昨年今頃。三景園で。コウホネと鯉。
梅雨入りしたと思ったらいいお天気である。きょうは近所の悉皆のお店に、色留袖を洗いに出した。衿にかすかな汚れがあるような気がして持って行ったら、個人は受けてない、業者専門と一度は断られたけど、近所の人ならと引き受けてもらえた。
たまに前を通って気になっていたお店、ご夫婦でやっている。すぐ落ちますよ、衿と袖口でいくらいくら、と言われた金額が思っていたよりずっーーーーと安くて、大感謝。
古くからの商店街、やっぱりの底力。郊外のどんな高級住宅地だって、徒歩圏内に気軽に着物洗ってもらえる店なんてないと思う。と負け惜しみ。
メンテナンスにも費用が掛かる。その面からも着物文化はすたれていくのでありました。でも絹物専門の汚れ落としは貴重な技術、継承してほしいと思う。
箪笥の中見ていたら、忘れていた夏着物を二枚新たに発見。いけませんねぇ、廊下への、じゃなかった老化への下り坂をまっしぐらに。
今度また着てみよう。