスト

教団 東京若枝教会)
桃源院
東寺真言宗
道德会舘
東方之光
燈明寺
同盟福音基督教会
東洋宣教団
東洋ローア・キリスト伝道教会
トータル・クリスチャン・チャーチ
徳雲寺
得勝寺
徳蔵寺
徳光教
富山モスク


内観寺

直日教
長尾山教会
中山荒神報恩会
中山身語正宗
中山身語正宗東照寺
慰めの声宣教団旭川記念教会
宗教法人名古屋イスラミックセンター 
      (旧:名古屋モスク)
成田山恵勝寺
成田山新勝寺
成田山不動院
南福寺


邇岐志殿
西日本イエス之御霊教会
西日本福音ルーテル教会
日蓮宗
日蓮宗釜渕教会
日蓮宗最上教
日蓮宗不受不施派
日蓮宗妙法安心教会
日蓮主義佛立講
日蓮正宗
日蓮法華宗
日蓮法華宗(団体)
日蓮本宗
日蓮誠宗
日蓮誠宗三界寺
日蓮妙宗日妙山立正安国寺
日光教
日光教団
日風寺
日宝寺
日本アッセンブリーズ・オブ・ ゴッド教団
日本アッセンブリーズ・オブ・ ゴッド教団
         小岩栄光キリスト教会
日本アッセンブリーズ・オブ・ ゴッド教団
           神召キリスト教会
日本アッセンブリーズ・オブ・ ゴッド教団
         平野キリスト福音教会
日本アドベント基督教宣教会
日本アドベント・キリスト教団
日本アライアンス教団
日本アライアンス・ミッション
日本イエス・キリスト教団
日本イエス・キリスト教団荻窪栄光教会
日本イスラーム文化センター
(旧:宗教法人日本イスラーム文化センター)
日本ヱホバ教団
日本オープンバイブル教団
日本オリベット・アッセンブリー教団
(旧:あいのひかり教団)
日本開拓伝導団京都教会
日本神の教会連盟
日本キリスト改革派犬山教会
日本キリスト改革派教会
日本キリスト改革派坂戸教会
日本キリスト改革派園田教会
日本キリスト教会
日本基督教兄弟団
日本基督教団
日本基督教団和泉教会
日本基督教団小石川白山教会
日本基督教団五反田教会
日本基督教団小松川教会
日本基督教団宍喰教会
日本基督教団天門教会
日本基督教団深沢教会
日本基督教団武蔵野教会
日本キリスト合同教会板橋教会
日本キリスト召団 (旧:札幌キリスト召団)
宗教法人日本クリスチャンコングレ
ゲーション
日本敬神崇祖自修団
日本敬神崇祖自修団桑折道場
日本山妙法寺大阪道場
日本山妙法寺大僧伽
日本児童福音伝道協会
日本釈尊正法会
日本自由メソヂスト教団
日本神宮本庁
日本神社教団
日本神霊学研究会
日本聖契キリスト教団

日本聖公会
日本聖公会北関東教区
日本聖公会九州教区
日本聖公会京都教区
日本聖公会神戸教区
日本聖公会中部教区
日本聖公会東北教区
日本聖公会ナザレ修女会
日本聖公会横浜教区
日本聖道教団
日本聖約キリスト教団
宗教法人日本宣教会
日本チャーチオブゴッド教団
日本長老教会
日本長老教会希望キリスト教会
日本長老伝道会
宗教法人日本テーラワーダ仏教協会
日本伝道福音教団
宗教法人日本同盟基督教団内郷キリスト福音
教会
日本同盟基督教団下北沢聖書教会
日本ナザレン教団
日本ネクスト・タウンズ・クルセード
日本バハイ全国精神行政会
日本バプテスト教会連合
日本バプテスト宣教団
日本バプテスト東京第一教会
日本バプテスト同盟
日本バプテスト・バイブル・ フェローシップ
日本バプテスト連盟
日本バプテスト連盟佐賀基督教会
日本ハリストス正教会教団
日本フェローシップ・ ディコンリー伝道会
日本フォースクエア福音教団
日本福音教会
日本福音教団
日本福音自由教会本部
日本福音ペンテコステ教団
日本福音ルーテル教会
日本フリーメソジスト明石上ノ丸教会
日本フリーメソジスト教団
日本ペンテコステ教団
日本ホーリネス教団
日本ホーリネス教団上野教会
日本ミッション
宗教法人日本メノナイト・キリスト教会会議
日本メノナイトブレザレン教団
日本ユナイテッド・ペンテコステ教団
日本ヨーガ・ニケタン
日本ルーテル教団
日本ルーテル同胞教団
ニューライフ・ミニストリーズ
如来教
人間禅



念佛宗三寶山無量壽寺
念法眞教


 野田教
ノルウェー・ルーテル伝道会


 パーフェクトリバティー教団
羽黒山修験本宗
函館シオン教会
箸蔵寺
八宗兼学真修教
八大教
八大龍王大自然愛信教団
八幡神社
宗教法人パリミッション女子会
ハレルヤコミュニティーチャーチ浜松教会
万国バプテスト福音伝道協会
萬国福音教団
萬松寺


 日月神一条
日月神一条おびや許しのぢばやしき
彦山修験道
肥後修験遍照院
久伊豆神社
肥州高野山真心言宗
ヒズコールチャーチ
日之教
日の御教
ひのもと
日の本教
日之本教
日の本神誠講
八一不二教団
白光真宏会
平等大慧会
宗教法人ヒラーマスジド・ジャパンモスク
ファンデーション・ワクフ…
広島県神祇院
広島県真言宗教団


フォコラーレ会
深尾會
不輕寺
福音交友会
福音宣教教会
福音伝道教団
福音伝道教団太田キリスト教会
福音伝道教団館林キリスト教会
福寿観音教会
福城寺
福田海
福知山福音自由教会
不二阿祖山太神宮
富士教
不二道
伏見神宝神社
不受不施日蓮講門宗
扶桑教
扶桑教太祠
扶桑教天正会教会
扶桑教生六田中ノ宮
復活之キリスト教団
佛光寺
佛所護念会教団
佛心宗
仏導会
仏日教光団
佛立本旨講妙應寺
不動教
不動宗
普明会教団


宗教法人平和教
平和教会
平和寺
辯天宗
辯天宗宇賀山妙音院如意寺
辯天宗飛龍山冥應寺


法音寺
法恩寺
法久寺
法國寺
豊受教
寳珠宗寳珠会
寶聖閣 
宝性寺
報親教本部
宝地院
法道院
宝徳大神宮
法ノ宮
法輪会
鉾田報徳会
ホサナ福音キリスト教会
保守バプテスト日本宣教団
菩提山真言宗
北海道神社協会
法華山王清浄講社
法華宗(真門流)
法華宗(陣門流)
法華宗(本門流)
法華眞宗
法華日蓮宗
法師宗
法相宗
本願寺
本願寺塩屋別院
本願寺眞無量院
本薫寺
本化淨行会
本化上行宗
本化日蓮宗(京都)
本化日蓮宗(兵庫)
本化妙宗聯盟
宗教法人本郷台キリスト教会
本山修験宗
本壽院
本昌寺
本浄寺
本派日蓮宗
ほんぶしん
本法寺
ほんみち
本妙寺
本門経王宗
本門佛立宗
本門法華宗
品龍寺
本蓮寺


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宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 1/3 あ~し

2022-10-17 21:41:50 | Weblog




 旧統一教会(旧:世界基督教統一神霊協会/現:世界平和統一家庭連合)の反社会性が日々明らかになりつつあります。宗教法人解散命令まで進めてほしいものですが、政府はそこまでで終わりにするのではないかと疑念があります。

 旧統一教会のこれまでの行為には、詐欺、強要その他の刑事事件に該当するものが多々あるのではないか?

 それだけではない。故安倍晋三元首相、細田博之衆院議長を筆頭に、呆れるほど多数の自民党国会議員がこのような反社会的宗教団体やその関連団体と親しい関係にありました。これの実態について岸田首相をはじめ自民党には、旧統一教会に制裁を加えて一件落着にしたいという意向がありありと見えています。

 旧統一教会と自民党の関係が明らかになればなるほど、お気の毒ではありますが故安部元首相の横死は「ブーメラン死」だったのだと、私は思うようになりました。

 旧統一教会の悪辣なところは、正体を隠した偽装団体をいくつも作って社会活動を行っていたことです。その典型が「ピースロード」という自転車のイベントでしょう。

 旧統一教会やその外郭団体と関係を持った自民党議員は、地方議員から国会議員まで多数を数えます。ごく少数、野党議員もいました。

 関係を持ったそれら議員は「旧統一教会と関係があるとは知らなかった」としらを切ります。しかし1回目のイベント参加のときに知らないことはあっても、彼らのイベントに2回、3回と出席をしていれば、おのずとわかってくるものです。まして、議員さんは多くの場合、イベントの招待者としてマイクの前に立っているのですから。

 次回選挙で、安部元首相の死後に表ざたになってきた旧統一教会関連自民党議員たちに投票するのであれば、その人は世間普通の正義感さえ失われているということになります。そして旧統一教会を制裁して自分だけ逃げる政治家ならば、あくどい人だなあと思います。

 そんなことを思いつつ、令和3年版宗教年鑑に記載のある「宗教団体名一覧」を記事に上げます。gooブログには1記事当たり文字数制限の枠がありますので、3回に分けて記載します。 


  宗教年鑑令和3年版記載「宗教団体名」一覧 1/3 あ~し

  あ
  相川寺
阿吽阿教団
阿含宗関東別院
阿含宗東海別院
阿含宗本山
阿含宗本庁
麻布福音教会
阿字大霊宗
厚木福音自由教会
三五教
我孫子バプテスト教会
天神人祖一神宮
阿弥陀寺
天降の救世寿教
荒薙教
阿龍山瑞專寺
安国寺
アンテオケ・ゴスペル・チャーチ
安養寺

  い 
イエス教日本世界宣教会
イエズス孝女会
イエズス・マリアの聖心会
イエス之御霊教会教団
イエス福音教団
生田丘の上キリスト教会
IGLESIA NI CRISTO
生駒白水山釈王宗総本山龍光寺
石鎚教
石鎚山眞言宗
石土宗
石鎚神霊本教
石鎚本教
惟神教
出雲大社教
出雲大社広島分祠
出雲大社福山分祠
出雲神奈備教
出雲教
出雲心友教会
出雲日御碕大神宮教
一元帰教
一元の宮
一宮福音教会
一畑薬師教団
一貫天道弘法発展協会
一貫道基礎東京忠恕道院
一向寺
一切宗
一尊教団
一天一海教本部教会
稲荷教(京都)
いのちの会
いのちのことば宣教団
(旧:スウェーデン同盟 キリスト教団)
茨城イエス之御霊教会
イムマヌエル綜合伝道団
インタナショナル・チャーチ
Inner Trip REIYUKAI International
因之島妙法院

 う
ウェスレアン・ホーリネス教団
ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会
上野の森キリスト教会
宗教法人宇宙教団(旧:宇宙教団)
宇宙神道惟神道産土会
宇宙の宮
雲龍寺

  え
栄光キリスト教会
栄光の福音キリスト教団
惠光寺
恵光真言宗
FIC 福岡マスジドアンヌールイスラミック
センター
エホバの証人の東京久が原会衆
圓應寺
圓宗院
援助マリア修道会
宗教法人円蔵院太陽の会
圓天寺
円応教
円応教大和教会
圓満院
円融両部神道

 お
おうかんみち
往生宗舎利山佛願寺
黄檗宗
青梅キリスト教会
大泉セントラルチャペル
大國宮
大久保キリスト教会
大阪クリスチャンミッション
大阪宣教教会
大杉教会
大日の本教
大参天教
大峰蛇之倉七尾山女人修驗節律根本道場本山
大三輪教
大神教
大本
大夲光之道
大森福興教会
大山阿夫利神社本庁
大倭教
大山祇命神示教会
岡田茂吉研究所
(旧:TENSEISHINBIKAI  岡田茂吉研究所)
小川イエス福音教会
宗教法人 幼きイエズス修道会
沖縄バプテスト連盟
オタワ愛徳修道女会
宗教法人お告げのマリア修道会
尾張高野山
御嶽教
御嶽教大杉大教会本部
御嶽教敬真大教会
御嶽教修正派
御嶽山曽間本教
御嶽山大教
御嶽修験宗
遠妙寺

 か
偕和會
革真宗教日本教
覺法寺
かぐや日月会白鳩
柏山稲荷神社
香住丘キリスト福音教会
月光寺(大阪市)
月光寺(堺市)
月山神社・出羽神社・湯殿山神社
香取金光教
カトリック愛徳カルメル修道会
カトリックイエズス会
カトリックエスコラピアス修道会
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キリスト教朝顔教会
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基督兄弟団
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キリスト・コイノニアチャーチ
キリスト者学生会
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基督聖協団三河島教会
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キリスト宣教会
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 く
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最福寺
西方寺(長野)
西方寺(兵庫)
宗教法人再来真教芙蓉寺
西蓮坊
堺福音教会
三縁山法淨院
山王原キリストの教会
サンビ教団
三宝禅(旧:三宝教団)

三宝法団
三位一体の聖体宣敎女会
三明院


 宗教法人GLA
ジーザス・ファミリー・チャーチ
(旧:みどり野キリスト教会)
シオン・キリスト教会
シオン・キリスト教団
慈恩宗
シオン宣教団
慈学宗(旧:慈学院)
信貴山真言宗
宗教法人紫光学苑
獅子王山妙法寺
獅子吼会
時宗
璽照教団
思親会
至誠眞柱教
自生会
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自然眞道
自然の泉
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實相観音寺
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浄土真宗遣迎院派
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稱名寺(千葉)
稱名寺(大阪)
淨立寺
定林寺
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真イエス教会日本総会
(旧:真イエス教会東京 墨田教会)
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新教
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神光宮
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真言宗神道派
真言宗須磨寺派
真言宗善通寺派
真 言宗泉涌寺派
真言宗大覚寺派
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真言宗大徳寺派
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真言宗智山派
真言宗当山派
眞言宗東寺派
真言宗中山寺派
真言宗女人高野
真言宗豊山派
真言宗鳳閣寺派
真言宗室生寺派
真言宗山階派
真言宗霊雲寺派
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真言毘盧舎那宗
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神社司庁
神社本教
神社本庁
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真宗北本願寺派
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真宗三門徒派
眞宗寺
真宗浄興寺派
真宗誠照寺派
真宗高田派
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真宗長生派
真宗佛光寺派
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神道修成派
神道新教
神道神心教
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神道大教
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神徳教団
真徳寺
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真福寺
新福寺
心睦教団
親慕山安徳院
真密弥勒会
神命愛心会
新明国上教会
神理教
心理のおしえ本部
神理真心教本庁
心霊界教団
神霊教  


コメント

特別儀仗隊を私的利用、2022.07.12. 家族葬「故安部晋三儀 葬儀」に実弟の岸信夫防衛大臣(当時)が儀仗隊派遣

2022-09-27 19:57:51 | Weblog

        ピンク文字クリックで記事が開きます
         ↓    ↓ 
2022-07-26
安倍晋三元首相の「国葬」決定は岸田首相の国権乱用
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<安倍国葬> 総理経験者9人在職日数ランキング / 安倍晋三元首相の政治経歴
2022-09-05
安部元首相「国葬演出業務」落札結果に不透明感漂う 落札会社のムラヤマは「桜を見る会」で知名度が高い
2022-09-11
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2022-09-17
国葬世論調査結果と二階俊博氏発言について
 

 

◆安倍元首相の国葬 が終わって一段落
今回のテーマは7月12日安部さん家族葬と儀仗隊

 きょう9月27日、安倍元首相の国葬が終わりました。
  
 去る7月12日には、安倍晋三元首相の家族葬が東京・増上寺で行われました。
 いくつかのテレビ放送で、黒塗り車列が増上寺を出て、官邸前、国会前を回って斎場に向かう映像を見ました。

 東京・増上寺には「故 安部晋三儀 葬儀」と板看板が掛けられていました。喪主は安倍昭恵氏「家族葬」と伝えられている通りです。

 家族葬とは言うものの、増上寺の葬儀参列者は各界要人をはじめとする二千数百人と伝えられました。大々的で立派な葬儀でした。車列がゆっくりと増上寺を出門すると「ありがとう」と大声をかける人や拍手で送る人たちもあり、周辺の歩道に詰めかけた多くの人たちが見送りました。



安倍さん家族葬に陸上自衛隊特別儀仗隊・中央音楽隊 

 円満に葬儀が終わって良かったのですが、葬儀のニュース映像には参列する儀仗隊・音楽隊が映っていました。


 私たちが見知っている陸上自衛隊特別儀仗隊・中央音楽隊の姿は、来日した外国の公賓国賓を栄誉礼で迎える姿です。

 いかに権勢を誇った元首相対象であっても、「故 安部晋三儀 葬儀」という私的行事に特別儀仗隊を使うことは、公私混同甚だしい。 

 9月27日の国葬当日には、弔砲、弔銃斉射も加わった儀仗礼式が行われます。

  首相経験者の家族葬に自衛隊儀仗礼式を行うのは、今回安倍家葬儀が初めて。
 公私二つの葬儀共に自衛隊儀仗礼式を行うのは、今回安倍元首相対象が初めて。

 家族葬「故 安部晋三儀 葬儀」に儀仗隊派遣を指示したのは岸信夫防衛大臣
(在職期間 2020.09.16.~2022.08.10.)。岸信夫氏は安部晋三氏の実弟です。 


 ◎儀仗用語 「儀仗」 ‥‥ ① 儀式に用いる兵仗、武器。「仗」は柄の長い武器。
              ② 転じて、「儀式」の意。
              ③「仗」が常用漢字に入っていないため、法令では
               「儀じょう」と表記する。
     「特別儀仗隊」 ‥‥ ① 東京・市ヶ谷駐屯地の第302保安警備中隊が担う。
                ② 特別儀仗には陸上自衛隊中央音楽隊が付される。
       「堵列」 ‥‥ ① 儀仗隊員の整列。
              ②「堵」が常用漢字に入っていないため、法令では
               「と列」と表記する。       


さて、今回、儀仗隊派遣を指示したのは、故安部元首相の実弟である岸信夫氏です。ところがこういうやり方の先鞭をつけたのは、故安部元首相だと、私は想像します。

2016年9月15日青山葬儀所で、加藤家・自由民主党の故加藤紘一氏合同葬が 行 われました。加藤氏は総理大臣候補の一人と目された自民党の実力者でした。同年9月9日死没。

合同葬の葬儀委員長は、当時の自民党総裁、総理大臣である安部晋三氏で す。これに特別儀仗隊が参列していました。弔銃斉射の写真が https://www.e-sogi.com/guide/5899/ に掲載されています。加藤家・自民党合同葬ですから、純然たる民間葬儀で「公」の要素はありません。

故加藤紘一氏は第43代防衛庁長官(在任期間 1984.11.1.~1986.7.22.)。葬儀当日から30年前の「防衛庁長官」が特別儀仗隊を出動させる理由になったようです。こじつけ。



◆ 安倍晋三氏の実弟で7月当時防衛大臣の岸信夫氏が、家族葬 ◆
◆「故 安倍晋三儀 葬儀」への特別儀仗隊派遣を指示した   ◆ 
                     (2022.08.29.東京新聞) 

  8月29日付東京新聞の陸上幕僚監部取材記事によれば──

   ① 安倍元首相の実弟である岸信夫防衛大臣 (当時) が指示して、7月12日安倍
    元首相家族葬に特別儀仗隊を派遣した。

   ② 昭和戦後の首相経験者の家族葬に陸上自衛隊儀仗隊を派遣したのは、7月
    12日安倍元首相家族葬が初めて。

   ③ 元防衛庁長官  (防衛省防衛大臣の前身) 等の家族葬への陸自儀仗隊派遣は
    過去に3例ある。

   ④ 首相として自衛隊の最高指揮官の立場を経験した安倍氏についても、上の
    ③と同じ対応をした。  


 〈1〉儀仗隊、家族葬派遣の依拠法規 ── 法第六条の防衛省令に非ず
    この安部晋三氏家族葬へ特別儀仗隊が派遣されたことについて、磯崎仁彦
   副官房長官が7月28日午後の記者会見で答えています。
    「自衛隊法第六条に規定をします自衛隊の礼式として儀仗を実施した」
   
    ──自衛隊法第六条は次の通り。

    (礼式)
    第六条 自衛隊の礼式は、防衛省令の定めるところによる。

    自衛隊法第六条←参照クリックだけでは詳細がわかりません。しかし、9月
   21日付防衛省令「故安倍晋三国葬儀における自衛隊の礼式に関する省令」
   官報に掲載されています。「国葬」は法第六条にきちんと準拠しています。

    ですが、「故 安部晋三儀 葬儀」について、防衛省令は出ていません。
    私的葬儀には、特別儀仗隊派遣に関する防衛省令を出すことができない。 


 〈2〉儀仗隊、家族葬派遣の法的根拠 ── 岸信夫防衛大臣 (当時) が指示した 
    上記の陸上自衛隊幕僚監部取材記事によれば、儀仗隊派遣は岸信夫防衛
   大臣 (当時) の指示でした。

    「国葬」については自衛隊法第六条の定め通りに、防衛省令を出した。
    「家族葬」については、防衛省令を出すことができなかった。
    自衛隊の運用は、当然、「公」のものでなければいけないからです。

    一方、自衛隊には細部にわたる「自衛隊の礼式に関する訓令」←参照クリック
   があります。一見していただくだけで、とんなものかがわかります。

    しかしこれにも規定がない。
    「家族葬」に限らず、私的行事に儀仗隊を使う規定があるはずがない。
    「定めがない」という法規の不備が、岸防衛大臣指示を生みました。

    法令規則に定めがないことを大臣が判断を示すこと自体はわるいことでは
   ありません。ただその場合は、法令規則に定めていることの延長線上の判
   断、すなわち既存の法令規則から想定できる範囲の判断でなければなりませ
   ん。

    しかし、来日国賓の栄誉礼儀仗に従事する儀仗隊を家族葬のような私的行
   事に使うことが正しくないことは、判断以前の常識と言ってよい。ですか
   ら私は、岸信雄防衛大臣 (当時) の儀仗隊派遣指示は不法行為であると言い切
   ります。 

    ──自衛隊法第八条(防衛大臣の指揮監督権) は次の通り。

    (防衛大臣の指揮監督権)
    第八条 防衛大臣は、この法律の定めるところに従い、自衛隊の隊務を統括す
     る。ただし、ただし、陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の部隊及び機関
     (以下)「部隊等」という。)に対する防衛大臣の指揮監督は、次の各号に掲
     げる隊務の区分に応じ、当該各号に定める者を通じて行うものとする。
     一 統合幕僚監部の所掌事務に係る陸上自衛隊、海上自衛隊又は航空自衛隊の
      隊務 統合幕僚長
     二 陸上幕僚監部の所掌事務に係る陸上自衛隊の隊務 陸上幕僚長
     三 海上幕僚監部の所掌事務に係る海上自衛隊の隊務 海上幕僚長
     四 航空幕僚監部の所掌事務に係る航空自衛隊の隊務 航空幕僚長

    自衛隊礼式規定に記載されていないから、特別儀仗隊が所属する陸上自衛
   隊の幕僚長に口頭指示をする。これは命令ですから、大臣命令は当然、公文
   書に残さなければなりません。

    が、私は、正式文書は無いだろうと推測します。森友事件で近畿財務局の
   担当職員赤木俊夫が良心に耐えかねて自殺に追いこまれたように、安部政治
   下で公文書管理は廃棄・改ざんと乱れに乱れました。でも、どこかのレベル
   で個人メモに残していると思いますが。

    では、陸上幕僚監部で「大臣、それはなりませぬ」と諫言した人はいなか
   ったのでしょうか。儀仗隊を元防衛庁長官の家族葬に派遣した過去事例が3
   件あるということですから、良くないことと思う人がいても「はい、わかり
   ました」ということなんでしょう。


    私の結論は、
     陸上自衛隊特別儀仗隊を家族葬に派遣することは、
     総理大臣、防衛大臣等による公私混同甚だしく、
      訓練された精鋭自衛隊組織を、
      本来の任務目的から外れた私用の役務に使役するものなので、
     総理大臣および大臣等防衛省幹部の綱紀粛正に資するため、
     「自衛隊の礼式に関する訓令」に禁止条項の追加を願うものです。


   終わりに、ぜひ、「自衛隊の礼式に関する訓令 」をここでクリックして、一見
  していただくようお願いいたします。チラッと一見するだけで、こんなに細かな
  規定があるのです。それにもかかわらず総理大臣、大臣経験者の「家族葬」規定
  が無いのは、自衛隊の公的任務ではないからです。
  
   家族葬のような私的行事に総理大臣や防衛大臣が介入して、特別儀仗隊を派遣
  する指示命令を下すのは「不法行為」であります。

   この「訓令」をチラ見すれば、大臣、総理大臣らの無法な振る舞いが皮膚感覚
  でわかることと思いますので、ぜひ、一見してくだるようお願いいたします。

    下に、防衛省HPから転記した防衛大臣、副大臣の記者会見記を掲載しました。
   ご覧ください。大臣、副大臣のあまりに緩すぎる答えに情けなくなります。

   同じく下に、「安部元首相国葬に関する防衛省令」を転記しました。
   防衛省令の実例ですので、ご覧ください。




 定例記者会見 2022.07.28.午後 磯崎仁彦副官房長官


 (記者)
   7月12日に増上寺で行われました安倍元総理の葬儀に特別儀仗隊の派遣があ
 りました。このことでございます。
 
   安倍元総理は総理を退かれており、すでに自衛隊の最高指揮官ではないとい
 うなかで、特別儀仗隊を派遣した理由をお聞かせください。

  また、これまで元首相や国会議員の葬儀に儀仗隊を派遣した事例があるのか
 も教えてください。儀仗隊を葬儀に派遣する基準や法的根拠についてもお願い
 します。


(副官房長官)
   お尋ねの件につきましては、自衛隊の最高指揮官であった元内閣総理大臣の
  葬儀に際し、防衛省・自衛隊としての弔意を表すために、自衛隊法第6条に規
 定をします自衛隊の礼式として儀仗を実施したものという風に承知を致してお
 ります。

  これまでにも、元内閣総理大臣、また元防衛大臣等の葬儀に際し、ご遺族の
 ご意向もふまえながら儀仗を実施しているものと承知を致しております。


    ----------------------------------------


  定例記者会見 2022.08.30.午後 浜田靖一防衛大臣
(2022.08.10.から現職)


(記者)
  話題変わりまして、安倍元総理の家族葬についてお伺いいたします。
  7月に行われた、安倍元首相の葬儀に陸上自衛隊の儀杖隊が参列したことを
 めぐって、戦後の首相経験者の家族葬としては、初めてだったというふうに報
 じられておりますけれども、事実関係と他の総理経験者の方との対応の違い、
 こういうふうになった経緯など、教えてください。

    
(浜田防衛大臣)
  自衛隊の最高指揮官であった元内閣総理大臣について、国葬儀や内閣と党と
 の合同葬に際しては、政府としての弔意表明が行われることも踏まえ、葬儀の
 儀仗についてご遺族のご意向を確認した上で儀仗を実施しておるところであり
 ます。

  また、その際に、ご遺族から、合同葬に加え、地元で行われる葬儀における
 儀仗のご希望があった時は、併せて儀杖を実施しております。

  安倍元内閣総理大臣のご逝去に際しては、ご遺族で執り行われる通夜・葬儀
 の当日に、政府としての弔意を表すため、半旗を掲揚することとされました。

  このことを踏まえ、防衛省・自衛隊としては、家族葬に際し、ご遺族のご意
 向を伺った上で防衛省・自衛隊における弔意表明の一環である儀仗を実施しま
 した。

  なお、元防衛庁長官の家族葬への参列につきましても、訃報に接した際に、
 ご遺族のご意向を確認し、対応をしております。

  今後の元内閣総理大臣の葬儀における儀仗についても、政府としての対応を
 踏まえた上でご遺族のご意向を確認して対応してまいりたいと思っております。



    ----------------------------------------


  定例記者会見 2022.09.20.午後 浜田靖一防衛大臣


(記者)
  関連してもう1問伺います。
  安倍元総理の葬儀に儀仗隊などが参加するのは、私的な葬儀に次いで、今度
 公的な国葬ということになりますが、自衛隊発足後、歴代防衛庁長官、あるい
  は総理大臣、防衛大臣OB、全て含めて、私的な葬儀と公的な葬儀2回にわた
  って自衛隊が儀仗などを行う例というのはありましたでしょうか。



(浜田防衛大臣)
  たまたま今回の場合は、この国葬を決める前に、ようするに1つの家族葬と
 いうか私的な部分でも葬儀があったわけでありますので、その流れの中で、結
 果的にたまたま2回、この儀仗を行うということになったわけでありますので、
  その意味では今回が初めてということだと思います。


(記者)
   歴代総理大臣は、私的な葬儀と別に、内閣・自民党合同葬であるとか、ある
 いは、国民葬という形で、私的な葬儀と公的な葬儀を分ける場合もありますが、

  なぜその時は2回やらずに、今回だけ2回行うわけですか。


(浜田防衛大臣)
   その時には、私が今、適切な情報を持っておりませんので、細部については
 ですね、また事務方の方にお問い合わせをいただきたいというふうに思うわけ
 でありますが、我々とすれば、今回のタイミング、いろいろな状況によって、
 我々のできることをしっかりやっていくということは、これは間違いのないこ
 とでありますので、この辺のところ細かな部分については、また事務方に聞い
 ていただければというふうに思います。



      ------------------------------------------------


 令和四年防衛省令第十号
 故安倍晋三国葬儀における自衛隊の礼式に関する省令


  自衛隊法(昭和二十九年法律第百六十五号)第六条の規定に基づき、故安倍
 晋三国葬儀における自衛隊の礼式に関する省令を次のように定める。
   令和四年九月二十一日             防衛大臣 浜田 靖一

    故安倍晋三国葬儀における自衛隊の礼式に関する省令

 (礼式)
 第一条 故安部晋三国葬儀に際し、自衛隊が儀礼を行う場合の礼式は、儀じょ
  う、と列及び弔砲とする。儀じょうに際しては、弔銃を行うものとする。
 (礼式の目的)
 第二条 儀じょうは、ひつぎを警護し、及びこれに敬意を表するために
  行う。
 2 と列は、ひつぎを途上において送迎し、及びこれに敬意を表するために
  行う。
 3 弔砲は、故人に対し弔意を表するために行う。
 (委任規定)
 第三条 第一条の礼式の実施に関し必要な事項は、防衛大臣が定める。
    附 則
  この省令は、公布の日から施行する。


    --------------------------------------------------------

 
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国葬世論調査結果と二階俊博氏発言について

2022-09-17 17:55:11 | Weblog


 TBSのCS放送で9月16日、二階俊博自民党元幹事長のインタビュー番組がありました。この中で、「安部元首相国葬」についての二階氏発言に反発の声が上がっています。このことについて所感を書きます。


 人づてでなく正確な発言を参照できるよう、二階氏発言を収録したインタビュー番組をユーチューブから文字化して、この記事の後ろの方に掲載しました。必要の折があれば一瞥してくださるようお願いいたします。
 

 まず「国葬賛否を問う」世論調査の結果を見ておきます。

 
             (国葬賛成) (国葬反対) (調査実施日)
    朝日新聞9月調査   38%    56%   9月10日~11日実施
    毎日新聞8月調査   30%    53%   8月21日~22日実施
    NHK 9月調査   32%    57%   9月09日~11日実施  
 NNN・読売新聞9月調査    38%      56%      9月02日~04日実施  

   ※朝日新聞と読売新聞のデータが同じ数字ですが、まちがいではありません。



二階氏発言1
「まあ淡々とやることです。やり終わったら、『反対』といった体質の人たちもね、必ず良かったなと思うはず、日本人なら 


 「やり終わったら …… 必ず良かったなと思うはず、日本人なら  
 終わってしまえば、確執は水に流せ。忘れてしまえ。それが日本人だ。

 これは、政治に合理的でないことがあっても文句を言うな(国葬に文句を言うな)、いつまでもしつこく言うやつは、日本人じゃないぞ、ということを言っています。


 マスコミ4社の最近の世論調査の結果は、「国葬反対」が53%~57%です。
 世論調査で半数を超える国葬反対日本人を『日本人なら』と責める二階さんこそ、ほんまもんの日本人ですか?  



二階氏発言2
「そういうのが亡くなったんですからね、みんなやっぱり黙って手を合わせてあげたらいいんだってね。」


 ここは同意。そうなんですよ。安倍晋三元首相は、1954.9.21. 生 ─ 2022.7.8.没で、死没は満67歳です。死ぬにはまだ早い。そのうえ不慮の横死です。


 私は安部氏の政治には一貫して批判してきました。その私でさえ、なんとしたことか・かわいそうに、という想いに囚われて、安部氏が犠牲者になったその日一日を過ごしました。それは列島に安部ショックが走った一日でした。


 あまりにも突然のできごとで、しかも殺人でしたから、数えきれない無数の人々が私が味わったような想いに沈んだことでしょう。


 誰にも言われなくったって、無数の人々がこの悲劇に対して黙とうし、手を合わせました。あちこちの街角に翌日も翌々日も、その次の日もまたその次の日も重ねられゆく花花は無数の人々が悼んでいる心の象徴でした。しかし二階さんには、人々のあたりまえの心根が見えない。



二階発言3
国葬がどうだこうだなんてね、こんな時に議論すべきでないんだよ。議論があったって控えるべきだよ。


 7月12日、陸上自衛隊特別儀仗隊・中央音楽隊が派遣された安部晋三家族葬が大々的に行われました。葬儀は悲しみを共有する弔問客や増上寺周辺で立ち見する人たちで溢れていました。その模様は各局のテレビニュースやワイドショーで粛々と放送されました。


 参院選挙戦さ中に殺された悲劇の人の葬儀にふさわしい心持ちを共有する形で、全国の人々がテレビ各局の報道映像を見守りました。人々は報道映像を見ることによって葬儀に参加していたのです。まさに日本中が、満67歳という平均寿命にはまだ遠い死を悼んだのでした。

 そして、白昼衆人環視の中の元首相殺害という悲劇に遭遇して動揺した人々の心持ちは、盛大に執行された安部晋三家族葬が終わったことで一区切りがついて、ほっとしたことでした。 


 人々の安部元首相を悼む自然な心持ちは、特別儀仗隊まで派遣されて大々的に執行された安部晋三家族葬が終わったことで、一段落したのです。


 ですから、二階さんが国民相手に「こんな時に」 と言い聞かせるのは、お門違いというものです。二階氏が言い聞かせるべき相手は、「こんな時に」国葬議論を呼び起こした岸田首相なのです。 


 さらに、現在の「国葬」は、内閣がやると決めたものは正当な国の儀式であるといったていどのいい加減なものですから、議論はなおやかましいものになって当然です。この責めがあるとすれば、それは政治家が負うべきものです。


 安部元首相の国葬とは、国家による政治的行事であり政治的儀式です。 制度的にあいまいな国葬、政治上の利害得失を計ってこその国葬です。 
 国民・人々の心持とはまったく区別して考えなければなりません。
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  2022.09.16.
 
 国会トークフロントライン(TBSのCS番組)
  政治担当解説委員・元「時事放談プロデューサー」
  石塚博久

 
〘対談する人〙 元自民党幹事長 二階俊博



〇 石塚
  これがその、これから岸田政権が取り組んでいかなきゃいけない日程がこち
 らです(※日程パネルを掲示)。まあ、「黄金の3年」といわれたのがウソの
  ような、もうなんか山続きというか。


  ま、ちょっと振り返ると、7月8日に安倍元総理が銃撃され、内閣改造は前倒
 し8月10日で、沖縄は負けましたと(※沖縄県知事選9月11日)。
  ここですよね(※パネルの9月27日を指さして)、国葬。

  この混乱がまあ、その、支持率にも関わってきている大きな原因の一つだと
 いうことだと思うんですけど、心静かに見送りたいのですがね、
反対論も広が
 っちゃっていると。直近が38%賛成で、反対が56%にもなってると、国葬に
 関して。
どうご覧になりますんでしょうか。

〇 二階
   「まあ淡々とやることです。やり終わったら、『反対』といった体質の人た
  ちも必ず良かったなと思うはず、
日本人なら

〇 石塚
  これやっぱりこの、振り返るに、まあ根回し問題ですよね。野党の根回し
 とか、国会での議論問題。7月8日に亡くなって、で、それ、14日もういきな
 り会見で言っちゃったと、野党へのね。

〇 二階
  まあしかしね、国葬にしましょうよと上がってくる、みんなの声がね、上
 がってくるようなことを。ま、そこがね、あのう、ある意味ではずるくない
 んですよ。正直なんだよね。だけどそこは、みんなの声が上がってくるのを
 待ってやるっていうね、そういうテクニックがあっても良かったんだけど、
 まあ、いいじゃないですか、ね。

〇 石塚
  そこが政治技術なんですよね。

〇 二階
   それが、長年務めてたら、そういうのが亡くなったんですからね、みんな
 やっぱり黙って手を合わせてあげたらいいんだってね。国葬がどうだこうだ
 なんてね、こんな時に議論すべきでないんだよ。議論があったって控えるべ
  きだよ。


〇 石塚
  実際、そうなんですよね。そういう議論になちゃったっていうところが …
 … うーん、みんなが惜しまれるんですよね。で、まあ実際、あと立憲民主党
 ですか、なんか質問書を出して、回答が不十分だと。で、ええそれで ……

〇 二階
  (さえぎって)不十分だという回答は今度の選挙の時に国民がくれるよ。

〇 石塚
  なるほど、選挙結果に出るだろうと。まあだからこういうその、ま、野党
 が執行部、泉代表以下執行部が欠席と。これをどう考えますですか。

〇 二階
   宣言する人は後々長く反省するだろうからなあ …まあいいじゃないですか。
   なるほどこんなもの欠席しようがしまいが、国政に関係ないんだから。
 席して存在感を示そうと思うんだけど、世の中に、あんまり賢くないなあと
  いうことを印象づけるだけですよ。選挙で取り戻すのは大変だぞ。


〇 石塚
  なるほど。あとここでもう一度うかがっておくと、費用ですよね。最初、な
 んかその2億5000万だっていう話が、なんか途中から16億6000万、警備費も
 含めるとこうなるんだって …。

  まあ最初は出せないって言ってたのが出てきて、普通の人からみればやっ
 ぱり反対があるから小さく見せようとしたんじゃないかって思われちゃうわ
 けですよね。で、そもそもこの16億ですむのかって議論もあるわけだし、そ
 れはどうご覧になりますか。

〇 二階
  まあ誰が見たって、ちょっと費用がかかりすぎじゃないかっていうこと
 は、それは思うんですよね。

  思うんだけども、国際社会における日本が国葬の際に混乱が生じたとか
 ね、犠牲者が出とかそんなことがあったんじゃ、これ国益としては取り返し
 のつかないことになる。そう思えばね、多少の費用は惜しむことなく、万全
 を期してやり遂げることですよね。

〇 石塚
  そのための警備の費用にたくさんお金をかけるというのは理解されると思
 うんですけど、これで小出しに出すとですね、最初2億5000万で、そのあと
 16億ってなると …。

〇 二階
  それはそうだよね。もっと早くから出せばいいから。かかりすぎること
 は、かかりすぎるよね。

 

    -----------------------------------------------------------


朝日新聞全国世論調査(電話)〔国葬について〕
9月10日、11日実施 ()内は前回8月27日、28日の数字 小数点以下は四捨五入

    ( 賛 成 )( 反対 )(その他・答えない)
 8月  36%   50%    6%      
8月27日~28日実施
 9月  38%   56%    6%      
9月10日~11日実施



毎日新聞 世論調査 8月21日~22日実施(携帯536件・固定429件の有効回答)  
           前回は、7月16日~17日実施

    ( 賛 成 )  ( 反対 ) (どちらとも言えない)
 7月   36%   48%    15%      7月16日~17日実施
 8月   30%   53%    17%      8月21日~22日実施



NHK世論調査
  ※「評価する」を「賛成」に、「評価しない」を「反対」に、書き換えました。

   ( 賛 成 ) ( 反対 )  (わからない・無回答)
 8月    36%   50%     14%     8月05日~07日実施
 9月    32%   57%     11%     9月09日~11日実施



NNN・読売新聞 全国世論調査
  ※「評価する」を「賛成」に、「評価しない」を「反対」に、書き換えました。
    
    ( 賛 成 )( 反対 ) (答えない)
 8月   49%   46%     5%  
 8月10日~11日実施
 9月   38%   56%     6%   9月02日~04日実施


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安部元首相国葬はエリザベス女王国葬にくらべるべくもなく、 ‥‥ 岸田首相の国葬外交は国費浪費に終わるだろう

2022-09-11 03:39:47 | Weblog


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2022-09-11
安部元首相国葬はエリザベス女王国葬にくらべるべくもなく、 ‥‥ 岸田首相の国葬外交は国費浪費に終わるだろう


 
 英国では今年6月2日から5日までエリザベス女王在位70周年記念式典がつづきました。エリザベス女王の即位は1952年2月6日(戴冠式は1953年6月2日)です。

 この記念式典から3か月後の9月8日、エリザベス女王がお亡くなりになりました。在位、満69年3か月。 …… 安部晋三元首相の憲政史上最長総理在職日数3188日。島国日本の岸田首相が誇る憲政史上最長は、島国イギリスの女王在位69年3か月に大敗、という結果になります。

 英国女王の葬儀は10日後とされていました。そのため9月8日死去または9月9日弔砲を基準にして、9月18日か9月19日のどちらかと推測されていました。わたしは英国BBCのサイトをウォッチしていましたが、今日9月9日午前1時ごろに「葬儀は9月19日」と記事が掲載されました。
 
 9月8日に亡くなられた英国エリザベス女王の国葬が、9月19日に決まりました。日本から明仁今上天皇が弔問のため訪英されます。


 安部晋三元首相の国葬は、エリザベス女王国葬の僅か8日後、9月27日に予定されています。

 英国女王の逝去前にすでに、岸田首相が期待をかけていた外国首脳の国葬来日が当初想定より減って、首脳級来日に代わる国が出ていました。

 そこへ予定外に英国女王国葬が8日間先行します。

 安部元首相国葬に弔問訪日を検討していた国であっても、首脳または首脳級の派遣について、エリザベス女王国葬に比重を置くのが常識的なところでしょう。

 エリザベス女王国葬と安部元首相国葬とが8日の間を置いて並び立てば、天秤は圧倒的にエリザベス女王に傾く。

 岸田首相が期待する安部元首相国葬の外交上の効果はがた落ちになる。エリザベス女王国葬の2番煎じの出がらしになり果てる。

 外交する国の首脳・首脳級にとってはエリザベス女王国葬の記憶が永く残り、安部元首相の国葬は早々に忘れ去られるでしょう。

 安部元首相国葬の場合、岸田首相が主宰者になります。来日外国首脳との弔問外交などと華々しいことを岸田首相は言いますが、二三の主要国首脳を除けば、もともと期待できる外交効果など「あいさつ交換」でいどのものです。

 そのうえ、一時に多数の弔問客のすべてと対面協議ができるはずもない。大国と中小国とでは接遇に差があるわけなので、自国では権力を振るっている中小国首脳にとって快いはずがない。弔問外交などと言うけれど、安部元首相を材料に使って、主役の岸田首相が満足するだけで、得るところは何もないでしょう。


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安部元首相「国葬演出業務」落札結果に不透明感漂う 落札会社のムラヤマは「桜を見る会」で知名度が高い

2022-09-05 02:18:09 | Weblog

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2022-09-11
安部元首相国葬はエリザベス女王国葬にくらべるべくもなく、 ‥‥ 岸田首相の国葬外交は国費浪費に終わるだろう


 
9月27日挙行予定の「安部元首相国葬」の演出業務が落札されました。
落札金額は、1億7600万円。落札会社はムラヤマ。

発注者は内閣府。
入札形式は一般競争入札。
応札会社はムラヤマ1社のみ。
これは、随意契約も同然という結果です。

応札会社が1社だけなら、「入札不調」として入札を取りやめにします。
そして後日に再度入札をやり直します。
これが原則的なやり方です。

1社応札になった理由としては、入札情報公開日から入札予定日までの日数が短すぎるということが考えられます。

入札情報の周知期間が短いと、当該入札情報を知らないうちに終わってしまうことがあります。

入札情報の周知期間が短いと、入札業務仕様書の疑問点の理解や金額積算が間に合わないで、入札参加できなかったということもあります。

発注者側の意図を汲んだ会社が落札できるように、周知日数を短くしたり、入札仕様書を細工したり、ということもあります。ただし、発注者側はこれを真っ向から否定するのが常です。

安部元首相の友人が理事長を務める加計学園獣医学部新設問題で、周知日数が考えられないほど短く設定されていました。

落札会社のムラヤマは、安倍首相時代の2015年から2019年、「桜を見る会」の仕事を5年連続で落札していた実績があります。

この契約が随意契約によるものか、あるいは公開入札によるものか、私は調べておりません。もちろん随意契約なら問題あり。

もし、公開入札で5年連続落札であったならば、競合会社が安倍=ムラヤマ案件と認識して、高値札を入れている可能性が高い。闇談合です。

5年連続で「桜を見る会」の仕事をした実績があれば、ムラヤマは発注者にとって使いやすい便利な会社になっているでしょう。

2019年の「桜を見る会」では、内閣府が入札公告前にムラヤマなどと打ち合わせをし、開催スケジュールを伝えたことが発覚し、野党などから批判を浴びた経緯があります。(毎日新聞デジタル2022/9/2 22:29 ) 

ああ、安倍遺産。
不透明感漂う。


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<安倍国葬> 総理経験者9人在職日数ランキング / 安倍晋三元首相の政治経歴

2022-08-19 09:48:15 | Weblog






総理大臣経験者で国葬になったのは「伊藤博文と安倍晋三」と後世歴史に残ることになりました。 

昭和敗戦後の民主主義日本国で国葬になったのは「貞明皇后・昭和天皇(正確には皇室典範に基づく大喪の礼)と安倍晋三」と後世の歴史に残ることになりました。 

(2022.08.20.訂正)
 申し訳ございません。訂正です。国葬に貞明皇后を追加しました。貞明皇后は昭和天皇の
 母后で、1951(昭和26).06.22.に大喪の儀が執り行われています。




<総理経験者9人の総理在職通算日数と大臣在職通算日数を比較する>

〇初代 伊藤博文  総理在職通算2720日 卿・大臣在職通算3076日 計5796日
        (枢密院議長在職通算1606日 韓国統監在職通算1272日 計2878日)

〇19代 原 敬     総理在職通算1133日   大臣在職通算1821日 計2954日

〇27代 濱口雄幸  総理在職通算  652日  大臣在職通算  468日 計1120日   

〇29代 犬養 毅     総理在職通算   156日 大臣在職通算  340日 計  496日

〇30代 齋藤 實     総理在職通算   774日 大臣在職通算 1403日 計2177日 

〇20代 高橋是清   総理在職通算   212日 大臣在職通算 3886日 計4098日 

〇45代 吉田 茂     総理在職通算  2615日 大臣在職通算   249日 計2864日 

〇20代 佐藤榮作   総理在職通算  2798日 大臣在職通算 1515日 計4313日 
 
〇90代 安倍晋三   総理在職通算  3188日 大臣在職通算   371日 計3559日  


        ―・―・―・―・―・―・― 


<総理経験者9人――在職日数順位>

    (総理在職通算日数)  (大臣在職通算日数)  (総理日数+大臣日数  計)   
 1位 安倍晋三 3188日  1位 高橋是清 3886日  1位 伊藤博文 5796日   
 2位 佐藤榮作 2798日  2位 伊藤博文 3076日  2位 佐藤榮作 4313日
 3位 伊藤博文 2720日  3位 原 敬  1821日  3位 高橋是清 4098日
 4位 吉田 茂 2615日  4位 佐藤榮作 1515日  4位 安倍晋三 3559日
 5位 原 敬  1133日  5位 齋藤 實  1403日    5位 原 敬  2954日
 6位 齋藤 實   774日  6位 濱口雄幸 468日  6位 吉田 茂 2864日 
 7位 濱口雄幸   652日  位 安倍晋三 371日  7位 齋藤 實 2177日
 8位 高橋是清   212日  8位 犬養 毅 340日  8位 濱口雄幸 1120日
 9位 犬養 毅   156日  9位 吉田 茂 249日  9位 犬養 毅   496日

  ※1.伊藤博文は、総理・卿・大臣・枢密院議長・韓国統監在職は通算計8674日。
     飛びぬけている。
  ※2.安倍晋三の大臣就任は官房長官のみ。


<安倍晋三元首相異例の経歴>

安倍元首相の大臣経験は、第3次小泉内閣・改造内閣の371日だけです。そのまま小泉純一郎の後を引き継いで2006年、第90代内閣総理大臣に上りました。

異例の経歴というのは、内閣官房長官のみという大臣経歴371日の前に、内閣官房副長官1176日という経歴を踏んでいることです。

内閣官房副長官は副大臣級で内閣の閣僚ではありません。それにもかかわらず閣僚名簿に掲載されていることでほかの副大臣以上の要職であることがわかります。

政務担当の内閣副官房長官は、官房長官や総理大臣を助け、時にはその代理を務め、内政外交の国務全般に関わります。官房長官が閣僚を統制するように、官房副長官は副大臣を統制します。

安倍元首相は2000年7月から2003年9月まで、第2次森喜朗内閣から第1次小泉純一郎内閣まで引き続いて官房副長官を務めました。森喜朗が安倍晋三を登用し、引き続き登用するよう小泉純一郎にすすめたと言われています。

このあたりの事情を知ると、安倍晋三首相(当時)が東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会会長に森喜朗を招請した人間関係が理解できます。世話になった恩に報いるという麗しい人情噺なんですが、利権が群がるフィールドのお話でもあります。政治権力と利権の継承がこのように進むという実例です。

森・小泉の下で連続1176日という長い官房副長官修行が終わりました。これは政府全般にわたる動かし方の下見習いです。

つづいて安倍元首相は自民党の党務の要職、自民党幹事長を2年ばかり務めます。
自民党統制のメカニズム実習です。

誰が引き立てたのか? 
当時の自民党総裁は小泉純一郎首相(当時)です。
後ろ盾である森喜朗前首相(当時)の力も大きい。

森も小泉も安倍も、自民党の清話会系です。

小泉純一郎は総理大臣の終わりに、第3次小泉内閣で安倍晋三を官房長官(在職371日)に取り立てました。小泉内閣の次の内閣は、第1次安倍晋三内閣で2006(平成18)年に成立しました。

要するに、森―小泉―安倍の清話会政治が長年つついてきました。

安倍元首相は、官房副長官1176日、官房長官371日、計1547日という政権中枢養育を森・小泉から受けて、第一次安倍内閣という花と開きました。

もう一つ、教育歴も世間の風に触れない純粋育ちです。成蹊学園の小中高大エレベーターで卒業しています。成蹊学園は東京都武蔵野市吉祥寺にあって、小中高大ワンキャンパスだそうです。東京生まれ、東京育ち、成蹊一貫育ち、それでいて衆議院は山口県選出です。


<安倍政治>

そして経済の分野では、小泉純一郎の規制緩和信奉が始まり、「グローバル」と鳴いて飛びまわる竹中平蔵に実務を任せました。

安倍晋三は竹中平蔵という人材をそのまま受け継ぎ、グローバル経済・規制緩和という経済政策の骨格を小泉内閣から継承し、より拡大してきました。

グローバル化というのを荒っぽくひとことで言えば、ニューヨーク・マンハッタン、ウォールストリート金融筋の野心に応じるもの――と、私は思っています。

規制緩和というのは、これも荒っぽくひとことで言えば、国内では経済界の要請、外国からは外資系筋の要請を歓迎するもの――と、私は思っています。

生活の点では、一般大衆の収入低迷または低下、規制緩和に伴う労働強化に相応しない収入という点で、金融所得・不動産所得と労働所得との格差拡大が広がる一方の安倍時代でした。もっともこの点も小泉内閣から継承拡大したと言ってよいと思います。

安倍政治はこのように、中・低所得層の国民生活にとって何のメリットも見られません。そして国内社会最大の課題である少子化政策についても、見るべき進展がないままに終わっています。

安倍治世下で庶民大衆の生活は一般に苦しくなって良いところがなかった。

 しかし安倍政治で評価できることが一つ、あります。外交戦略の「自由で開かれたインド太平洋構想」です。これは今後の日本の外交指針の基本になっていくものと考えられます。

「自由で開かれたインド太平洋構想」は私も歓迎しております。しかし米国の虎の威を借りる狐のごとき軍事に偏るのではないかという心配があります。中国・韓国を始めアジア人一般に対する日本優越意識の強い日本人も多いように思われます。アジアの国を十分に尊重して、中国に対しても軍事に偏らない外交を期待します。なんとしても戦争は避けたい。



〘第90代:安倍晋三〙 1954(昭和29).09.21.生 - 2022(令和04).07.08.没
           総理在職通算3188日 大臣在職通算371日 計3559日
 
 
  *2000(平成12).07.04. - 2001(平成13).04.26. 内閣官房副長官 297日
                          (第2次森喜朗内閣)
   *2001(平成13).04.26. - 2002(平成14).09.29. 内閣官房副長官 522日
                         (第1次小泉純一郎内閣)
   *2002(平成14).09.30. - 2003(平成15).09.21. 内閣官房副長官 357日
                        (第1次小泉内閣第1次改造内閣)
   *2003(平成15)年9月 - 2004(平成16)年9月 自民党幹事長
 
 
   (注)参考に、党役職経歴と官房副長官職を記載しました。
      ただし、官房副長官は大臣ではなく、閣僚ではありません。 

  2005(平成17).09.21. - 2005(平成17).10.30. 内閣官房長官 39日
                        (第3次小泉内閣)
  2005(平成17).10.31. - 2006(平成18).09.26. 内閣官房長官 332日
                        (第3次小泉内閣改造内閣)
  2006(平成18).01.14. - 2007(平成19).09.26. 第90代 内閣総理大臣 366日
                          (第1次安倍晋三内閣)
  2012(平成24).12.26. - 2014(平成26).12.24. 第96代 内閣総理大臣 729日
                          (第2 安倍晋三内閣)
  2014(平成26).12.24. - 2017(平成29).11.01. 第97代 内閣総理大臣1044日
                          (第3次安倍晋三内閣)
  2017(平成29).11.01. - 2020(令和02).09.16. 第98代 内閣総理大臣1051日
                          (第4次安倍晋三内閣 )


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<安倍晋三元首相国葬の件> 比較資料として総理経験者9人の総理歴・大臣歴を見る

2022-08-12 09:19:44 | Weblog






 参議院選挙の渦中にある7月8日奈良市で午前11時過ぎ、安倍元首相が自民党候補の応援演説を始めてまもなく銃撃されて、午後5時3分にお亡くなりになりました。

 岸田首相は、7月14日に安倍元首相を国葬にすると発表しました。
 悲劇への衝撃から国葬の驚きへ。‥‥なぜ国葬なの?
 岸田首相は、その「なぜ?」を簡潔に説明しました。
 国民を説得するための「国葬アピールポイント」です。
 国葬アピールの一については、前回8月8日付記事に所感を書きました。



 国葬アピールポイントの二は、安倍元首相の総理在職期間が憲政史上最長である、ということです。


 安倍元首相の死は参議院選挙のさ中、自民党候補の応援演説中のできごとです。犯行動機は統一教会(旧称)と安倍元首相との関係を見据えた信者家族による私怨。まさしく自民党に捧げた死でありました。  


 〈岸田首相発言 2022-07-14記者会見〉

  「 安倍元総理におかれては、憲政史上最長の8年8か月にわたり、卓越した
  リーダーシップと実行力をもって、厳しい内外情勢に直面する我が国のため
  に内閣総理大臣の重責を担った」




 総理在職日数が憲政史上最長とは、オリンピックなら金メダル。総理在職日数で、安倍晋三氏は内閣制度初代総理大臣伊藤博文の上に立つ。「国葬」ならば伊藤博文に並び立つ。昭和天皇崩御の折の大喪の礼は、事実上の国葬と言ってよい。然らば1945年敗戦以後の日本では、安倍晋三氏国葬は、昭和天皇に並び立つではありませんか。日本の政治は正常な判断力を失っている。



        ―・―・―・―・―・―・



 殺害された6人の総理経験者、吉田茂氏、佐藤榮作氏、安倍晋三氏‥‥9人の総理在職日数と大臣在職日数を調べてみましょう。  ※官邸「歴代内閣」HPから集計した


〘初代:伊藤博文〙 
1841(天文12).09.02.生 - 1909(明治42).10.26.没
          総理在職通算2720日 卿・大臣在職通算3076日 計5796日
       枢密院議長在職通算1606日 韓国統監在職通算1272日 計2878日
 
  1873(明治06).10.25. - 1878(明治11).05.15. 初代 工部卿 1663日
  1884(明治17).03.21. - 1885(明治18).12.22. 第3代 宮内卿 642日
  1885(明治18).12.22. - 1887(明治20).09.16. 初代 宮内大臣 633日
  1887(明治20).09.17. - 1888(明治21).02.01. 外務大臣 臨時兼任 138日
  1885(明治18).12.22. - 1888(明治21).04.30. 第1次伊藤内閣
                         初代 内閣総理大臣 861日
 
          *1889(明治22).02.11. 大日本帝国憲法発布(黒田内閣)
  1888(明治21).04.30. - 1889(明治22).10.30. 初代 枢密院議長 578日
  1892(明治25).08.08. - 1896(明治29).08.31. 第2次伊藤内閣
                     第5代 内閣総理大臣 1485日
  1898(明治31).01.12. - 1898(明治31).06.30. 第3次伊藤内閣
                     第7代 内閣総理大臣 170日
                
*1900(明治33). 立憲政友会結党 初代総裁
  1900(明治33).10.19. - 1901(明治34).05.10. 第4次伊藤内閣
                     第10代 内閣総理大臣 204日
                   
*1903(明治36). 立憲政友党 総裁辞職
  1903(明治36).07.13. - 1905(明治38).12.21. 第8代 枢密院議長 893日
  1905(明治38).12.21. - 1909(明治42).06.14. 韓国統監府
                         初代韓国統監 1272日
                     
*1909(明治42). 韓国統監 辞職
  1909(明治42).06.14. - 1909(明治42).10.26. 第10代 枢密院議長 135日
 
       *1909(明治42).10.26. 中国黒竜江省省都ハルビン駅構内で韓国人
                    安重根の拳銃テロにより10.26.死去
                          *1910(明治43) 日韓併合



〘第19代:原 敬〙
 1856(安政03).02.09.生 - 1921(大正10).11.04.没
          総理在職通算1133日 大臣在職通算1821日 計2954日
 
  1906(明治39).01.07. - 1908(明治41).07.14. 内務大臣 920日
                      (第1次西園寺公望内閣)
  1911(明治44).08.30. - 1912(明治45=大正01).12.21. 内務大臣 480日
                         (第2次西園寺公望内閣)
  1913(大正02).02.20. - 1914(大正03).04.16. 内務大臣 421日
                      (第1次山本権兵衛内閣)
  1918(大正07).09.29. - 1921(大正10).11.04. 第19代 内閣総理大臣 1133日
               *1921.11.04.東京駅構内で心臓を刺され、ほぼ即死


〘第27代:濱口雄幸〙 1870(明治03).05.01.生 - 1931(昭和06).08.26.
            総理在職通算652日 大臣在職通算468日 計1120日

  1924(大正13).06.11. - 1926(昭和01).01.29. 大蔵大臣
                      (第24代 加藤高明内閣)123日
  1926(昭和01).01.30. - 1926(昭和01).06.02. 大蔵大臣 123日
                      (第25代 第1次若槻禮次郎内閣)
  1926(昭和01).06.03. - 1927(昭和02).04.20. 大蔵大臣 222日
                      (第25代 第1次若槻禮次郎内閣)
  1929(昭和04).07.02. - 1931(昭和06).04.14. 第27代 内閣総理大臣 652日
  *1930(昭和05).11.14. 東京駅ホームで統帥権干犯批判という動機で濱口を銃撃。
                 濱口重傷で翌年1931.4.14.総理辞職、同8.26.死去。

 

〘第29代:犬養 毅〙
 1855(安政02).06.04.生 - 1932(昭和07).05.15.没
           総理在職通算156日 大臣在職通算340日 計496日

  1923(大正12).09.02. - 1924(大正13).01.07. 逓信大臣 121日
                      (第2次山本權兵衛内閣)
  1924(大正13).06.11. - 1926(大正15).01.28. 逓信大臣 229日
                      (加藤高明内閣)
  1931(昭和06).12.13. - 1932(昭和07).05.16. 内閣総理大臣
      *1932.05.15.夕刻、公邸にて海軍将校ほかの襲撃を受けた。至近距離から
       頭部左右各1発拳銃で撃たれ、午後11時半ごろ絶命。(五・一五テロ事件)


〘第30代:齋藤 實〙
 1858(安政05).12.02.生 - 1936(昭和11).02.26.没
           総理在職通算774日 大臣在職通算1403日 計2177日
           宮中内大臣府内大臣 63日  *軍人(海軍大将)政治家

  1906(明治39).01.07. - 1908(明治41).07.14. 海軍大臣 920日
                      (第1次西園寺公望内閣)
  1912(大正01).12.21. - 1913(大正02).02.20. 海軍大臣(桂太郎内閣)62日
  1913(大正02).02.20. - 1914(大正03).04.16. 海軍大臣 421日
                      (第1次山本権兵衛内閣)
  1932(昭和07).05.26. - 1934(昭和09).07.08. 内閣総理大臣 774日
  1935(昭和10).12.26. - 1936(昭和11).02.26. 宮中内大臣府 内大臣 63日
 

 <1936.02.26.午前5時ごろ出動、二・二六陸軍反乱事件>
  
 中隊長クラスの青年陸軍将校が近衛歩兵連隊・第1師団歩兵連隊から1400名
   ほどの下士官・兵を指揮動員して反乱。

    元総理・高橋是清大蔵大臣‥‥反乱部隊100名が私邸を襲撃。
                  拳銃で撃たれ、軍刀で止めを刺されて即死。
    元総理・斎藤實内大臣‥‥反乱部隊150名で私邸を襲撃。
                即死遺体には機関銃弾多数が撃ちこまれていた。
    渡辺錠太郎 教育総監・陸軍大将‥‥私邸で襲撃を受け即死。
    総理秘書官松尾伝蔵陸軍大佐‥‥首相官邸にて即死。岡田総理と誤認された。
                   応戦した警官4名即死。官邸襲撃部隊300。
    岡田啓介総理大臣‥‥無事だった。反乱軍は松尾陸軍大佐を岡田首相と誤認。
    渡辺錠太郎 教育総監・陸軍大将‥‥私邸襲撃を受け即死。
    鈴木貫太郎侍従長海軍大将‥‥反乱軍150で官邸襲撃。鈴木侍従長負傷。


〘第20代:高橋是清〙 1854(安政1).09.19.生 - 1936(昭和11).02.26.没
           総理在職通算212日 大臣在職通算3886日 計4098日

 1913(大正02).02.20. - 1914(大正03).04.16. 大蔵大臣 421日
                       (第1次山本権兵衛内閣)
 1918(大正07).09.29. - 1921(大正10).11.04. 大蔵大臣(原 敬内閣)1133日
 1924(大正13).06.11. - 1925(大正14).04.01. 農商務大臣 294日
                       (加藤高明内閣)
 1925(大正14).04.01. - 1926(大正15).01.28. 農林大臣兼商工大臣 303日
                       (加藤高明内閣)
 1921(大正10).11.13. - 1922(大正11).06.02. 第20代 内閣総理大臣 212日
 1927(昭和02).04.20. - 1922(昭和04).07.02. 大蔵大臣 805日
                       (田中義一内閣)
 1931(昭和06).12.13. - 1932(昭和07).05.16. 大蔵大臣(犬養毅内閣)156日
 1932(昭和07).05.26. - 1934(昭和09).07.08. 大蔵大臣(齋藤實内閣)774日

       --------------------------------------------------------
    
〘第45代:吉田 茂〙
 1878(明治11).09.22. - 1967(昭和42).10.20.
           総理在職通算2615日 大臣在職通算249日 計2864日

  1945(昭和20).09.15. - 1945(昭和20).10.08. 外務大臣(東久邇内閣)24日
  1945(昭和20).10.09. - 1946(昭和21).05.21. 外務大臣 225日
                        (幣原喜重郎内閣)
  1946(昭和21).05.22. - 1947(昭和22).05.21. 第45代 内閣総理大臣 365日
                        (第1次吉田内閣)
  1948(昭和23).10.15. - 1949(昭和24).02.15. 第48代 内閣総理大臣 124日
                        (第2次吉田内閣)
  1949(昭和24).02.16. - 1952(昭和27).10.29. 第49代 内閣総理大臣1354日
                        ( 第3次吉田内閣)
  
           *対日講和条約‥‥1951.09.08.サンフランシスコで署名
                      1952.04.28.発効

  1952(昭和27).10.30. - 1953(昭和28).05.20. 第50代 内閣総理大臣 203日
                        (第4次吉田内閣)
  1953(昭和28).05.21. - 1954(昭和29).12.10. 第51代 内閣総理大臣 569日
                        (第5次吉田内閣)


〘第45代:佐藤栄作〙  1901(明治34).03.27.生 - 1975(昭和50).06.03.没
             総理在職通算2798日 大臣在職通算1515日 計4313日

  1948(昭和23).10.17. - 1949(昭和24).02.16. 内閣官房長官 123日
                        (第2次吉田茂内閣)
  1951(昭和26).07.04. - 1951(昭和26).12.26. 郵政大臣兼電気通信大臣
                              176日
                   (第3次吉田茂内閣第2次改造内閣)
  1951(昭和26).12.26. - 1952(昭和27).10.30. 郵政大臣兼電気通信大臣
                               309日
                   (第3次吉田茂内閣第3次改造内閣)
  1952(昭和27).10.30. - 1953(昭和28).05.21. 建設大臣兼北海道開発庁長官
                                143日
                        (第4次吉田茂内閣)
  1959(昭和34).06.18. - 1960(昭和35).07.19. 大蔵大臣 398日
                      (第2次岸内閣改造内閣)
  1963(昭和38).12.09. - 1964(昭和39).12.08. 科学技術庁長官兼任
                         北海道開発庁長官 366日
                          (第2次池田内閣)
  1964(昭和39).11.09. - 1967(昭和42).02.17. 第61代 内閣総理大臣 831日
                        (第1次佐藤榮作内閣)
  1967(昭和42).02.17. - 1970(昭和45).01.14. 第62代 内閣総理大臣1063日
                        (第2次佐藤榮作内閣)
    *1967(昭和42).12.11.衆院予算委答弁で非核三原則「核兵器を持たず、作ら
     ず、持ち込ませず」を表明。1974年ノーベル平和賞受賞につながった。
  1970(昭和45).01.14. - 1972(昭和47).07.07. 第63代 内閣総理大臣 906日
                          (第3次佐藤榮作内閣)
    
1972(昭和47).05.15. 沖縄返還協定発効 沖縄復帰 
   **
1974(昭和49)秋 佐藤首相(当時)の「非核三原則」政策に対してノーベル 
      平和賞授賞。 後年「非核三原則」日米密約が明らかになり、ノルウェイ国 
      内から「ノーベル委員会の最大の誤り」と批判が出た。


〘第90代:安倍晋三〙 1954(昭和29).09.21.生 - 2022(令和04).07.08.没
           総理在職通算3188日 大臣在職通算371日 計3559日
 
 
  *2000(平成12).07.04. - 2001(平成13).04.26. 内閣官房副長官 297日
                          (第2次森喜朗内閣)
   *2001(平成13).04.26. - 2002(平成14).09.29. 内閣官房副長官 522日
                         (第1次小泉純一郎内閣)
   *2002(平成14).09.30. - 2003(平成15).09.21. 内閣官房副長官 357日
                        (第1次小泉内閣第1次改造内閣)
   *2003(平成15)年9月 - 2004(平成16)年9月 自民党幹事長
 
 
   (注)参考に、党役職経歴と官房副長官職を記載しました。
      ただし、官房副長官は大臣ではなく、閣僚ではありません。 

  2005(平成17).09.21. - 2005(平成17).10.30. 内閣官房長官 39日
                        (第3次小泉内閣)
  2005(平成17).10.31. - 2006(平成18).09.26. 内閣官房長官 332日
                        (第3次小泉内閣改造内閣)
  2006(平成18).01.14. - 2007(平成19).09.26. 第90代 内閣総理大臣 366日
                          (第1次安倍晋三内閣)
  2012(平成24).12.26. - 2014(平成26).12.24. 第96代 内閣総理大臣 729日
                          (第2 安倍晋三内閣)
  2014(平成26).12.24. - 2017(平成29).11.01. 第97代 内閣総理大臣1044日
                          (第3次安倍晋三内閣)
  2017(平成29).11.01. - 2020(令和02).09.16. 第98代 内閣総理大臣1051日
                          (第4次安倍晋三内閣 )

    ―・―・―・―・―・―・

 〇 安倍晋三氏は伊藤博文に比肩するかと問えば、義務教育で歴史を勉強したのか
  と非難されるでしょう。

 〇 安倍晋三氏には、吉田茂氏の「対日講和条約」、佐藤榮作氏の「沖縄返還」と
  いう現代日本のエポックになる業績がありません。吉田茂氏、佐藤榮作氏にも
  劣ります。


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