2006年封切り 高倉健主演 チャン・イーモー監督作品
健さんの最近の映画の中では話題にならなかった映画ですが
自分は一人で京成ローザに観にいって結構感動した映画の一つです。
なんといっても舞台は中国、その広大な風景と人々の温かみとが伝わる映画でした。
健さん演じる高田剛一が絶縁関係にあった息子が病で入院したのをきっかけにして息子が研究していた中国の京劇
その単騎千里を走るをビデオをとってきてやろうと、息子の為に中国へ渡った
その中国の人とふれあい、出会った男の子との交流を通じて
失っていた家族の意味を取り戻していく・・・
見ていた時に感じてたことを思い出しましたが・・・
大事な物は何?
完璧に見失ってるのではないかということを想いました。
単純なことなのですが、一番大切なものは心
大事なものは心の中にしまっておけばいいのだなと・・・
最近とくに思うことがあるのですが、人は物を持って死んでいけないという当たり前のことを思うようになりました。
自分の周りにある多くの物、本 CD 服 雑貨他・・
こんなにたくさん必要だろうか・・まったく必要ない
きっと物があるから気持ちよくならないストレスがたまるのではないかとも思います。
何もない旅館の和室で必要な服と必要な食事と本が数冊あれば大丈夫
きっと日常生活もそのレベルで十分なのではないかと思うのです、必要以上に物を持つのはエスカレートするのではないか
いくら高価なものを持ってもそれを持っては死ねない。
今は何も必要な食料品とか洗剤とか日用品以外は・・それとたばこ以外は必要ないから買わないようにしてる
一つずついらないものは捨てていく、すべて心の中にしまっていく
そんなことを思ってます。
単騎千里を走るででてきた雲南省の村の人たちをみてると物でなく心だというのが伝わってきました。
いい映画でしたね、夜の男の子との場面はとても
印象的でしたね、健さんの優しさが思い切りでてた
ところですね。
あまり人気はなかった映画でしたが、いい映画でしたね。
断捨離を思い切りしようかと思うのですかなかなかすすみません、どうしてもこれは想い出だからと残してるものが
多いです。なかなかすっきりしません。
物をもたない心の自由さはありあすよね・・
なにもないと心も体も軽くなりそうですね。
いい映画でした、私も好きな作品です。
雲南省で出逢ったあの男の子と夜ライトを照らして夜明けを待つ場面、言葉は通じないけど健さんの素のやさしさが感じられた映画でしたね。
関羽千里行の場面は三国志でも一番すきな話を
映画ではじめて京劇でみたのもこの映画でした。
断捨離もいいかもしれませんね。
40年の青森の実家がもうすぐ無くなるのですが、母ひとり小さな1LDKに行くのに私が幼いころから残した物はすべて処分を頼みました。
もう故郷で生活することはないだろうし、自分の記憶にあればそれでいいと思いました。
思えば故郷を離れるときもカバン一つと親からもらったわずかな生活費と筆記具だけでした(^^;)
昭和か!とみなに笑われますが、なんとか生活できました(^^ゞ
久々この映画をまたみたくなりました。
いいですよ、ジャンルがなんでもよかったら聴かないCD
ありますので、コメントに連絡先いれて頂いたら非公開
で削除しますので・・・