里山悠々録

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タマネギ貯蔵のための乾燥法

2021年06月22日 | 畑:土物類

過日、一斉に収穫し、取り込んだタマネギ「ネオアース」。
中晩生種ながら今年は5月半ばから穫っています。が、本命は貯蔵。
このタマネギは来春まで食すので、貯蔵中に腐れると困ります。
作業場の下屋に広げて並べ、1週間ほど陰干ししました。


これで後の作業がやりやすくなります。


1、2ヵ月で食すものは別とし、長く貯蔵するものをすぐに重ねて詰め込んでしまうのは危険。
しっかりと乾燥することが大事です。
我が家では2通りの方法で乾燥しています。
専ら助っ人がやってくれるので有り難い。
一つはごく一般的な吊しによる乾燥。


8~10個のタマネギを、茎を2、30センチ付けてひもで縛り竿に吊します。


例年この場所。雑然としていますが、雨に当たらず風通しが良い。


もう一つは、かご形のコンテナに並べて乾燥。


大玉を吊すと重すぎて耐えきれず落ちやすいため。


500g級の特大玉がかなりあります。


試しに計ってみると。


このような大玉を吊すのは無理。
そこで、この方法を採っています。


乾燥のポイントは茎と根の部分。ここがしっかり乾けば大丈夫。
かご形コンテナの下にも空間を設け、風通しの良い状態で重ねずに並べます。


これは小玉のくず物と言うべきタマネギ。これはこれで利用価値があります。


このような状態でしばらく乾燥させ、根と茎が完全に乾燥した後は、取り込んで重ねて貯蔵しても大丈夫です。






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