3・11の小説だわ・・・
本屋で思わず買って一気に読みました・・
物語は
2011年3月11非東日本大震災が発生!かって阪神淡路大震災で被災して
再建を果たした神戸の中華料理店。
そこのアルバイト店員の清美は気仙沼の一つ南の町出身で実家とまったく連絡が
とれない・・
店主の長男はJAZZミュージシャンのはしくれ・・・オーデションをあきらめて
彼女を実家に送る為、町内から集めた支援物資を載せたバンを走らせる・・
なんとか彼女の実家にには着いたがすでに津波で流されていた・・・
非難所の人たちとの心のふれあいや・・
非難所の厳しい環境
復興への想いがつまってる本でした・・・
明るいタッチですが、今被災者の現実を浮き彫りにした小説でもあります。
しかしながら・・・
震災から7ケ月、まだまだ先の見えない被災地の現状・・・
ふと最近ほんとにTVでも震災を伝えるニュースや番組が激減している
もちろん福島の原発にしてもしかり
意図的なのか?
商業ベースにのせる為にはいつまでも震災にこだわってたらスポンサーもつかず
広告収入もはいらないのか・・・
そこまで日本人はだめになったのか・・・
正直なところをいうと
この関西に住んでいて、ほとんど震災や原発の話題が話にでてこないのが
すごく違和感を感じます、まるで対岸の火事のような感じ
日本人てあきっぽいのか??とも思うこともあります・・・
義援金活動はほとんどもう見かけません・・
カデフィ大佐が死のうがどうならおうが、そんなことどうでもいいではないか・・
今日本の多くの同胞が生活の危機に直面してる時に、そんな記事一面にのせる
値打ちがあるのかな?
・・・・
やはり日本人はあきっぽいのだろうか、流されるのだろうか・・・・