久々に三島由紀夫を読んで見た・・・
三島由紀夫といえばなんといっても豊饒の海4部作のインパクトが強くて、三島といえば
豊饒の海という感じなんですが・・
宴のあと・・おもしろかった・・・
新潟生まれで苦労して手に入れた大きな庭園のある料亭雪後庵の女主人がず
恋愛には縁がないといきてきたが、ある政治家を中心とした宴席で、独身の野口に強く惹かれた
熱情と行動力をもってるかずと、誇り高き元外相の野口は奈良のお水取りへ旅行へ行く・・
そして結婚する。
野口は革新党からの要請があり東京都知事選の革新党候補となり夫妻は選挙戦に身を投じることに・・
選挙戦でおこなわれる妨害活動や違反行為がリアルに展開 デマの広まりや 保守党の金での巻き返しなど
リアルに展開・・・
そして選挙は破れ・・引退生活をしようとする野口と雪後庵の再建をしようとするかずと・・
それぞれの道を歩む・・・宴のおわりである・・・
選挙活動と男女の浪漫を描くという当時では考えられなかた題材だったろうと思うと新鮮である。
三島は選挙に対する不正や、活動そのもののやりかたなど批判的であったのではないかなと読んで
いて思う、俗臭い そこに理想や心理はあるのかと言いたげな感じがする。
そうそう河合克行の実刑が確定したが、裁判資料の会計書類が返却されたようだが、1億5千万のうち
半分は安倍晋三事務所に流れたのはほぼ間違いないようだ・・それどころか選挙活動で1億5千万でも
足りなかぅたということらしく、推察では官房機密費からといわれている。
検察は今回はもうすべてをつかんでるとのことで、安倍の逮捕も時間とタイミングの問題らしい・・
しかし安倍事務所にながれていたとしたら政党助成金は血税 税金泥棒ということになりこれは罪は重い
オリンピックがあるうちは動けないが終わればすぐに動くとの見方が濃厚だ・・・