6/10~6/19までフランス南西部、ピレネーと美しい村を巡るツアーに一人で参加しました。ヨーロッパは五回目、フランスは春に次いで二回目です。
今回はアルビ/コンク/サン・シルク・ラポピー/ラ・ロック・ガジャツク/サルラ/サン・テ・ミリオン/ボルドー/ルルド/ガヴァルニー圏谷/ゴーブ湖とポン・デ・エスパーニャ(スペイン橋)/ピック・デュ・ミディ/トゥールーズ/カルカソンヌ/ミディ河運河と盛りだくさんです。
聞いたことあるのはボルドーだけ、どこもまだ日本では馴染の少ない場所、観光7日に往復3日、合計10日の長旅、果たしてどうなりますやら。
関空内のホテル日航関西空港に前泊。今回は第二滑走路に面した部屋。もう目が覚めた。時に6:25。
はてさてどんな旅が待っていることでしょう。期待半分、疲れなければいいけどと不安半分。でも行くしかないんですよね。旅の始まりはいつもこんな気分。
ちなみにKIXは関西空港の略称。
チケット貰いました。11:30発AF0291便、パリのシャルル・ドゴール空港で国内線に乗り換え、トゥールーズというところまで行きます。トゥールーズはエアバス社もあるフランス四番目の大都市、フランス南西部の中心都市です。
搭乗口は南ウィング34番ゲート、10:50搭乗開始です。同じツアーの人も三々五々集まり、行く気分が次第に盛り上がってきます。
10分早く、搭乗開始。今回も通路側の席でラッキーでした。席の確約は出来ないとことですが、一人参加の場合、通路側を取ってくれることが多いようです。
個人で旅行するときはaisle seat please(アイルシートプリーズ)と叫べばいいらしい。ついでにbaggage is to どこそこと最終地を叫んで念押し。構文などどうでもよろしい。簡単、明瞭、単語の羅列。これ最強。
スーツケースの引換券はチケットの裏に貼ってくれるので、大切に保管。なんてことは旅慣れた方には当たり前でしょうが私自身の備忘のため。
12:17 水平飛行になったらスナックが出ます。冷たい飲み物はいろいろありますが、私はいつもワインをチョイス。一度に飲まなくていいので楽。なかなかに深みのあるおいしい赤ワインです。
この後だいぶ経ってから「お客様の中にご気分の悪くなった方がいらっしゃいます。お客様の中でお医者様はおられませんでしょうか」と日本語の機内放送あり。
あれれ、映画かドラマの中みたい。docterいるのかなあ・・・・下手に手を上げても薬も何もない空の上、いくら医者でもすることに限りあり。通りかがりのスッチーにそれとなく聞いて、関わらない方がよさそうだと思ったら、「あっ、そう、大変だね」と軽く流すのが賢明と業界の雑誌にあった。
乗継だと途中の空港で下りるのに付き添い、病院まで一緒に行き、自分の予定は狂うわ、ご本人からも航空会社からも事後、何の挨拶もなかったとボヤキの投稿をこれも昔、業界の雑誌で見た。今はたぶんこんなことはないと思いますが。
聖職者とは無限の奉仕を期待されるもの。見返りを求めてはいけない。見返りは奉仕に見合うだけの尊敬だけ。だなんて、今の時代には無理かも。
患者さんも千差万別、何の情報もない人を飛行機の中でいきなり診るのは無理というものです。簡単に言ってしまえば、助かる人は時間が経てば快復して助かるもの。そうでない場合には何もできない機内では要するに何もできない。
トイレ行った時「おかげさまでよくなりました」「よかったです。先生にご挨拶されましたか」という会話を聞いた。大したことなかったらしい。よかったよかった。
昔、飛行機の中で具合が悪くなって輸血するドラマがありましたね。山口百恵、三浦友和主演の「赤い疑惑」だったかな。輸血なんて、飛行機の中でしますか。いゃあ、びっくりです。それで二人がきょうだいと分かるんですが、血液型だけでなんでわかる?と突っ込みどころたくさんのドラマでした。
おやおや、こんなことまで書いてたら、この旅行記、無事関空まで何時になったら帰れることやら。
13:02 ランチが出ます。ご飯の横は肉と野菜の炊き合わせのようなもの、他にサラダ、デザート、パン、クッキーなど量は充分です。
20:54 二度目の食事。パスタとチキンのグラタンがメイン、パン、チーズ、サラダ、フルーツなども。水もついてます。
それでもお腹すく人のために、最後尾にサンドイッチやスナック、飲み物各種があり、自由に飲食できます。ってこんな調子で旅日記アップしていたらいつまでたっても終わらないかも。。。。。
フランス夏時間6/10 17:01 日本時間6/11 0:01 パリのシャルル・ドゴール空港です。この先から次の飛行機に乗ります。
添乗員さんに連れられて広い広い空港内をここまでやって来ました。もうすぐ搭乗です。
19:04 トゥールーズへ向かう国内線で、コーヒーとお菓子を戴きます。ギャレットというフランスのクッキー、モンサンミッシェルの模様入り。懐かしや。
フランス時間20:02 トゥールーズ空港で。入国審査の後、外へ出ます。フランスらしいガラス窓のペインティング。
外へ出ます
ツゥールーズ・ブラニャック空港、今からアルビまで84キロを一時間余りバスに乗ります。午後8時過ぎ、まだまだ明るいです。
ピンボケ深謝。日本時間6/11 午前4:28 現地時間6/10 21:28
今夜のホテルは街中のヨーロッパタイプの宿です。幅4mくらいの道を親切に連れて行ってくれようとして、曲がりきれません。添乗員さんが誘導し、ホテルからもスタッフが駆けつけてきます。道行く人もん?何事・という顔で通り過ぎて行きます。
切り返すこと10数回、無事通り抜けられました。思わず湧き起こる拍手。やれやれ、皆様お疲れ様でした。
ヨーロッパへ来るときは一日がとても長いので、またお腹すきました。関空で買った赤飯にぎり一個、オカキその他で空腹を満たして寝る。
6/11 6:04 目が覚めたのでテレビをつけてみます。当然フランス語、何言ってるか分からない。しかし、しばらくつけておく。7時の食事までまだ間がある。このホテルは連泊、ゆっくりのんびり過ごす。
6:29 部屋は4階だったかな。隣のお宅に朝日が当たる。窓は日中は鎧戸を閉じて暑さを防ぐとか。
部屋の水回りリフォームしてたけど、風呂に問題あり。初日は鉄さび色の湯が出て、排水がとても時間かかった。二日目は水はきれいになったけど、翌朝まで全く排水せず。ツアー客をあまり受けないホテルらしく、いつもは使わない部屋なのかも。
ちなみに皆さんは枕チップ1€ずつ置いていたらしいけど、私は今回のツアーから止めた。いつも1€キープするのも小さなストレス。旅行中はストレスフリーで行きたい。ちなみに小銭をジャラジャラ置くのは失礼になるらしい。
6:46 少し早いけど螺旋階段を下りて朝食のレストランへ。ヨーロッパの数え方は0階、1階、2階となる。エレベーターは狭いし遅いし、自分の脚で下りるに限る。
HOTEL SHIFRE 電話はフランス(0536)485848。アルビの街中の小さなホテル。スタッフはみな丁寧。
ツアー客が珍しいのか、ずらりと並んだスーツケースをスタッフがスマホかアイパッドで写していたとか。
今回はご夫婦5組、あとは一人参加の男性2人、残りは友人、姉妹、一人参加の女性など総勢24人の参加者。皆さんいろいろなところを旅行していて、要領よく動かれる。変な人もいないし、大変結構でした。皆さんによくしていただき、本当に楽しい旅になりました。深謝。旅行記はしばらく続きます。また見た下さいね。