レストランで、私だけ席がなくて、ツアーの皆さんと別室に。相席したフランス人夫婦と話が弾み、グラスワインをおごってもらったりして外へ出ると、誰もいません。
びっくりしていたら、顔だけ憶えている同じツアーの男性が迎えに来てくれました。やれやれ、外へ出るといったん坂を上がり、それから45度くらいの急な下り坂になります。急いで下りるうちに店にコートを忘れたことを思い出して、「ツアーの方、ちょっと待ってください」と言うのに全然振り向いてくれません。
仕方ないので店に引き返しましたが、コートはありません。諦めて再び坂道を下りましたが、坂道の下はあたり一面の高い丈の草が生えているばかりで、人影はなく、道さえありません。遠くに電柱が一本見えるだけ。あそこまで行けばなんとかなるのかも・・・
コートはバスの中に置いてきてたのかも。その時になってやっと思い当りました。それにしてもツアーの皆さん、ツアーバスはどこへ消えたんでしょう?
誰もいないヨーロッパの国の草原、もうすぐ夕暮れ、どこへ向かって行っていいか分からず立ち尽くしている私。怖くて、怖くて・・・という夢を見ました。
すみません、話を引っ張って。夢だけど、怖かったです。
で、これは芥川ではないけれど、自分の将来への漠然とした不安の顕れと思い当る。
以下は自己流の夢占い。
ツアーは私の人生、コートは若い頃の夢とか、別れてしまった大切な人、あるいはやり直せるかもしれない過去の過ち。
探しに来てくれた男性は夫か、もしくは息子かも。素直についていけばいいものを、振り返って後戻りするので、人生という旅路で道に迷ってしまい、たった一人、行くことも帰ることもできずに立ち往生している私。
母は歳を取り、自分もまた歳を取って、あの時こうしていればと後悔もいろいろ。母と話すうちにいろんなことを思い出して、親戚の誰彼がみんな70代とかの年寄りになっているのでびっくり。でも私がこの歳なので、何の不思議もないんです。
「ヨーロッパツアーで迷子になった夢を見た」と夫に言うと、「あんたの心配はそれか。いいなあ」と笑われた。はい、そうですが、怖かったよう))))))
昨日、ヨーロッパブナの発芽を一つ確認。5センチくらいの幹の先に、小さな小さな葉数枚がついていた。葉は一人前に切れ込みが入っている。
ドングリは昨年10月30日、広島平和記念公園で落ちていたのを採集。20個ほど持ち帰り、水に浮かぶのは取り除き、ポットに撒いて屋外に置いたのが10個、冷蔵庫に土にくるんで保存して、春に撒いたのが5個。きのうは戸外組の一つ。枯れずに大きくなってほしいものです。
ヨーロッパブナはヨーロッパに普通に見られるブナ。日本のブナの仲間ですが、葉の切れ込みが深くて、おしゃれです。20年くらい前、観察会をしていたころに「何の木?」と話題になったことも。
平和公園が整備される頃、ドイツから寄贈された貴重な木ですが、植わっているのは通路の脇で根元が踏み固められた露地、木にとっては過酷な環境です。当地の暑さもこたえるかも。指導票はオウシュウナラとなっていました。
きょう電車に乗ったら、アフリカ系の若い女性と女の子が。日本語話すと分かったので、いろいろ話した。女の子はもうすぐ1歳で、生まれた日がうちの孫と20日違いくらい。ひと月前に新潟から来たけれど、広島は暖かい、向こうはまだ寒かったというようなことを話していた。
どこの国の人かな?多分アメリカ人。国や人種は違えど、頑張って子育てしている若いお母さんにとって、広島が居心地いい場所であればいいなあと思った。
本日、次男来訪。長男も来ていて、二人でパソコン覗いています。「最近、仕事どう?」なんて挨拶抜きに、家で暮らしていた時みたいになにげなく話しています。いつまでも仲良くね。
孫娘がお祖父ちゃんちへ行くと言うので、昨日に引き続き連れてきました。本日は自転車で。
お祖父ちゃんの膝に乗って、パソコンで動画見ています。お祖父ちゃんはちょっと飽きてきましたが、「いいじゃないの、そのうち頼んでも膝になんか乗ってくれなくなるよ」と言いました。
孫娘はノースリーブのワンピース一枚の夏服です。昨日、「結婚式に呼んでね」と頼むと、「いいよ、みんないっぱい来るかも」と言っておりました。「ピンクが好きでも初めは白いドレスで、次にピンクよ」と言ってやりました。
あと20年…長生きしたいものであります。