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機織り、もう少しで完成

2019-06-18 | 機織り

夜、二時間くらいで巻いた糸がなくなったので、本日終了。

夜はいくら明るくしても目が疲れるので、明日以降、頑張りましょう。

あと一時間くらいで出来上がり。

初めて使うメーカーなので、洗って糊付けせずにこのまま展示に出す予定。

昨年は水洗いで色落ちして、同じものを三日で仕上げて大変だった。


先日、三景園で。

コガクウツギ。アジサイの傍で、指導票もつけてあった。

これから夏にかけて、ウツギノ仲間が次々花をつける。

白い花は目に涼しい。白は強い光から身を守る意味もあるのでしょうか。


きょうふと思い出したけど、10年前のGWに済州島を旅行していて、韓国人の男性に写真撮ってもらったことがある。あちらもご家族で観光中。言葉は通じないけど、「撮ってあげましょうか」と言ってるらしいので、お願いした。お礼言って別れたけど、嬉しかった。

それと今年の春先、広電の車内で、韓国の学生さんが席譲ってくれようとした。私はもう降りるので断った後、ハングル文字の名札にどこから来たのかと英語で聴いたら、とてもはっきりした日本語で「韓国から船で研修旅行に来ました」と答えてくれた。礼儀正しいのに感心した。

先日の「主戦場」の中で、杉田水脈議員が「日本人は小さい時からの教育で嘘をつかないけど、韓国人は平気で嘘をつく」とヘイトスピーチ全開で、本当に嫌な感じだった。

日本人全員が嘘をつかず、韓国人全員が嘘をつくとでも。正直な人もそうでない人もどちらの国にもいる。当たり前じゃないですか。あまりにお粗末な話に飽きれてしまった。

私は普段、人の悪口は言わないように心がけていますが、あまりにあまりなので、今でも腹立っている。いいんですか、あの人が国会議員で。

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姑様に寝具を届ける

2019-06-17 | 日記

庭のヤブカンゾウ。2018年6月。今年もつぼみがついているのでやがて咲くでしょう。


姑様をお願いしている施設、タオルケットは自前のを持ち込みだそうで、今朝は姑様のところで適当なのを探して洗濯、夕方届けた。

丁度、全員が食堂に集まり、テレビを見ながらお茶を飲んでいた。話の出来る人はほぼいないらしく静か。自分で車椅子動かせる人が3人くらい、あとはじっとしていた。

タオルケット持って来たことを話すと、きょうは「す・み・ま・せ・ん」と言葉が出て意思の疎通ができて嬉しかった。ご飯もしっかり毎食食べているらしく血色もよかった。

自分で調理していた最後の頃は痩せて顔色も悪かったのは、きっと栄養が足りていなかったのでしょう。野菜各種を鍋で煮て、何度も煮返して食べる「野菜のごった煮」と卵かけごはんが定番だった。もっとお世話してあげればよかったけど、動ける間は人に頼るのを良しとしない自立した姑様だった。

夫が姑様の本をせっせとヤフオクで売っている。たまに高値で売れることもあるらしい。例の学者先生の万葉集の本とか、短歌の本とか。辻邦夫や司馬遼太郎、須賀敦子などが好みだったらしい。なかなか勉強家の姑様でした。

でも本当に年取ると何にも要らないんですよね。今の姑様に必要なものは服とタオルケットと歯ブラシとコップと。

持ち物が人間のアイデンティティ、そして生きてきた証。だからこそ要らないものでも捨てられない。いつか私も物欲を手放し、食べて生きているだけになるのでしょうか。それもまた人生。おしゃれしてお出かけしていた姑様を思い出し、どんな姿になっても生きていくのは尊いことだと思いなおす。これは私にそれだけ余裕ができたから。

去年の今頃は介護のただなか。毎日姑様のところへ。今はものを取りに行くくらいでめったに行かない。姑様のところでは掃除も片付けも一切しないと決めたので見て見ぬふり。絶対に手出ししない。私がうっかり大切なものを捨ててしまっても行けないので。←なに意固地になっているのやら。

タオルケットは洗い替えにもう一枚くらい届ける予定。今のところ元気で過ごしているので、なるだけ今の状態が続けばいいと思っています。

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「綴られる愛人」 井上荒野

2019-06-16 | 読書

匿名の文通を通じて出会った二人、35歳の女性童話作家と21歳の地方の冴えない大学生が、身元を偽った手紙のやり取りだけで疑似恋愛をし、女の依頼で夫を襲撃までしてしまう話。

スリリングで面白かった。推理小説として読むと、襲われた夫が事件の時の様子を全く警察に話をせず、警察の捜査もやや詰めが甘いかなと思うけれど、この小説の勘所は、手紙の力だけで、言葉の力だけで人を好きになり、異性として欲情し、自分のものにするために殺人までしようとする、その力の大きさ。

身元を隠して話を少し盛り、ゲーム感覚で手紙のやり取りをするうちに、お互いの心臓をわしづかみするような言葉のやり取りに陥っていくところが特に面白かった。

げに、言葉とは不思議。そしてとてつもないパワーも持っている。

まあこうしてブログを書くのも似たようなものかもしれない。匿名で、読んでもらいたいために楽しい話やきれいで珍しい写真、時には読者に心地よくなってもらうために、疲れたとか、病気がちとか、年金少ないとかの少しだけ不幸な話。大きな不幸は人に伝染してもいけないので、あくまでもプチ不幸。そんなことを私は心がけています。

不幸2割、普通の記事7割、嬉しいことは1割程度にとどめて人の反感買わないようにする。

考えて見れば、今の時代は誰もが誰に向かってでも発信できる時代。ほとんどは世間話の類ということでは日常会話と同じ。いいじゃないの、それで気が晴れるなら。


小説の話に戻ると、言葉の魔力というものに焦点を当てた力作。担当編集者である夫のパワハラぶりも読みどころ。この人、なんでこんなに夫におどおどするのと歯がゆい。

でもそれも一つの愛の形。逃げないうちは逃げられない。でもどうしても逃げるのだと決心すれば、すぐに逃げられると思う。彼女の場合、逃げ場所が匿名の文通、大学生は普段の生活はいい加減なのに、真に受けて彼女のために何とかしようとする。メールだとこんなに込み入った話はなかなか打てない。字数制限もあるし、読み直すうちに正気に戻ってあほらしくなるかもしれない。

手紙という古典的コミニュケーションのツールの特性をよく生かした設定だと思う。

日本の警察はもう少し優秀と思うので、人妻を愛してしまった人もくれぐれも真似されませんように。

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きょうは10cm織ったけど・・・

2019-06-15 | 機織り

雨の日は家にいて機織。頑張れば今月中には終わりそう。

色のグラディエーション、もう少し工夫して薄い色から濃い色へと自然に見えるようにしてみたいけど、とりあえずこれはこれで行く。

次は、麻糸があるので夏用のストールでも織りますか…と言って自分を追い込んでみる。。。。

 

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部屋を片付けて激しく疲れた

2019-06-14 | 日記

本日、昼頃から雨。

朝、三週間ぶりの資源ごみ出して、その流れでかねて懸案の片づけを始める。

午前中で終わる予定が、途中で休憩や食事の支度を挟み、結局22時前までかかった。

手順はこうです。

元次男の部屋に置いてある自分の古い本、バッグ、器を捨てる。昔、同人雑誌で下手な文章書いていたのももう読み返すこともないので全捨て。すっきりした。後ろは振り返らない。

だいぶすっきりしたので、空いた場所にこの数年でたまった本を元三男の部屋から持って行く。

そのあと元三男の部屋のタンスを和室に運び出し、机を窓際から壁側に移動。

こんな感じで。

捨てるのをより分けるのに時間がかかった。思い切りよく捨てられないのは年のせい?

タンスは引き出し抜いて一人で動かした。と言っても洋服ダンスの下の引出し二杯分だけ。上のロッカー部分は29年前にクローゼット作り付けて不要になったので、夫の仕事場の使わない部屋に突っ込んである。途中で一回見た気もするけど、いずれにせよ長い間、放置。

行けませんねえ。姑様のこと言えません。元気なうちに捨てないと。高齢者は市が運び出してくれると聞いた気もするけど、二階でもいいのかしら?今度聞いてみよう。

手芸の道具や布類もたくさん。それは使っていないスーツケースにぎっちり詰めたらだいぶ納まった。あと数年したら捨てられると思う。

物との関係は夫婦関係と同じ。もう縁が切れたと思っても、愛情(捨てるに忍びない惻隠の情)が、わずかでも残っていたら、手元に置いておく。

時間が経てば、自分も変わり、ただのゴミに見えてきて簡単に捨てられる。それで、赤本(大学別の過去問集)は今日捨てられました。息子たちの日記帳や成績表はとってあります。

手に取ってあれこれ考えるので時間がかかる。夜になって、それをあれこれ書くので余計に手間がかかる。

部屋は多少すっきりしたけど、しみじみと疲れました。


 

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三景園のアジサイと山野草

2019-06-13 | お出かけ

 

今年も出かけました。

直近では一昨年、尾道の帰りに寄ったのでした。

https://blog.goo.ne.jp/kawashima134/e/7698b8937274a394089c14d5f57c1c2b

今年は好天続きで花も元気がなかったけど、来週くらいが見ごろでしょうか。

盆栽各種。ムギ、カシワバアジサイ、フウチソウ。

まだツツジ。

ミゾソバ

ハナジュンサイ

カキツバタ

菖蒲

アナベル(セイヨウアジサイ)

シチダンカ

シチダンカ

幕末、シーボルトがヨーロッパに紹介したが、日本では見られなくなっていた。

戦後、六甲山中で見つかり、日本に残っていることが確認された。

昨年、岐阜県で見たシチダンカ。場所は秘密ですが、割と人の多い場所でした。

https://blog.goo.ne.jp/kawashima134/e/ab0b893cb3ca4bbee8abe61a985c788f

カエデの実

ササユリ

いつもの遊歩道は昨年の土砂災害で崩落したらしい。

こちら作業車用の道。

緑陰

外へ出ます。


わおう、いきなりのヒョウタンボク。猛毒。

入り口手前右。

ヤマボウシ

オカトラノオ。まだツボミ。

クリ。花粉の匂いが強い。

 涼しい橋。

 池に架かる。

きょうは暑かったのでここまで。アジサイは来週くらいが見ごろでしょうか。

雨が少ないので、アジサイも元気がありません。

来年に期待しましょう。

 

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空港横の三景園

2019-06-13 | お出かけ
アジサイは来週くらいが見頃。
好天で人多し。


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オーバーショット、30cmまで織ったけど・・・

2019-06-12 | 機織り

きょうは夕方から頑張って織りました。

でも焦って間違えています。柄が白、タービーも白の段を飛ばして、赤に行ってしまいました。

明日以降ほどきましょう。間違いに気がついたら、必ず間違った場所まで戻る。これって山歩きで道に迷ったのにも応用できそう。

焦って辻褄合わせていると余計におかしなことになりそう。

時間はたくさんあるので、焦らずに頑張りましょう。

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エンズレイのカップ

2019-06-12 | 日記

久しぶりに出してみました。

アンティークのエンズレイのティーカップ。

11年前、イギリス南西部、カンタベリーに近い田舎町ライのアンティークショップで買う。

確か7ポンド50ペンスだったけど、片言英語で「少しまけて」と、老店主にお願いしたら50ペンスだけ値引きしてくれた。

手描き風だけど、工業製品のようです。深い瑠璃の色が好きです。

先日、オーストリアのハルシュタットで買ったフルーツティー淹れてみました。

鮮やか~。

甘くて酸っぱくてシナモンの匂いもして濃厚で不思議なお茶でした。

なかなか捨てられない器の数々。どうします?

 

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夕刻迫る広島湾

2019-06-12 | お出かけ

港のビル、二階のカレー屋さんから写す。

今夜は夕食要らないので、一人で歩いてきました。午後7時前はまだ明るい。

やがて陽が沈んでいきます。

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絵付け、機織り、楽しく忙しい一日

2019-06-11 | 機織り

先月はヨーロッパへ行って絵付けは欠席、本日2か月ぶりでした。

貝の絵を描いて、オリーブは直す。

絵付けはここまでで、友達がアトリエに、余った織り機引き取ってもらったので、私と二人で織り機の調整をして織れるまでにする。

長く使ってなかったそうで大変だったけど、タイアップを何度も直して何とか織れるようになりました。

一人ですると煮詰まるけど、二人でワイワイと楽しくやり、先生にも助けてもらって、楽しかった。大勢で手作業する。かつての教室、いつもこんな感じだったなあと、懐かしかった。

大島機に、幅は狭く掛けて、平織のみ。絵付けに来た他の日の生徒さんに体験してもらう手筈になっているとか。

緯糸は段染めの刺繍糸。

私が筬を通したけど、空き羽が二か所。期せずして模様になって受けた。

刺繍糸は使わない人からたくさんもらったそうで、一部頂きました。

きれいな色ばかり~糸がたくさんあるのは嬉しい。糸屋敷まっしぐら。

ガラスビーズもたくさんもらったそうで、絵付けの先生が整理してお店みたいに飾っていた。

昔、レース糸に一粒ずつビーズを入れてバッグなどを編むのが流行りました。

私も母が編んでくれたの持ってたけど、断捨離で捨てた。捨てなきゃよかった…場所取らないのに。

次にはアトリエの織り機、どんなになってるか、楽しみです。

 

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経糸が切れた!!

2019-06-10 | 機織り

金曜日から織り始めましたが、緯糸が細いので一旦ほどき、本日、3本取りにして初めからやり直しました。

オーバーショットのサマーアンドウィンターと言う織り方。いい感じで進んでいたのですが、経糸が一本、切れてしまいました。

緒巻きの寸前で新しい糸を結び、手前で待ち針に巻いて止めればいい…ってわかっているけど、本日はここで中断。

柔らかくて扱いやすい糸ですが、強く張りすぎたのかもしれません。

https://item.rakuten.co.jp/auc-koitoya/r051-90/?s-id=ph_pc_itemname

16番2本撚り。経糸は2本取りにして、平織とタービーの緯糸は1本、柄の部分は3本取りです。

以前買っていたのはいい色ばかりで好きだったのですが、最近欠品が多くてこちらに替えました。

いい糸に出会うまで、まだまだ試行錯誤は続きそうです。


昨日頂いたビワ。庭に木があるそうです。

素朴で懐かしい味、おいしくいただきました。

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海辺のカレー屋

2019-06-09 | クッキング・ランチなど

本日は、夫友人夫婦と私達4人で、近所の森(元は島で今は本土と地続き)を散策し、昼はカレー屋へ行きました。

写真撮るのは遠慮して、お店のホームページから拝借しました。ガネーシュさんです。港のビルの中にあり、船の出入りがよく見えます。松山行きの高速艇など。

私が子供の頃は、国鉄連絡船と関西から別府へ行く関西汽船が寄港して、それはそれは賑やかだったと、私以外は全員広島県人なのでふるさと自慢すします。

実際はナンとおかずがワンサイズ小さなセット、それにラッシーという、カレーによく合う乳酸飲料をいただきました。

しばらくぶりの散策は木がうっそうと茂り、遊歩道は暗くて涼しい。途中のお寺では横綱安芸ノ海のお墓なども見て、最後は我が家で話して解散。

梅雨入り前の湿度も低い気持ちいい一日でした。

我が家付近は全員が高齢化して、子供の声もなく、日曜日は特に静か。窓を開け放して風を通し、昨年の孫が出演したミュージカルのDVDも見ていただき、いい日になりました。

普段使わない器をあれこれ出すのも楽しい。

梅雨入りまでのわずかな毎日、出かける用事はまとめてしておきましょう。雨の日は家の中の片づけかな。なかなかできないけど。

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梅雨入り間近

2019-06-08 | 日記

今日は昼前に孫とお嫁ちゃんが来たので、孫二人、屋上のおじいちゃんの菜園へ連れて行った。

夏野菜各種、ズッキーニはだいぶ大きくなっていて一つ収穫。あとは姑様の鉢植えのアジサイをたくさんいただく。アジサイは花は全部切り取っておいた方が来年の花芽が付きやすいと思うので、もう一度頂くつもり。

みんなが帰った後、久しぶりに食事に出かける。いつも行く韓国料理の店。珍しい料理のいろいろにお酒も飲んで帰宅。明日は友人ご夫妻と散策、昼ご飯、わが家でのお茶と、歳とったらあまりきついことはせずにのんびり過ごすつもり。


先日の映画に関してですが、

https://lite-ra.com/2019/06/post-4752.html

取材に応じた後で、編集にまで口出しできるのだろうか。それはできないと思う。

学生の作る映画だから世に出ることもなく、話題になって自分たちが恥をかくこともないと高をくくっていたのだと思う。これはいくらなんでもひどいと言われるのが嫌で、今になって文句つけているようにしか見えない。

映画の中での、聞くに堪えない差別発言の数々、本当に気分悪い。人のことだから放っておけばいいというご意見もあるでしょうが、私は自分が日本人だということだけで、他国人に差別されたくない。としたら、自分もどんな国の人も差別しないと決めなければ、話のつじつまは合わない。そうですよね。

人を差別しないと生きていけないのは、自分に自信がないからでしょうか。人間の一番嫌な部分を見せられた気がして気分悪い。

子供のころ、人とは仲良く、どんな子でも馬鹿にしたら行けませんと学校で習いませんでしたか?

ネット社会では民族差別の言説が匿名で横行しているので、ふだんこんなサイトを見ない私はもうびっくりです。

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「海の見える理髪店」 荻原浩

2019-06-07 | 読書


短編集で、直木賞受賞作。

いずれも失われた、あるいは失われつつある家族の絆を描いた作品。ほろりとして読みやすく、文章の描写力はさすが。短い作品一つ一つに、落ちがついているので読後感は嫌な感じではないけれど、話がうまく出来すぎているなあという不満は感じた。

現実はなかなかどうして、結論のない長い長い散文のようなもの。

常識を根底から覆され、不安になるような、世界が違って見えるような作品集ではなかったけど、そうだよなあ、わかるわかると心穏やかになるのも小説の効能。

30代の5年間ほど、地元の小説の同人雑誌で活動していたけど、こんな小説は真っ先に否定されたと思う。書く人間の苦悩が出ていないとか、作り話みたいだとか、世間話に過ぎないとか言われて、落ち込んだり、悔しがったりしたと思う。

でも今になれば、文章のレベルてさえ、全然及んでいない。プロとアマの厳然たる違い。いえいえ、振る舞いはそれらしかったですけどね。初心な私は、その頃専業主婦だったし、なかなかそれに馴染めなかったけど。

今度はまた、長くてめんどくさい小説読みたいもの。最近全然書店に行かないので、世間で何が流行っているか全然知らないのです。


昨日の映画で、日本会議の一番偉い人が(映画館の冷房があまりにきつくて寒くなり、途中で手洗いに。肝心の名前のところは見落とした)、他人の本は一切読まないと豪語し、韓国人は駄々をこねる子供のようなものと言っていたのに驚いた。あたらしい教科書をつくる会の藤岡?何とかという人が「国家は謝罪してはいけない」と言うすぐ後に、レーガン大統領が第二次大戦中、アメリカの日系人を強制収容所に入れたことを謝罪していた映像が流れた。

日本会議の中心人物があまりに普通(以下)の知性しか持ち合わせてないように見えて唖然とし、愕然とした。あの団体が今の内閣にも隠然とした力を持ち、日本の右傾化、反動化を企てている。絶対に許してはいけないと思った。

つくる会代表の言うことも「日本は絶対に間違ってない」という信仰からくるものだと思った。

LGBT発言の某女性国会議員は、ものすごく尊大に見えたし、国会で「アメリカの韓国人の子供が日本人の子供をいじめている」と発言したことを質されると「そういう話を聞いた」と逃げていた。「従軍慰安婦の話があいまいなので信用できない」と言うなら、あなたの言うこともそうだと追及される場面も。

総じて、いろいろな意見をうまく編集しているなと思った。

憲法学者が「殺されてもいいと思って発言している」と聞くと、今の日本は憲法守るのも命がけだと知った。アメリカの始めた戦争に、世界のどこであれ日本人がはせ参じる、なぜそこまでしないといけない。反日と言う者が、いちばんの国民の敵だと私は思う。

昨日よりも今日余計に不安になった私。


どうやら上映差し止めの訴訟になるそうですね。

すればいいと思う。言ったことを変えたりゆがめているわけではなく、他の意見をすぐ後につけたりした編集の結果、プロパガンダ映画になったというのが主張らしい。

うーーーむ、ちょっと無理がありそう。

いっそ、自分たちで自分たちの主張を入れた映画を作ればどうでしょうか。

春先だったか、市内で展示は見ましたけど。気分悪かった。慰安婦の人たちが海水浴で笑っているので性奴隷でないって。人間毎日泣いてばかりはいられない。それは与えられたつかの間の休息だったのでしょう。生き延びるために、楽しいことを見つけようとするのは自己防衛本能。

こちらもどうぞ。映画を見た方の感想です。

https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/1801ccc89bf824a871a9c1189e784390


それと以前県の公文書館の古文書講座で勉強していた時、敗戦後、占領軍が来るのに備えて広島市ではいち早く公設の慰安所を作って、働く女性を募集したそうです。十日市のあたりにその施設があったそうで、それは一般女性に被害が出てはいけないという心配から。要するに普通に生活している日本女性がアメリカの兵士に襲われないようにとの計らい。

そんなことをすぐに思いつくなんて、戦地では日本兵がどんなことしていたか、の裏返し。

売春しなくて済む女性が、「要するにあの人たちは売春婦でしょ」と言うのを聞くのは本当に嫌な感じ。そういう境遇の女性へのひとかけらの思いやりもない。あの性的少数者への問題発言をした人です。

慰安婦と騒ぐのはポルノ的興味と言ってた人もいましたね。どうかそういう人たちが集まって、映画作ってもらいたいもの。10年以上前、南京大虐殺がなかったという映画が大コケしたけど、今度こそ頑張っていただきたい。

 

 

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