銀行を襲い、仲間とともに山分けした金で地元で商売をはじめ大成功を
おさめた内藤彦介は、常に心配事がある、共犯者の状況である。
いずれ恐喝をしてくるのではないか疑心暗鬼になって
架空のリサーチ会社を作り、調査を開始するが・・・
まんまと調査員の罠にはまってしまう・・・
短編集の10篇
欲望の内容が昭和の欲望という感じがします。
なつかしい昭和の推理小説です。
時代背景の描写がとても気に入ってます。
今の欲望は複雑多岐でかなり陰湿な感じがします。
最近感じること、今の若者学生とかの感性はかなりまともだな
と思うことがしばしばあります、今の若者捨てたものじゃない
大いに将来に期待したいと思います。