里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

僅か2本になったイチジクがよく穫れる

2024年10月21日 | 畑:果実類

イチジクは植えて11年目になります。
手入れが行き届かず天敵のカミキリにやられてこの夏には2本になってしまいました。


品種は「蓬莱柿(ほうらいし)」
秋果専用種で、昔あった在来種より1ヵ月ほども遅い晩生種です。


10月10日前から穫れ始めました。
すでにその時は果実がパックリ割れていた果実が何個かあり数日前には収穫出来ていたようです。


昨年は10月早々から穫れ始めましたが、今年も総じて気温が高く例年よりは若干早まりました。


遅い年なら10月下旬から僅か穫れただけで終わってしまうこともあります。
わずか2本になってしまったので寂しい限りですが、今がちょうど穫り頃のものが多くなっています。
雨が多かったためか2、3日放置しているとパックリと割れてしまうものが多くなります。
この品種は熟し具合が非常に分りやすい。


初めは硬く青い果実から次第に黄ばんできます。そして次第に赤みを帯び、完熟すると頭が割れてきます。


我が家では頭が割れてから収穫するようにしています。


しかし、そうするとどうしてもパックリ割れてしまうものも多くなってしまいます。


しかし、このくらいなら大丈夫。すぐ食べる分には支障ありません。完熟のイチジクが味わえます。


この「蓬莱柿」は完熟すると手で根元から綺麗に剥けます。生食に適した品種です。
助っ人が穫ったもの。


イチジクは足が速いのが特徴で日持ちがしません。
当地では昔からイチジクは生食ではなく甘露煮が定番でした。
昔から我が家にもあった在来種は当県の試験研究機関の調査でブルンスウィックと言う品種と分っています。
このイチジクはそもそも果実が小さく皮も剥きがたいものでした。
そのため生食ではなく甘露煮にして食べるのが普通で、とりわけ女性に好まれてきました。
しかし、小生はこの甘露煮は苦手です。
一方、「蓬莱柿」は皮がするっと剥け甘さも適度で食感が良いため小生でも生食で美味しく食べられます。


昨年は4本からしっかりと穫れていたのでピーク時にはかなりの量になりました。そのため助っ人は甘露煮にもしていました。
完熟したイチジクは足が早く甘露煮は長持ちさせる方法でもあります。
今年はそれほどの量にはならないので、多分生食だけで終わるのではないでしょうか。
当地ではイチジクは11月上旬が限界です。
昨年は殆ど残ることなく穫り尽くしましたが、今年はどうでしょう。



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2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2024-10-22 07:41:36
イチジク羨ましいです!今年は高くてほとんど買えませんでした😿。
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Unknown (kazmelon)
2024-10-22 07:51:46
さくらもちさんへ。
コメントありがとうございます。
イチジクもお好きだったんでしたね。
この品種は小生でも美味しく食べられます😄
繊細な筆致さすがですね👍
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