香川県高松市の栗林りつりん公園は、旧藩主の所有していた回遊式庭園、兼六園、後楽園と並んで日本三大庭園と言われています。
先日、あまりにもお天気いいし、チェックインの時間まで散歩しました。
正門から入園してしばらく歩き、左手。
昭和時代の社長漫遊記シリーズ(森繁久彌主演)の、香川県が舞台の作品で、若き日の黒沢年男と岡田可愛がデートしていたのはあの丸い植え込みの手前。
梅林は二か所あり、こちら南庭。今が盛り。四国は暖かいらしい。
奥へ行くと遊歩道の一番高いところからの眺めよし。うしろは紫雲山。その麓からの湧水を池に巡らせて、美しい眺めになっています。
ここは三島由紀夫原作の「春の雪」で、宮家と婚約の整った華族(公爵とかそういうの。詳細失念)令嬢が、自宅の庭で舟遊びする場面で使われた。
どこかで見た場所・・・と思ったら、やっぱりここだった。
あと、寅さんシリーズで渥美清が渡っていた橋もあります。後日、紹介します。
以上は南庭で、観光客も多いのですが、北庭は自然の風情を生かした洋風庭園、明治になってから整備されたそうです。
昔はその良さが分からなかったのですが、今は人もあまりいなくて癒されます。
ハスの池。季節には見事なことでしょう。
スダジイの巨木。
赤松の多い当地の山ですが、それは二次林。元々はカシやシイ、ヒサカキ、などの照葉樹がうっそうと茂っていたことでしょう。
街中の貴重な森、これからも時間があれば訪れましょう。
マツの手入れをしています。
三大庭園の中では、庭木の形のよさは一番ではないかと。いつ行っても何かの手入れをしています。
垣根の整備。棕櫚縄で結びます。特別の結び方、見て憶えるつもりでしたが、憶えきれません。
まだまだ写真はあります。次回以降、少しずつ。