里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

少々前倒し、早生ハクサイの種を播く

2024年08月12日 | 畑:葉菜類

早生ハクサイの種を播きました。
東北地方に台風が上陸するという予報にも拘わらず、当地、昨日は好天。
雨もほどほどに降ると言う予報だったため、予定を2、3日前倒しして播くことにしたもの。
秋冬野菜の代表と言えば当地方ではやはりハクサイ。
ダイコンとともに消費も昔からみると大幅に減りました。腐っても鯛と言ったところです。
近年は育苗する方の方が多いのかもしれませんが、小生は依然直播きです。
早生ハクサイと言えばかつては8月早々に播くものとしていました。7月中に播いたこともあります。
しかし、早播きすれば気温が高いうちに結球するので、早生種といえども腐敗が出やすくなります。
近年、ますます気温が高くなる傾向にあり、無理をしてもしょうがありません。
まして今年の猛暑ではなおさらです。
そして、昨年初めて経験したハイマダラノメイガ(シンクイムシ)。
オオタバコガとともに暖地の害虫と高を括っているわけにはいかなくなりました。
2週間余り前に苦土石灰を全面に、1週間ほど前に畝になる部分に緩効性肥料を施用し耕耘しています。
いわゆる帯状全層施肥です。
種播き前に再びロータリー耕耘し、帯状全層施肥した畝の中心に目印線を付けます。


この場所は強粘土質土壌の我が家の畑としては上々の方です。
管理機で畝立てします。


後に中晩生種を播きますが、スペースの関係で畝間は広々1m。
この後、今年は特に乾燥しやすいので鍬で少し盛るだけの畝に均しました。
株間30㎝。小さいドリンク瓶で播き穴を付けます。


品種はトーホク種苗の黄芯系の品種「郷秋60日」。


品質や生育も安定しているので、しばらくこの品種を用いています。
少々見にくいですが、ハクサイの直播きでは1カ所に7、8粒と多めに播きます。


鍬で覆土し、軽く鎮圧。


播き穴の側の土を鍬で掛ける小生流です。


おがくずを掛けます。


おがくずで乾燥防止と雨に叩かれるのを和らげます。
これで種播きは終了。予報どおり適度の雨が降ってくれれば幸いと思ったのですが。

結果は裏目のよう。予報のような雨も風も僅か、灌水するしかなさそうです。
この後発芽までに不織布をべた掛けする予定です。ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)対策です。
蒸れるのが心配ですが、それで少し様子を見ようと思います。
中晩生種は今月末に播く予定です。


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