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姑様に寝具を届ける

2019-06-17 | 日記

庭のヤブカンゾウ。2018年6月。今年もつぼみがついているのでやがて咲くでしょう。


姑様をお願いしている施設、タオルケットは自前のを持ち込みだそうで、今朝は姑様のところで適当なのを探して洗濯、夕方届けた。

丁度、全員が食堂に集まり、テレビを見ながらお茶を飲んでいた。話の出来る人はほぼいないらしく静か。自分で車椅子動かせる人が3人くらい、あとはじっとしていた。

タオルケット持って来たことを話すと、きょうは「す・み・ま・せ・ん」と言葉が出て意思の疎通ができて嬉しかった。ご飯もしっかり毎食食べているらしく血色もよかった。

自分で調理していた最後の頃は痩せて顔色も悪かったのは、きっと栄養が足りていなかったのでしょう。野菜各種を鍋で煮て、何度も煮返して食べる「野菜のごった煮」と卵かけごはんが定番だった。もっとお世話してあげればよかったけど、動ける間は人に頼るのを良しとしない自立した姑様だった。

夫が姑様の本をせっせとヤフオクで売っている。たまに高値で売れることもあるらしい。例の学者先生の万葉集の本とか、短歌の本とか。辻邦夫や司馬遼太郎、須賀敦子などが好みだったらしい。なかなか勉強家の姑様でした。

でも本当に年取ると何にも要らないんですよね。今の姑様に必要なものは服とタオルケットと歯ブラシとコップと。

持ち物が人間のアイデンティティ、そして生きてきた証。だからこそ要らないものでも捨てられない。いつか私も物欲を手放し、食べて生きているだけになるのでしょうか。それもまた人生。おしゃれしてお出かけしていた姑様を思い出し、どんな姿になっても生きていくのは尊いことだと思いなおす。これは私にそれだけ余裕ができたから。

去年の今頃は介護のただなか。毎日姑様のところへ。今はものを取りに行くくらいでめったに行かない。姑様のところでは掃除も片付けも一切しないと決めたので見て見ぬふり。絶対に手出ししない。私がうっかり大切なものを捨ててしまっても行けないので。←なに意固地になっているのやら。

タオルケットは洗い替えにもう一枚くらい届ける予定。今のところ元気で過ごしているので、なるだけ今の状態が続けばいいと思っています。

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