里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

紺色の実が輝く「竜のひげ」

2019年02月09日 | 野山


 竜のひげは蛇のひげともいわれますが、この辺りでは、もっぱら猫玉です。
 我が家の裏山の土手には、この猫玉が群生しています。もちろん植えたわけではありません。天然のものですが、一面に覆われているため土止めの役割も果たしています。細い葉が密生し、根も深く多いので天然のカバープランツとなっています。


 そして、庭や畑の周囲などにも自然発生的に生えています。鳥が運んだり、種がこぼれて株が増殖していったものでしょう。石垣の周りにもたくさん生えています。





 その実は、紺色というか藍色いうか、光沢があって大変綺麗です。




 ただ、葉の勢いが良く群生しているところでは、表面からはこの実はほとんど葉に隠れて見えません。葉をかき上げるとその下に見えます。
 近くにヤブコウジが生えていることも多く、赤と紺のコラボも見ることができます。ヤブコウジは大分色が褪せてきました。






 子供の頃、この実を竹鉄砲の弾にして遊んだものです。それが猫玉の由来かどうかは分かりません。

今日は東京も雪になっているようです。このような時は南岸低気圧の北上で、この辺りは大雪になるパターンですが、抜けてしまうようです。これは珍しいことです。まだまだ先は長いので、これで終わりではないでしょう。