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賑やかで疲れた

2014-06-27 | 日記

ガヴァルニー圏谷。氷河地形。あの向こうはもうスペインです。6/15


本日夕方、仕事帰りにお嫁さんが孫二人連れてきた。みんなで食事して遊ぶうち、おやまあ21時前、明日も仕事だそうで帰って行った。

ドレスは何とか完成。でも胸元のレースを付ける時間がなくて、今度また直すから着ておいでと言って帰した。

下の子が全然じっとしていなくて、籠のお菓子は全部床にふりまく。ドアや引き出しは一つ外つ開けて中を確かめる。

抱いてご飯食べさせていたが疲れたので、小さな座卓につかまり立ちさせて口へ運んでやった。今日食べたもの。

そば、豆腐、鯖、ジャガイモ、バナナ、オカキそのほか。よく食べる。とても重くて疲れた。

ロングドレスのままチャイルドシートに自分で乗って自分でベルト装着、バイバイ~と元気に帰って行った。

というわけで本日織りの教室はお休み。激しく疲れた一日でした。

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フランスのヒナゲシ

2014-06-27 | 初夏のフランス南西部

http://free-photos.gatag.net/2014/05/08/190000.html 

ヒナゲシのいい写真がないので↑からお借りしました。symphony of love様、ありがとうございました。


 

フランスの野に自生する、ヒナゲシは燃えるような赤い色をしておりました。これは麦畑や牧草地の周辺、手入れのしていない植え込みなどにごくふつうに生えていて、ちょっとびっくりしました。

赤いヒナゲシと言えば与謝野晶子の歌を思い出します。

ああ皐月(さつき) 仏蘭西(フランス)の野は火の色す君も雛罌粟(こくりこ)われも雛罌粟(こくりこ)

この歌の半年前、晶子は夫鉄幹をフランス遊学へと送り出しますが、恋しくなってフランスまで追いかけて行きます。

ちようど五月、フランスの野には日本では見たこともない緋色の花が咲き、晶子の心をいやが上にも掻き立てる。

私たちはこの情熱の色に染め上げられてしまったみたいよと、いつまでたっても情熱的な晶子なのでありました。

日本にも同種のヒナゲシが帰化植物として、都会地の空き地などに見られますが、ずっとおとなしいオレンジ色です。

先般フランスに行くまで、このコクリコは広い公園に人工的に植えられたものか、はたまた、オレンジ色を晶子独特の言いまわしで火の色と言ったとばかり思っていました。

違いましたね。ほんとに鮮やかな赤い色が何気に野原にあるので、最初は驚いてそれからじわじわ感動してきました。

サン・シルク・ラポピーの展望台へ上がる石段の途中にこれが一株ありましたが、日差しが強すぎてうまく映ってません。残念でした。

何事も行ってみなければわからないこともある。イギリスの湖水地方で、野原にジキタリスがいっぱい咲いていたのを見た時の感動にも似ているかも。あれもびっくりしましたね。自然に生えているものだとは夢にも思わなかったので、

先日のガヴァルニー圏谷の花の中には、ポット苗として近所のホームセンターで見たような花もありました。明日からしばらく忙しくて更新できませんが、その時の花たちはいずれまた。

いゃあ、楽しかったですよ。イブキジャコウソウに似た花はヨーロッパジャコウソウ、シナノキンバイニ似た花はフランスキンパイとか適当に名前付けて遊んでました。クワガタソウの仲間もありましたね。

あすというか、もう今日だけど、夕方孫が来る予定。それまでにドレス仕上げないといけない。ロングスカートはもうできた。あとはワンピースの部分。頑張ろう。

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