里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

サヤエンドウに篠竹で支柱立て

2021年03月05日 | 畑:豆類

サヤエンドウに篠竹を使って支柱を立てました。
サヤエンドウには越冬防寒対策として不織布をべた掛けしています。


パオパオという不織布。
冬越しの間もエンドウは徐々に生長するので不織布はピンと張らずに、緩く張っています。
それでも、今ではかなり盛り上がるようになっています。
厳冬の割にはかなり生長しているのが分ります。


べた掛けを剥ぐ時期の目安は、最低気温が0℃を超える頃。
平年だとこの辺りでは3月半ば過ぎにあたります。最近でも氷点下をかなり下回る日があります。
しかし、このままだと茂りすぎの状態になりそうです。
少し早いですが、べた掛けを剥ぐことにしました。
不織布を剥いでみると、かなり茂っています。
凍害はまったく受けていません。欠株もありません。

昔は笹竹やわらなどを株の根元に立てて防寒しました。それでも欠株になったり、芯が止まったりしたものです。
今年のような厳冬なら、そのようになっていたかもしれません。不織布のべた掛けをするようになり、心配する必要がなくなりました。
遅れている株が若干あるのはネキリムシの被害で追い播きした株。
わき芽も大分伸びており、少し混みすぎになりそうです、


支柱立ての前に、追肥と土寄せをします。
株元に速効性の肥料を施しました。株が旺盛なので少なめです。


土寄せは鍬だけで行いました。


広がっている茎葉も中央に寄ります。


次いで支柱立て。
支柱に用いるのは篠竹。里山では昔からやられてきた方法です。
先日も篠竹採りをしましたが、丈夫なものは再利用します。
大概は複数年使えます。
沢山栽培する場合はやはりネット支柱ですが、少しばかりの場合は篠竹が便利です。


10~15㎝間隔に両側から篠竹を立てます。両側から3本ずつ計6本を目安に纏めて頭上で縛ります。


さらに、大分伸びてきたので横竹を挟みました。


この後、伸びるに従って、同じように横竹を挟むと外に倒れずうまく誘引できます。中段から上はテープも用います。

これでサヤエンドウの支柱立ては完成です。