川本ちょっとメモ

★所感は、「手ざわり生活実感的」に目線を低く心がけています。
★自分用メモは、新聞・Webなどのノート書きです。

<コロナ急死> 羽田雄一郎立憲民主党参院幹事長 24日深夜発熱、25・26日都内自宅で静養、27日午後都内自宅を出てPCR検査に向かう車中で死去

2020-12-28 15:45:21 | Weblog


■■羽田雄一郎参院議員、コロナで急死 53歳
もう皆さまご存じのように、ショッキングなコロナ急死のニュースが伝えられました。

羽田雄一郎立憲民主党参院幹事長(53歳)が12月27日、秘書運転の乗用車で午後3時45分予約のPCR検査を受けるために自宅を出て、その車中で急に意識を失い、秘書が救急車を呼んで東大付属病院に搬送されました。午後4時34分死亡確認。

羽田雄一郎参院議員は羽田孜元首相の子息。1999年10月長野県参院補欠選挙で初当選。以後参院連続当選。羽田氏死去までの経過は下の通りです。

12月22日 立憲民主党常任幹事会に出席
  23日 日帰りで長野市へ 長野県連常任幹事会に出席
  24日午前 秘書を通じて国会内診療所に連絡――近縁の人に陽性者が出た
       のでPCR検査を受けたい。
       診療所は検査を受けられる病院リストを羽田議員事務所にファ
       ックス送付。
  24日深夜 発熱38・6度
  25日朝  熱下がる36・5度 PCR検査27日午後3時45分に予約
  25日夜  再び熱上がる38・3度 自宅静養
  26日朝  熱37・5度
  26日夜  熱38・2度 自宅静養
  27日朝  熱36・1度
  27日午後 秘書運転の乗用車で午後3時45分のPCR検査を受けるため自宅
       を出る。車中で息が荒くなり「肺炎かな」と言い残して意識喪
       失。すぐに秘書が救急車を呼ぶ。
  27日午後4時34分 搬送先東大付属病院で死亡確認、コロナ感染死後確認


■■神奈川県の五十代男性、コロナ軽症診断でホテル療養中に急死
12月 4日  発熱
12月 8日  陽性判明
12月 9日  ホテル宿泊始める
      神奈川県は無料通信アプリLINE(ライン)で健康観察を実施
      パルスオキシメーターを渡して本人が計測し報告していた。
      9日~11日、本人報告のパルスオキシメーター数値は医師診断要
      の基準を下回ることがあったが上回ることもあったので医師の
      診断をしていなかった。
12月11日午後3時  予定されていた本人報告なし
            看護師らが計7回連絡したが応答なし
12月11日午後8時  心肺停止状態であおむけにたおれているのを発見
           搬送先病院で死亡確認


■コロナをもっと恐れよう それがコロナ禍を遠ざける
これまで、死亡された方のケースを見ていると病状の進行が早く、1週間前後で亡くなっています。

私は湿性肋膜で入院3ヵ月自宅療養3ヵ月の病気体験と、膀胱がん切除手術の経験があります。この経験からすると、コロナで中等症と呼んでいるのは重症だなと思います。コロナで重症と呼んでいるのは危篤状態に等しいと思っています。

コロナではこれまでにも自宅待機死が出ています。中国で猛威をふるっていた時期には医師・看護師も多数亡くなられたと聞きます。

17世紀ロンドンのペスト流行の記録を読めば恐ろしくなります。1918年スペイン風邪の記録は時代が近い分、より恐ろしさを身近に感じます。

西日本では、鳥インフルエンザが各地に飛び火しています。私の住む奈良県でも鳥インフルエンザのために殺処分が行われました。

鳥インフルエンザは今のところヒトに感染した例はしごく稀です。しかしこれまでの感染史から見て、いずれ種の壁を越えて、鳥インフエンザがヒト→ヒト感染へ拡大するときが来ると感染医学関係者は恐れています。

SARS、MARSの次にやってきたCovid-19。これから後の時代にも新型、新々型、新新々型と、ほぼ十年前後を経て新種感染症の世界的流行があるのではないでしょうか。

昔から伝染病は都市から田舎へ広がっています。人が集まるところで感染が広がり、それが人の移動によって各地、各国に広がっていくという原則は歴史によって証明されています。


■国政中枢の政治家にお願いする
■2021年の目標を東京オリンピックに賭けないで
■国民ひとりひとりの健康と生活支援に尽くしてほしい
自然の猛威には基本的に勝つことができません。技術的な対策で被害をやわらげたり避けたりすることをできることもありますが、基本的には自然の猛威に逆らわないような生き方をするのがいちばんです。

今のコロナについては、マスク、手洗い、人混みを避けるのがいちばんいい。

私は1982年(昭和57年)の奈良県王寺町周辺の水害の三日続き降雨と氾濫の経緯をまじかに見て、自然の猛威に逆らわない生活が大切だと学びました。私自身の居住地は被災地域ではなかったのですが。

羽田雄一郎参院議員のコロナ急死が国政中枢の政治家・官僚たちへの警鐘となって、GoTo などはもっと自重して、コロナに勝ったなどと子どもだましのようなお祭りに賭けないで、国威というちっぽけな意地や見栄を東京オリンピックに賭けないで、国民の健康と生活支援に専念してほしい。今はそういう時ではありませんか。

国民ひとりひとりの健康維持と生活支援が第一で、事業支援は二の次です。コロナ禍が過ぎれば、人々の生活需要が時を経るにしたがって伸びていき、そういう社会生活に対応できる事業が活発になっていきます。生きている一人一人の人間第一。事業そのものは生きている人間ではありません。事業は際限なく金を求めるロボットにすぎません。人間こそ大切なれ。


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<桜を見る会> 安倍晋三前首相不起訴 ――でも、安倍晋三前首相はすべて知っていると見る理由を書いた

2020-12-24 17:08:24 | Weblog


安倍内閣の小渕優子経産相(当時)が2016年、後援会毎年恒例の明治座観劇会の費用補填問題が発端になって、大臣辞任しています。議員辞職はしなかった。今回の「桜を見る会」の類似例です。



「桜を見る会」前夜祭の安倍晋三後援会による夕食会費用補填問題。

東京地検は安倍晋三前首相を不起訴、配川博之公設第一秘書を略式起訴にした。安倍前首相の事情聴取は不起訴のための形式を整えるだけのものだった。

先ほど、共同通信のニュース速報が流れた。――東京簡裁は24日、安倍晋三後援会の配川博之公設第1秘書に罰金100万円の略式命令を出した。

これでこの問題の司法処理が決着した。(クリック → )<桜を見る会> 公選法違反、政治資金規正法違反は確実、検察の手は安倍晋三に届くのか、安倍晋三は慶応病院に逃亡入院するのか の11月26日記事の表題に「検察の手は届くのか」と、これまでの類似事件から見てムリだろうという思いを書いた。一方、それでも微かな希望も持っていた。それが「逃亡入院するのか」という表題の意味であった。

さてこの問題は、検察が証拠固めをあきらめて、安倍前首相は不起訴にした。無罪でもない。そもそも安倍前首相は秘書が誠実に合法下に業務を遂行していると信じてきて、「配川秘書の不法行為を知らなかった」という事実を、どのような理由があろうとも検察が認めたということだ。

しかし、安倍前首相が実際は「承知の上で秘書にやらせた」か、または「実態を知っていて知らぬそぶりで黙認していた」と、すべての人がではないにしても、多くの人がそう思っている。

私もそう思っています。

今回の安倍晋三後援会の政治資金報告書不記載の問題は、民間の不祥事であれば、税務署の介入の口実になったと思われる。経理上このような不正が行われた裏には多くの場合、脱税行為があるからだ。

贈収賄に使われる闇資金がどこから出てくるのか? 事業会社における典型パターンは次の通り。

一つには、事業収入の一部を計上しないで隠す。二つには、支払先と結託して架空経費を事業支出してペイバックを受ける。三つには、事業支出の一部を使途不明金・使途隠匿金の名目で経理処理する。

事業収入を隠すことは、そもそも経理に計上しないのだから、経理担当者に知らせないで済む。架空経費の事業支出も、架空かどうかを経理担当者に知らせないで済む。これで浮かせた資金は、裏金管理幹部の手元に集まる。

一つめと二つめは、脱税になるから公になれば税務署の調査が入る。

三つめの使途不明金・使途隠匿金は税務申告をするので、脱税には当たらない。この支出名目は損金処理の対象にはならないから、税務申告上、所得に算入されて、事業者は法人税なり所得税なりを納付する。これで浮かせた資金も裏金管理幹部の手元に集まる。

(ここで安倍前首相の記者会見が始まったけれど、ばかばかしい茶番劇であることは目に見えているので、あとで、報道記事を見るつもりです。)

政治家にお金や品物の付け届けをする企業は、そのための裏金をつくる人間と、裏金になる出費を経理処理する人間と、裏金を使う人間とに、三分している。

三者それぞれが組織的に連携しているわけだが、三者それぞれが他の二者の行為を関知できないようにしている。事件になったとき、三者それぞれが自分のやったことを先ずは隠す。隠せなくなって自白が始まっても、他の二者のやっていることを直接に見たわけでもなく、聞いたわけでもないから、「知らない」としか言いようがない。

この三者をそれぞれに取り調べを行い、家宅捜索をし、細部の事実を収集し、証言を集めて、事件のストーリーを組み立てるのが警察や検察の仕事である。ところが警察や検察は統治機構の一部なので、政治家の支配下にある。

こういう事業会社の裏金流通システムを参考にして、安倍晋三前首相の今回の問題を考えてみる。

安倍晋三は安倍晋太郎の後継者であるから、大物政治家の環境下で幼少から育ってきた。政治家になる前には、父安倍晋太郎の秘書を務めている。政治家のふところや後援会の運営について、どういうものかはよくわかっていて当然だろう。

安倍晋三はまた東京育ちの東京人で、彼が誇りに思っている長州人ではない。彼はエセ長州人である。だから東京のことはよく知っている。

ぜいたくをして育っているから、東京の一流ホテル内での食事やパーティーがどのていどの金額のものか、もともと知識がある育ちなのだ。

おまけに将来の総理大臣として期待されていた父晋太郎の秘書をしていたのだから、桜を見る会前夜祭の立食パーティー一人5000円がどういうものか、当然知っている生い立ちと立場にある。

安倍晋三氏は総理大臣を2回務めたベテラン政治家であるから、政治活動、後援会活動、政治資金の集め方や使い方を詳細に知悉していてあたりまえのことだ。そのうえで秘書を使っている。

そして大物政治家になればなるほど、政治資金集めやその使い方について、直接にタッチしないものだ。

そういう現場から離れれば離れるほど、その大物政治家の威光が増す。大物政治家は表向き、大義を語っていれば良い。

政治資金の取り扱いは、自分の代理人だと後援者に知らしめてきた大物秘書に任せる。この秘書は絶対に他言しない。そういう信頼関係ができている。

だから、今回、安倍前首相が「私は秘書のいうことを信じていた」と言い、配川秘書が「最近まで本当のことを話していない、隠していた」と言ったとき、昔からの類似例と同じ「秘書がすべての罪を負う」というパターンが成立していた。もちろん秘書の側には、「秘書がすべての罪を負った」後の新しい仕事や生計の方途を安倍前首相が保証してくれるという信頼関係がその根にある。

桜を見る会前夜祭の政治資金法違反問題はこういうことだろうと思います。

しかし、「虚偽答弁118回」という国会をだまし続けた問題は、明治以後の議会史上「前代未聞」という事件である。看過できない。この「虚偽答弁118回」問題の対応については、自民・公明・維新の良識も問われる。これは与党vs野党の問題ではなく、政権最高責任者が国会を欺き続けたという三権分立に関わる重大な問題なのだから。


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<コロナ医療危機> 医療現場は限界に近づいている 11月26日、日本看護協会会長から国民の皆さま、看護職の皆さまへメッセージ

2020-12-23 23:40:31 | Weblog
 東京オリンピック中止を! オリンピック開会までにコロナ平定はできない
 オリンピック開会までに日本全国津々浦々国民すべてにワクチンは届かない
 現状を見ればオリンピック入国クラスター発生に医療対応できない


2020-12-10
<コロナ医療危機> 北海道旭川市は「医療崩壊」状態、大阪府は目前の危機、半年先のオリンピック中止を望む



 日本看護協会会長から新型コロナウイルス感染症に関して
 国民の皆さま、看護職の皆さまへメッセージ

                         2020 年 11 月 26 日
             公益社団法人日本看護協会会長 福井トシ子


 冬を迎えつつあるこの時期に新型コロナウイルス感染がこれまでにない勢いで拡大 しています。1 日の新規陽性者数が全国で 2,000 人を超える日が続き、全国各地で連 日最大値が更新されているという状況です。

 1 月に国内で感染が確認されて以来、波の高い低いはあっても、医療の現場では極 めて緊迫した状況が続いています。

 感染症患者が入院している医療機関はもとより、あらゆる医療機関等で無症状の感 染者が入院してくる可能性を常に考慮しなければなりません。

 患者に最も身近なところでケアを提供されている看護職の皆さまは、自らも感染 し、愛する家族に感染させてしまうのではないかという不安を抱え、緊張しながら、日々、新型コロナウイルス感染症と向き合っておられると思います。

 日本の医療現場は、看護職の皆さまの献身的な努力と使命感で持ちこたえていま す。心から敬意を表します。

 患者や利用者そしてご家族ファーストのルールは、今やコロナ感染予防ファーストに取って代わられています。

 患者や利用者にとっての最善を考えながら、ケアを行い、マネジメントを行ってきたのに、あるべき姿と現状のギャップに心が付いていけない状況ではないかと推察しています。

 収益が落ちる中、職場風土にも影響し、施設全体の士気が下がっていきそうだという状況もお聞きしています。

 このような状況下で職員のモチベーションを維持するために、看護管理者には強いリーダーシップが求められていると感じます。

 日本看護協会にも、医療現場での大変な状況を訴える声が寄せられています。 

 感染制御がこれほど大変な状況なのに給与やボーナスが減額された、誹謗中傷がいまだになくならない、世間は GO TOで旅行や会食を楽しんでいるのに自分たちは旅行や会食は一切できないといった看護職の皆さまからの悲痛な声が多く寄せられており、リフレッシュできない社会環境にあります。 

 日本看護協会は、これまでも現場の声を受けとめ、医療機関等の経営支援や看護職の処遇改善等を国に要請、潜在看護職に働きかけて軽症者宿泊ホテルや人員が不足している病院への就労を支援、感染対策やメンタルに関する相談窓口の設置、感染管理等に関する動画配信や情報発信、防護具の医療機関等への配付等に取り組んできまし た。

 この 11 月からは医療従事者支援制度が始まっています。この制度は、加入し ていただいた医療機関の医療資格者等が新型コロナウイルスに感染して、休業した時 や万が一死亡した時に労災給付に上乗せして給付金をお支払いするもので、国の補助金や日本看護協会をはじめ医療団体にいただいた寄付金を活用することで医療機関の 掛け金を低く抑えています。

 日本看護協会は、引き続き、国や都道府県、都道府県看護協会と連携し、看護職の皆さまが安心して働くことができるよう最大限の努力をしてまいります。 国民の皆さまにお願いします。

 医療現場は限界に近づいています。
 医療が崩壊すれば救うことのできる命も助から なくなります。
 医療現場をお支えください。
 看護職をはじめとする医療従事者を物心両面から支えてください。

 そして最大の支援はご自身が感染しないことです。

 規則正しい生活を心がけ免疫力を低下させないこと、マスクをすること、こまめな手洗い、3 密を避けるなどの感染予防の徹底をお願いします。

 いま現在が医療崩壊に至るかどうかの分岐点です。どうか皆さまのご理解をお願いします。



2020-05-04
2020-05-05
2020-05-06
2020-05-07
             から
2020-05-08  
             下』から  
2020-05-09
2020-05-10
2020-05-11  

 
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<コロナ医療危機> 日本医師会・全日本病院協会など9団体が年末年始に向けて12月21日、「医療緊急事態宣言」

2020-12-22 11:21:00 | Weblog
 東京オリンピック中止を! オリンピック開会までにコロナ平定はできない
 オリンピック開会までに日本全国津々浦々国民すべてにワクチンは届かない
 現状を見ればオリンピック入国クラスター発生に医療対応できない



2020-12-10
<コロナ医療危機> 北海道旭川市は「医療崩壊」状態、大阪府は目前の危機、半年先のオリンピック中止を望む




        医療緊急事態宣言


 新型コロナウイルスの感染拡大はとどまることを知らず、このままで は、新型コロナウイルス感染症のみならず、国民が通常の医療を受けら れなくなり、全国で必要なすべての医療提供が立ち行かなくなります。 

 医療崩壊を防ぐために最も重要なのは、新たな感染者を増やさない ことです。

 国民ひとりひとりの粘り強い行動が感染拡大から収束へと 反転する突破口になります。このクリスマスや年末年始が、今後の日本 を左右するといっても過言ではありません。 

 医療従事者を含めたすべての日本国民が一致団結し、新型コロナウ イルス感染症を打破する意を決するときは今しかありません。 皆様に安心して新年を迎えていただくために、以下を宣言します。


 一.私たちは、国や地方自治体に国民への啓発並びに医療現場の支援のため
   の適切な施策を要請します。

 一.私たちは、国民の生命と健康を守るため、地域の医療及び介護提 供体制
   を何としても守り抜きます。

 一.私たちは、国民の皆様に対し、引き続き徹底した感染防止対策を お願い
   します。 


   2020 年 12 月 21 日

                  公益社団法人 日本医師会
                  公益社団法人 日本歯科医師会 
                  公益社団法人 日本薬剤師会 
                  公益社団法人 日本看護協会
                  一般社団法人 日本病院会 
                  公益社団法人 全日本病院協会 
                  一般社団法人 日本医療法人協会
                  公益社団法人 日本精神科病院協会
                  公益社団法人 東京都医師会



2020-05-04
2020-05-05
2020-05-06
2020-05-07
             から
2020-05-08
             下』から
2020-05-09
2020-05-10
2020-05-11






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元ニューヨークタイムズ東京支局長ファクラーさんが報道圧力証言、「日本の官邸は中国と同じことを……」

2020-12-19 23:17:00 | Weblog


双葉社から10月末に『吠えない犬――安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール』という本が刊行されていました。単行本ソフトカバー344ページ、1320円。著者は元ニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーさん。

この本のことを文筆家・山崎雅弘さんのツィッターで昨夜知ったばかりで、私はまだこの本を読んでいません。

山崎雅弘さんのツィッターは、しんぶん赤旗日曜版12月20日号に掲載されているマーティン・ファクラーさんのインタビュー記事から一つの事実を伝えています。

それは、麻生政権の時の露骨な報道統制の証言です。報道統制は安倍政権時代に入ってから露骨になっていますが、麻生政権の時も既にそうであったのかと驚きもし、さらにその圧力が外国の報道陣にまで加えられていたという証言に、あらためて報道圧力の浸透ぶりの深刻さに目を見開いたしだいです。

たしか麻生太郎氏の首相時代はアニメが好きだと言って秋葉原あたりで若い人たちのごきげんとりに笑顔を振りまいていたはず。その裏でこういうことがあったのですね。

テレビ報道はすでに政権翼賛状態一色になっていて、かろうじて報道番組らしさを保っているのはTBS系列土曜日の「報道特集」ぐらいでしょうか。

麻生太郎、安倍晋三、菅義偉‥‥。ファクラーさんが「中国と同じか」と言ってますよ。

さて、山崎雅弘さんのツィッターにはしんぶん赤旗のインタビュー記事のカット写真が載っていて、マーティン・ファクラー元NYタイムズ東京支局長の証言を読み取ることができたので、その部分を次に記します。



(しんぶん赤旗日曜版2020.12.20.)

 ――米国出身のファクラーさんは、日本での大学院留学などを経て2009年から、ニューヨークタイムズ東京支局長を務めました。就任早々驚くべきことに直面したそうですね。

○マーティン・ファクラーさん
 首相官邸(麻生太郎政権)に支局長就任のあいさつに行ったとき、官邸の国際報道官(外務省からの出向)から「前任者の(「慰安婦」などの)記事が政権に批判的にすぎる」「官邸からの取材協力が欲しければ、前任者の記事を批判し、『自分は違う報道をする』旨を文書で提出するように」と言われました。

 驚きました。以前、中国で取材中、天安門広場前で警官に捕まり、「自己批判」を迫られたことを思い出しました。それで「日本の官邸は中国と同じことを私に頼んでいるのですか」と聞いたら、報道官は「違います、違います」と慌てました。

 そんな誓約書を私は提出しませんでした。すると、私が支局長の間(2009年~2015年)、首相にインタビューする機会は一度もありませんでした。

 ――それはひどい話です。支局長としては大変だったのではありませんか。

○マーティン・ファクラーさん
 他の海外メディアの支局は、何度も当時の安倍首相の単独インタビューをしていました。私は本社から「安倍首相の単独インタビューを取ってこい」と言われたことは一度もありません。

 在ニューヨーク日本領事館が本社に、「東京のファクラー記者が日本政府に批判的な記事を書いた」と抗議したことがあります。私は本社から非難されるどころか、「プレッシャーに負けずによくやった」と言われました。 
 (※注) これはおそらく、官邸 → 外務省 → 在米大使館 → 在ニューヨーク領事館の    経路で指令があって抗議したものでしょう。

 ――日本とはまったく違いますね。




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<コロナ医療危機> 基幹病院「旭川厚生病院」 covid-19 院内感染対応状況の記録 2020.11.22.~2020.12.31. 日報追記12月31日まで

2020-12-11 23:33:19 | Weblog


2020-12-10
<コロナ医療危機> 北海道旭川市は「医療崩壊」状態、大阪府は目前の危機、半年先のオリンピック中止を望む


■東京オリンピック中止を願う
北海道の旭川厚生病院がホームページで広報している院内感染日報をまとめました。北の端の遠いできごとではありません。旭川は医療崩壊の危機に直面。全国各地の主要都市も医療緊急事態の危機にあります。

西日本ではコロナだけでなく、鳥インフルが広がって殺処分があちこちの養鶏場で行われています。この方の防疫関係者も心休まる年末ではありません。

政府は「救世主のワクチンが来るさ」と思っているのでしょうが、ゴールデンウィーク明けには始まるであろう世界各国からのオリンピック選手団・関係者・観光客の入国由来のコロナ禍を政府期待のワクチン網で防止できるとは思えません。今、私たちが頼りにしていて、倒れないのが不思議なほどの過酷な労働に従事しているコロナ医療関係者は、絶対に東京オリンピックを中止するべきだと、切実に思っていることでしょう。

オリンピックなんかいりません。今年は春夏ともに高校野球全国大会が中止になりました。全国高校の数多くの3年生球児が、地方大会も含めて、コロナ禍で夢をあきらめました。これが象徴的で、今年は文科系、体育系ともに数えきれない地方大会や全国大会を見送った高3生がいます。オリンピック選手はこれら高校生とともにあるべきだと思います。

一日も早く、感染症に壊されない健康社会を回復するよう専念するのが政府の使命ではありませんか。



基幹病院「旭川厚生病院」
新型コロナウイルス感染症
院内感染対応状況日報
2020.11.22.~2020.12.31.
(※ 12/31日報まで追記しました。)


2020.11.22.第1報  〔新型コロナウイルス感染症の発生と対応状況〕
① 本日11/22 初の新型コロナウイルス院内感染者発生を確認
  11/22確認感染者数‥‥職員13名、患者19名、計32名(14:00現在)
② 現在、全職員及び入院中患者、濃厚接触の疑いのある退院患者等につい
  て、PCR検査を順次実施中。
③ 現時点で感染経路は特定できていない。
④ 更なる感染拡大を防ぐため、外来における新患及び入院患者受入につい
  ては制限する。


2020.11.22.第2報  〔24日以後の入院・外来診療について〕
① 新規入院は、当面の間、緊急を要する患者に限定する。
② すでに入院予約済みの患者について、延期できる方については当病院よ
  り連絡調整させていただく。
③ 11月29日までの間、初診・再診・救急等の外来診療は休止(予約済み患
  者を除く)。
④ 予約済み患者様には、受診延期・処方箋郵送など、主治医等から連絡す
  る。
⑤ 健康診断について、11月27日までの間、人間ドック・巡回ドック・健康
  診断等を休止する。


2020.11.23.第3報  〔24日以後の入院・外来診療について〕
① 院内感染者確認 続報(11.23.16:00現在)
  11/23確認感染者数‥‥職員5名、患者9名、計14名
      感染者累計‥‥職員18名、患者28名、計46名
② 引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等のPCR検査を順次実
  施。
③ 現時点で感染経路は特定できていない。
④ 救急を含む外来診療‥‥11/29まで休止中


2020.11.24.第4報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.24.16:00現在)
  11/24確認感染者数‥‥職員5名、患者9名、計14名
      感染者累計‥‥職員22名、患者36名、計58名
      (※注)11/23感染者累計数+11/24感染者数=11/24感染者累計という足し
      算になるのですが、11/24感染者累計の数字が足し算の結果に合っていま
      せん。しかし、第14報で数字訂正されているので、発表通りの数字で
      記載します。
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.25.第5報   〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.25.16:00現在)
  11/25確認感染者数‥‥職員10名、患者16名、計26名
      感染者累計‥‥職員32名、患者52名、計84名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.26.第6報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.26.16:00現在)
  11/26確認感染者数‥‥職員1名、患者3名、計4名
      感染者累計‥‥職員33名、患者55名、計88名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.27.第7報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.27.16:00現在)
  11/27確認感染者数‥‥職員6名、患者26名、計32名
      感染者累計‥‥職員39名、患者81名、計120名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.28.第8報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.28.16:00現在)
  11/28確認感染者数‥‥職員3名、患者6名、計9名
      感染者累計‥‥職員42名、患者87名、計129名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.29.第9報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.29.16:00現在)
  11/29確認感染者数‥‥職員2名、患者10名、計12名
      感染者累計‥‥職員44名、患者97名、計141名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.11.30.第10報   〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(11.30.16:00現在)
  11/30確認感染者数‥‥職員3名、患者7名、計10名
      感染者累計‥‥職員47名、患者104名、計151名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.01.第11報   〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.01.16:00現在)
  12/01確認感染者数‥‥職員5名、患者15名、計20名
      感染者累計‥‥職員52名、患者119名、計171名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.02.第12報   〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.02.16:00現在)
  12/02確認感染者数‥‥職員7名、患者9名、計16名
      感染者累計‥‥職員59名、患者128名、計187名
② 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.03.第13報  〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.03.16:00現在)
  12/03確認感染者数‥‥職員3名、患者13名、計16名
      感染者累計‥‥職員62名、患者141名、計203名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥114名(12.03.15:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/03復職者数‥‥5名  12/03累計復職者数‥‥8名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.04.第14報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.04.16:00現在)
  12/04確認感染者数‥‥職員8名、患者1名、計9名
      感染者累計‥‥職員71名、患者143名、計214名
     
(※注)12/03感染者累計数+12/04感染者数=12/04感染者累計になるので
       すが、今回の上記累計欄は足し算分の正解にくらべて、職員+1、患者+1、
       計+2の数字になっています。第4報の数字が足し算分の正解にくらべて職
       員-1、患者-1、計-2になっていたので、ここで数字合わせの訂正したも
       のと推測します。
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥118名(12.04.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/04復職者数‥‥5名  12/04累計復職者数‥‥13名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.05.第15報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.05. 16:00現在)
  12/05確認感染者数‥‥職員3名、患者4名、計7名
      感染者累計‥‥職員74名、患者147名、計221名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥118名(12.05.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/05復職者数‥‥1名  12/05累計復職者数‥‥14名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.06.第16報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.06. 16:00現在)
  12/06確認感染者数‥‥職員2名、患者1名、計3名
      感染者累計‥‥職員76名、患者148名、計224名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥114名(12.06.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/05累計復職者数‥‥14名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.07.第17報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.07. 17:00現在)
  12/07確認感染者数‥‥職員5名、患者8名、計13名
      感染者累計‥‥職員81名、患者156名、計237名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥115名(17:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/07復職者数‥‥4名  12/07累計復職者数‥‥18名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.08.第18報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.08. 16:00現在)
  12/08確認感染者数‥‥職員4名、患者6名、計10名
      感染者累計‥‥職員85名、患者162名、計247名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥113名(12.08.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/08復職者数‥‥7名  12/08累計復職者数‥‥25名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.09.第19報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.09. 16:00現在)
  12/09確認感染者数‥‥職員3名、患者3名、計6名
      感染者累計‥‥職員88名、患者165名、計253名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥107名(12.09.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/09復職者数‥‥2名  12/09累計復職者数‥‥27名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.10.第20報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.10. 16:00現在)
  12/10確認感染者数‥‥職員1名、患者4名、計5名
      感染者累計‥‥職員89名、患者169名、計258名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥109名(12.10.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/10復職者数‥‥2名  12/10累計復職者数‥‥29名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.11.第21報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.11. 16:00現在)
  12/11確認感染者数‥‥職員7名、患者4名、計11名
      感染者累計‥‥職員96名、患者173名、計269名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥106名(12.11.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/11復職者数‥‥3名  12/11累計復職者数‥‥32名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.12.第22報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
① 院内感染者確認 続報(12.12. 16:00現在)
  12/12確認感染者数‥‥職員8名、患者4名、計12名
      感染者累計‥‥職員104名、患者177名、計281名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥105名(12.12.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/12復職者数‥‥1名  12/12累計復職者数‥‥33名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の入院・外来診療休止中。


2020.12.13.第23報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.13. 16:00現在)
  12/13確認感染者数‥‥職員1名、患者1名、計2名
      感染者累計‥‥職員105名、患者178名、計283名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥98名(12.13.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/13復職者数‥‥0名  12/13累計復職者数‥‥33名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.14.第24報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.14. 16:00現在)
  12/14確認感染者数‥‥職員3名、患者0名、計3名
      感染者累計‥‥職員108名、患者178名、計286名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥92名(12.14.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/14復職者数‥‥6名  12/14累計復職者数‥‥39名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.15.第25報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.15. 16:00現在)
  12/15確認感染者数‥‥職員3名、患者1名、計4名
      感染者累計‥‥職員111名、患者179名、計290名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥88名(12.15.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/15復職者数‥‥8名  12/15計復職者数‥‥47名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.16.第26報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.16. 16:00現在)
  12/16確認感染者数‥‥職員2名、患者1名、計3名
      感染者累計‥‥職員113名、患者180名、計293名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥80名(12.16.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/16復職者数‥‥2名  12/16計復職者数‥‥49名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.17.第27報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.17. 16:00現在)
  12/17確認感染者数‥‥職員2名、患者1名、計3名
      感染者累計‥‥職員115名、患者181名、計296名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥78名(12.17.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/17復職者数‥‥7名  12/17計復職者数‥‥56名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.18.第28報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.18. 16:00現在)
  12/18確認感染者数‥‥職員3名、患者0名、計3名
      感染者累計‥‥職員118名、患者181名、計299名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥72名(12.18.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/18復職者数‥‥6名  12/18計復職者数‥‥62名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.19.第29報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.19. 16:00現在)
  12/19確認感染者数‥‥職員1名、患者0名、計1名
      感染者累計‥‥職員119名、患者181名、計300名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥70名(12.19.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/19復職者数‥‥0名  12/19計復職者数‥‥62名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.20.第30報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.20. 16:00現在)
  12/20確認感染者数‥‥職員1名、患者0名、計1名
      感染者累計‥‥職員120名、患者181名、計301名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥68名(12.20.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/20復職者数‥‥0名  12/20計復職者数‥‥62名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.21.第31報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.21. 16:00現在)
  12/21確認感染者数‥‥職員2名、患者0名、計3名
      感染者累計‥‥職員122名、患者181名、計303名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥58名(12.21.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/21復職者数‥‥15名  12/21計復職者数‥‥77名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


〈産科・新生児科の部分的な再開について〉
 12月22日より旭川医大周産母子センターで受け入れ困難な患者さまのみに限定して、緊急時の母体搬送、新生児搬送、ならびにハイリスク管理入院が必要な妊婦さまについての受け入れ業務を開始することになりました。当院へ患者を割り当てる判断は、旭川医大周産母子センターが行います。  


2020.12.22.第32報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.22. 16:00現在)
  12/22確認感染者数‥‥職員3名、患者0名、計3名
      感染者累計‥‥職員125名、患者181名、計306名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥52名(12.22.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/22復職者数‥‥8名  12/22計復職者数‥‥85名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.23.第33報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.23. 16:00現在)
  12/23確認感染者数‥‥職員0名、患者0名、計0名
      感染者累計‥‥職員125名、患者181名、計306名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥46名(12.23.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/23復職者数‥‥6名  12/23計復職者数‥‥91名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.24.第34報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.24. 16:00現在)
  12/24確認感染者数‥‥職員0名、患者0名、計0名
      感染者累計‥‥職員125名、患者181名、計306名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥41名(12.24.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/24復職者数‥‥6名  12/24計復職者数‥‥97名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.25.第35報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.25. 16:00現在)
  12/25確認感染者数‥‥職員2名、患者0名、計2名
      感染者累計‥‥職員127名、患者181名、計308名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥34名(12.25.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/25復職者数‥‥1名  12/25計復職者数‥‥98名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.26.第36報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.26. 16:00現在)
  12/26確認感染者数‥‥職員0名、患者0名、計0名
      感染者累計‥‥職員127名、患者181名、計308名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥31名(12.26.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/26復職者数‥‥0名  12/26計復職者数‥‥98名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.27.第37報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.27. 16:00現在)
  12/27確認感染者数‥‥職員0名、患者0名、計0名
      感染者累計‥‥職員127名、患者181名、計308名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥29名(12.27.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/27復職者数‥‥0名  12/27計復職者数‥‥98名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.28.第38報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.28. 16:00現在)
  12/28確認感染者数‥‥職員1名、患者0名、計1名
      感染者累計‥‥職員128名、患者181名、計309名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥26名(12.28.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/28復職者数‥‥6名  12/28計復職者数‥‥104名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.29.第39報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.29. 16:00現在)
  12/29確認感染者数‥‥職員1名、患者0名、計1名
      感染者累計‥‥職員129名、患者181名、計310名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥25名(12.29.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/29復職者数‥‥4名  12/29計復職者数‥‥108名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.30.第40報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.30. 16:00現在)
  12/30確認感染者数‥‥職員1名、患者0名、計1名
      感染者累計‥‥職員130名、患者181名、計311名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥24名(12.30.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/30復職者数‥‥0名  12/30計復職者数‥‥108名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


2020.12.31.第41報 〔新型コロナウイルス感染症に関するお知らせ〕
  現在、病院機能回復に向け、感染病棟従事者および関係者を中心に順次PCR検
  査を行ない、新型コロナ感染症の特徴である無症状の陽性者並びに接触者のス
  クリーニングを実施している。なお、現在まで感染経路の特定には至っていな
  い。 
① 院内感染者確認 続報(12.31. 16:00現在)
  12/31確認感染者数‥‥職員0名、患者0名、計0名
      感染者累計‥‥職員130名、患者181名、計311名
② 新型コロナウイルス感染症 当院入院患者‥‥23名(12.31.16:00現在)
③ 新型コロナウイルス感染症陽性となり休職していた職員のうち、症状が
  軽快し一定の基準を満たした者が順次職場に復帰している。
  12/31復職者数‥‥0名  12/31計復職者数‥‥108名
④ 感染経路不明。引き続き、全職員・入院中患者・濃厚接触退院患者等の
  PCR検査を順次実施。11/24以後の新規入院・外来診療休止中。


以上、旭川厚生病院がホームページで広報している日報を基にまとめました。
今の日本の状況下でこの厳しい医療環境はどこにでも起こり得ます。
各地病院でクラスター続発しています。避けきれないことです。

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<コロナ医療危機> 北海道旭川市は「医療崩壊」状態、大阪府は目前の危機、北海道医療センター院内クラスター発生の経緯

2020-12-10 10:38:10 | Weblog


2020-12-11 


※文末に、札幌・北海道医療センター(国立)病院内クラスター発生の経緯を記載しました。  


感染症の歴史を見てみると、一般に感染症は2年つづくと終息に向かっています。日本では今年2月くらいからコロナ禍が始まったので、2年後といえば、2022年2月が目安になります。もちろん、そうでない場合もあるので確たることは言えません。今までにテレビなんかで聞いている感染症専門医や感染症ウイルス研究者でも、コロナ禍が終息に向かう時期を確言した人は一人としていません。

テレビに出てお話される感染症の先生方が終息に概ね2年かかると言われているのは、コロナウイルスにいずれ弱毒化するという性質があることとともに、感染症流行の史実とによるものでしょう。


■医療危機、医療崩壊が始まった 

大阪府と北海道旭川市がコロナ医療危機に陥りました。

既存の医療施設と医療人員では対応できないというところに追いこまれて、知事や市長が自衛隊の支援を要請した事態は「医療危機」です。

旭川市の状態はすでに「医療崩壊」。

クラスターを出した基幹病院の経過を見れば、病院内感染が病院側の油断や失策というような特殊例ではないとわかります。病院の院内感染は、今や全国各地で発生しています。

私の住まいのすぐ近くに、近隣住民に親しまれている小さな民間病院があります。入院ベッド数は100近くあると思います。こうした住まい近くの親しみある病院で、明日、院内感染発表があってもおかしくないというコロナ環境下で、私たちは生活しているのです。


私が住んでいる田舎町の11月では――
11月16日 すぐ近くにある小学校の教職員1名の感染判明
     17日18日を対象小学校休校並びに学童保育所休業と決定
11月17日 小学校全施設の消毒作業実施
     接触可能性の高い教職員7名と児童22名PCR検査実施  
11月18日 PCR検査結果‥‥陽性1名(教職員) 陰性28名 
     19日~23日まで対象小学校休校並びに学童保育所休業と決定
11月19日 保健所の判断により、追加児童・教職員36名PCR検査実施 
11月20日 PCR検査結果‥‥陰性36名 陽性者0 
11月24日 対象小学校と学童保育所、再開
11月27日 近隣40代女性1名の感染発表あり


■オリンピック強行から国民の生活支援一辺倒へ転換を!

先週から今週は医療危機のニュースが毎日伝えられています。この状況があってもなお政府は、ワクチンだけを頼りにして、オリンピックを開催する決意を披露しています。

来年5月6月には海外各国の選手・随行役員・報道陣らが、7月オリンピック開会式めざして入国してきます。オリンピック開催を触媒にして、海外からの観光客も何十万という規模の来日を期待しているようです。

一方、人の移動にともなって感染症流行が活発になるのは数々の歴史によって実証済みです。ウイルスはヒトにくっついて生きていかねばなりません。インカ帝国が数少ないスペイン兵の前に滅びたのは、スペイン兵とともに入ってきた感染症の前に抗体のないインカ人が倒れたからだという見方があるほどです。

たとえコロナワクチン安全網が前提であっても、外国人観光客や外国人選手団一行の間に、防疫をくぐりぬけたオリンピック・クラスターが発生すると覚悟をしておく方が良い。そのときは諸国からのいろんな外国語という不便さが際立ってくるでしょう。

今の状況でも今年2月以来続いている感染緊張下のコロナ患者治療に医療現場の医療従事者は疲弊しきっています。このうえに言葉や習慣の異なる外国人患者が重なるとすれば、菅政権は治療し看護する人員をどこから集める計画なのでしょうか。

 コロナ不安が抜けないオリンピック強行計画を捨てて、徹底したコロナ防疫と医療・介護体制を敷いて国民生活に安心をもたらし、コロナ風にさらされて減収・無収入になった無数の生活難国民に救いの手を差し伸べて、コロナ禍を乗り越えていくのが政権当事者、為政者の務めではないでしょうか。


次に、札幌・北海道医療センター(国立)の病院内感染の経緯を記します。

   -----------------------------------------------------------------


北海道医療センター(国立、札幌市在)でクラスター

10月下旬 他病院から受入れA患者、産科入院3日間
     A患者入院前PCR検査 → 陰性
11月  2日 A患者を担当していた同じ病棟の看護師2人が休暇入り
11月  6日 休暇中の同看護師2人が体調異常の連絡あり
      B看護師「微熱と咳がある」
      C看護師「胃がむかむかする」
11月  7日  B看護師「嗅覚に異常がある」
       同看護師2人のPCR検査実施 → 感染を確認
       BC看護師が接触した患者及び同じ病棟のスタッフのうち少しで
       も不調を感じている者、合わせて16人をPCR検査 → 7人陽性
       コロナ患者新規入院停止
11月10日   A患者の2回目PCR検査 → 陽性
11月16日   コロナ重症患者入院受け入れ再開
11月25日   コロナ軽症患者・中等症患者入院受け入れ再開


札幌市は、新型コロナウイルスの患者のために最大で確保できる病床数を「446床」としていて、うち81床を「北海道医療センター」が提供することになっています。

北海道医療センターのコロナ入院受け入れは、11月4日の時点で、重症者3人、軽症と中等症合わせて20人。うち3分の2が70歳以上で、高齢者を多く引き受けていました。


Aさんの10月下旬入院前PCR検査は陰性。担当看護師2人の体調異常自覚が11月6日、7日PCR検査で陽性確認。A患者のPCR陰性確認から1週間~10日後に担当看護師のコロナ陽性確認。ただちにほか16人の病院内患者・スタッフ計16人PCR検査の結果7人陽性。A患者PCR陰性から計9人の感染者が出ました。新型コロナウイルスの「潜伏期間」が基幹病院クラスター発生の引き金になっていました。

幸いにも病院側の迅速な対応によって、コロナ患者受け入れは比較的に早く再開されました。


北海道医療センターの菊地誠志院長は、「センターのような基幹病院が患者を受け入れられなくなるとその影響は大きい」と指摘しています。

そのうえで、ウイルスはいちばん弱いところから入ってくるので誰かを責めるようなことは全く意味がない院内への持ち込みは常にあると覚悟を決めて、それでも診療を続けなければならないと話しました。


    ――以上、NHKニュース 2020年12月7日 23時44分から要約――



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