里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

雪が消えた雪中甘藍を採る

2019年02月05日 | 畑:葉菜類



 先日の雪で、まさに雪中甘藍となった寒玉キャベツ。
 これは、その時のもの。
 

 本来の雪中甘藍は、雪に埋もれた甘藍を雪の中から掘り出して収穫するものかもしれません。いわば天然の冷蔵キャベツを収穫するものと思いますが、ここでは、さすがにそのようになることは稀です。
 先日の雪は間もなく溶け、今では乾いています。



 トーホク種苗のその名もずばりの「寒玉キャベツ」という品種。天候も違いますから一概には言えませんが、昨年作った渡辺採種場の「冬穫りB号」と比べると、葉脈があまり太くなくすっきりとした形をしています。その分食感もいいと言えるかもしれません。



 紫色のアントシアンがかなり強く出ているので、あるいは寒さに対する抵抗力は少し劣るのかもしれませんが、完全に結球しても凍害を受けていないので、何の問題もありません。むしろ、美しく感じます。




 寒玉キャベツはまだいくらも収穫していないので、一生懸命採らないといけません。



 これから、再び雪中甘藍の状態になることはあるはずです。少しずつ降ってもらう分にはいいのですが、一度のドカ雪だけは勘弁してほしいものです。