止せばいいのにフリマに参加、この際と思って押入れなどの整理。いらんものばかりたくさん出てくる。寝室がうす暗いので、障子を全部外し、ベッドの枕元に突っ込み、上から余ったベッドカバー掛けて、着物と小物を二階に運んで、なんだかんだしているともうお昼。
きのうは、土曜日に遊びに行った友達が遊びに来て、庭でできたハーブ類、ミツバ、シソなどくれてお喋りしていたらおやまあもう夕方、ご飯作って食べて、水彩画に行く。
今描いてるのはこれ。
この写真、以前にも紹介しましたけど、イカの脚の辺りが難しいです。魚とくれば猫、昨日は先生が来られて、「面白いモチーフですね。本当にイカ持って来たんですか」と言われた。
そう、私は花より食べもの、魚の、複雑な色や形が面白いと思う。次の時は何持って行こうかなと今から考えるのも楽しい。
糸も描きました。イカとサケ描いているときに、先生がいい色ですねと褒めてくれたけど、昨日は未完成。今日も描けない。
午後から、さる呉服店に出向き、留袖の汚れ落としを頼んできた。パールトーンのアフターサービスで無料らしいけど、保証は五年間、もう三年過ぎた。二年のうちに着ることがあるかどうかは不明。
黒留袖、長男の時にさっさと作っておけばよかったと後悔している。親が作ってくれたのはもう派手で着られなかったし、レンタルもいろいろあって、気に入ったのはなかなかないし、不本意なまま式の日が来てしまった。それで、全然楽しくなかった。まあ、子供の式は、そうでなくても気を遣うばかりで疲れるものですが。
先日の式、お嫁さんのお母さんは黒留袖、おばあちゃんはコックリしたいい色の色留袖、いずれも自前のものに見えた。私のもまた特殊な紋を付けているので、見る人が見れば分かる。でも、そんな人はたぶんいなくて、完全に自己満足の世界。
結婚式に際して、お母さんとおばあちゃんの着ているもので、どういうお宅のお嬢ちゃんか、わかるというもの。着物の効用とはまあ、そんなところでしょうか。
黒が違うんですよね。いいものは全ての光を吸収して、宇宙ができる前の暗闇のような色←見たことあるんかい!!と自分で突っ込む。・・・だからものの例えです。
いいのかそうでないのか、並ぶと分かるのが怖い。って怖がってるのも私だけでしょうが。ああ、なんか意地悪な私になってる。人が着ているものにあれこれ思うのは失礼ですよね。失礼しました。決して口には出しませんが。
夫には言ってみたけど、何の話かさっぱり分からんと言われました。ヒヨク、オハショリ、イロトメ、クロトメ、スエヒロ・・・暗号で話するなというところでしょうか。
でもまあ、久しぶりに着物が着られて私的には楽しかった。
部屋の片付けとフリマの準備。孫娘のドレスはなかなか縫えそうにない。やれやれ。