里山悠々録

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九重栗カボチャは3番果もよく穫れた

2022年09月21日 | 畑:果菜類

台風14号来襲直前、完熟したカボチャの3番果を纏めて収穫しました。
幸い今回の台風は当地にあまり爪痕を残さず通り過ぎてくれたようです。
カボチャの品種は九重栗EX。


4月28日に我流の省力直播き。
株間45㎝の1カ所1粒蒔きで、株を間引き親蔓と子蔓1本の2本仕立てにしたもの。
伸ばした主枝のわき芽は全て掻き、最終盤は半放任。


主枝は長さ10mくらいに達したところで摘芯しました。
雑草が伸び、老化した枯れ葉も目立ちますが、ここに至れば影響はないでしょう。


人工授粉は1番果を若干した程度で。ほとんどが自然着果です。
1番果は8月中旬までに全て穫り終え、2番果も9月初めには穫り終えました。
今度は3番果が収穫適期を迎えました。今年は3番果も揃ってよく留まりました。
この辺りが3番果で、株元から6、7mの位置です。


2番果や3番果がまずいと言われるのは、うら成りの未熟果を収穫するからで葉が十分あり完熟果であれば美味しいカボチャが穫れるはずです。
開花してから45日を収穫の目安にしています。
最も遅いものでも目安の日数に達しました。


2番果を収穫して半月ほど、これまで収穫した果実が大分残っています。
まだ3番果は一度も穫っていません。
どの果実も軸は変色し、ひび割れが多数出ているので完熟しているはずです。


ただ、これまでよりは葉が傷んできたのでどうでしょう。
完熟がいいとは言っても、これ以上畑に置くのはかえって劣化しやすい。
ここで一斉に収穫します。
中型の形の良いカボチャが穫れました。昨年の3番果と比べても今年はよく揃っています。


右が今回取り込んだ3番果、左が残っている2番果。


まずは2番果から消費しなければなりません。次第に追熟の限度が近づいてきます。
今年の九重栗カボチャはほぼ満足できる結果となりました。
こちらは、7月1日に直播きした遅穫り用のカボチャ。


冬至カボチャに使う貯蔵用です。
品種は「雪化粧」、他に1株だけ古種の「白爵」。
着果したのが20節目くらいで、それが実質的な1番果。


8月20日過ぎまでには全て着果しているので、あと半月くらいで収穫適期に達します。
結局2番果は一つも着きませんでした。



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