きょうは午後から支払いと買い物に外出、お天気がいいので遠回りして帰りました。
住吉橋。特徴のある赤い欄干?というのかな。今のR2ができるまではこちらが国道だった。
舟入橋と本川。向こうは市の中心部。只今干潮のようです。
川土手の草むらに姫小判草見っけ~三男が小学一年生の今頃、小さな手にこの草を握って帰って「お母さんのお土産!!」と渡してくれた。三人とも優しい息子だけど、特に末っ子は、それを言葉や態度に顕す子だった。みんな家を出て行ったけど、きょうはこの草を見て思い出した。
歳とると時間は流れ去るんではなく、積み重なるということがよく分かる。連休以来連絡取ってないけど、仕事が忙しいのかな。
楠にも花は咲く。地味な花もまたよし。
誰かが土手にかんきつ類を植えています。ミカン?
バラもあります。原種に近い素朴な花です。
桑の実。黒くなると食べられます。
老人ホームの前の植え込み。姫空木?
さらに歩くと古びた洋館が。
入り口はこんな感じ。洋菓子屋さんです。
一休みしてアイスコーヒーを飲みました。窓の外、植え込みの木陰が涼しそう。
このお店は、若きマスターがパリに修業に行き、フランス人の奥さんを連れて帰国。確か鷹野橋の房州の息子さんだったと思う。本日、店にはマダムとマダムによく似た若い女性(娘さん?)のほかにフランス人のお客さんが一組。なんでフランス人ってわかるかって、そりゃコテコテのフランス語で話していたから。
なんかとてもくつろぐお店。ぼんやりして心がほぐれた。
当地在住のフランス人にとっては、この店は実家のような存在なのかもしれない。先月からできるだけお菓子は食べないようにしているので、きようも買いませんでした。いずれまた。
店先に花がたくさん。
ビオラというんでしたっけ。園芸種にとんと疎い私。
帰りは50号線のバスに乗ろうと思ったけど、ついでに歩いて御幸橋まで。
バス停にいた70くらいの女性が「このバスはいつも遅れてくるからね」と親切に教えてくれた。そう言えば川土手のベンチで涼んでいた人たちもこちらから挨拶すると皆さん、笑顔でこんにちわと挨拶を返してくれた。
世間では広島の人は怖いということになってるらしいけど、それはやくざ映画の悪しき影響、怖い人はいません。みなさん大変フレンドリーで、家柄がどうのこうのとめんどくさいこと言う人も皆無、いつでもどこでも笑顔で話ができます。
山も海も近いし、適度に都会だし、街中を川が何本も流れて自然もいっぱいだし、川沿いは涼しいし、船に乗れば島にも行けるし、冬は車で一時間も行けばスキー場がいっぱいあるし、世界遺産が二つもあるし・・・と、きょうは広島に住む幸せをしみじみと感じたのでした。