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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

古木の梅が春を告げる

2019年03月26日 | 古木管理
 
 我が家の庭の古木の梅が咲きました。手前が紅梅、奥が白梅です。
 例年より5日から1週間くらい早い感じがします。実取用の梅よりも遅れて咲きます。我が家の庭に春を告げる木で、花の咲くのを毎年楽しみにしています。
我が家は「築130年の家」と記録しましたが、その昔、一度火事になり、新しく建てられたものと言い伝えられています。最も古い庭木がいつ植えられたのかは正確には分かりませんが、家と同じくらいの年数は確実に経っているものと推測します。
 庭木の中で最も老化が進み、どう維持していくか問題なのが、この梅の古木です。
 剪定は業者は頼まず、すべて自己流でこなしているので全く自信はありません。できるだけ弱らせないようにすることだけを考えています。
 紅梅と白梅があり、こちらは白梅で比較的元気です。
 
 
花は白梅が早く咲き、すでに満開になっています。
 
 古木を象徴する太い幹が存在感を放ちます。
 
 
 今年は、花数もかなり多い気がします。
 
 こちらは紅梅ですが、白梅より1週間から10日くらい遅れて咲き出します。
 
 
今2、3分咲きと言ったところです。花びらが八重で、紅色が濃く非常に綺麗な花です。
 
 
 かなり弱っており、昨年も剪定を極力控え、新しい枝を伸ばすようにしていますが、枯れそうな枝もあります。
 
 昨年の春は花も少なかったですが、今年は結構咲いています。、しかし、花が多く咲いたら咲いたで弱りはしないかと心配ではあります。
 満開までには少し時間がかかります。しばらくの間、目を楽しませてくれるでしょう。

囲いのニンジンもまだ残ってる

2019年03月25日 | 畑:根菜類

 ニンジンは大根と同じように、12月半ばに、土を掘り葉を付けたまま稲わらを挟みながら根の少し上まで埋め込みました。これはその時のもの。




 今年は一部を畑に残したままにして冬越しし、しばらく収穫したので、囲いのニンジンを取り出したのは1月下旬くらいからです。
 今こんな感じになっています。掘り出した跡が分かります。手前が残っている部分。
 あと残り20本といったところでしょうか。



 開けるとこんな風になっています。






 新芽が動き出しているのが分かります。これが伸び出すようになるとニンジンの根も老化してきますから品質が低下してしまいます。
 洗うと、まだまだきれいなニンジンです。



 次回は、大根のように葉を全部取って囲うやり方もやってみようかと思います。
 今月中に全部掘り出してしまうつもりです。


囲いの大根はどうなった

2019年03月24日 | 畑:根菜類

 12月半ばに冬囲いしていた大根はどうなったでしょうか。
 これは、土を掘り、大根を葉を付けたまま、稲わらを挟みながら斜めにして埋め囲ったものです。


 このようにして囲ったものは、2月までにほぼ取り出しました。
 今残っているのは、土を少し深めに掘り、葉をすべて落として寝かせ、稲わらを掛けて土を埋め戻して囲ったもの。
 このようになっています。


 開けるとこんな感じです。





 残りは10本ほどでしょうか。
 取り出して洗うとこんな感じになります。



 さすがに、肌は少々悪くなっていますが、大きな問題はありません。今年は暖冬だったのでむしろ傷みが出るかもしれないと思いましたが、大丈夫でした。
 例年、大部分は葉を付けたまま囲うのですが、今年は葉をとって囲う量を増やしました。場所をとらず、わらも少なくてすむので容易です。
 十分にいけるので、次回も同様にしたいと思います。


未だ健在のナバナ類4種を比較

2019年03月23日 | 畑:花菜類

 我が家で作っている4種類のナバナ類が未だ健在というのは初めての経験です。
 暖冬が故の現象で、再びないかもしれないので、採って並べてみました。アスパラ菜と花菜は大分小さくなりましたが、何はともあれ4種揃いました。
 左からアスパラ菜、寒咲花菜、仙台雪菜、かき菜。


 ナバナ類という言い方は、トウを食べるアブラナ科野菜の総称みたいなものですが、茎立ち菜やとう立ち菜と言ったり、全て菜の花で済ませてしまう方も多いかもしれません。

 凍害に一番弱いアスパラ菜は、仙台雪菜の茎立ちが収穫される頃には片付けられていることが多いので、この辺りで、この4種が並ぶことはまずありません。もっともアスパラ菜は細く硬くなっているので今は食べていませんが、こんな状態になっています。


 写真を並べて4種の姿を比較してみると非常に特徴的なことが分かります。
それぞれ旬の収穫始めの姿を比べてみるのが最善です。
 まず生育している畑の姿です。
最も収穫が早く始まるアスパラ菜。正確には「オータムポエム」で、名前のとおり10月下旬収穫。


 次いで収穫が始まる寒咲花菜。花菜の中でも冬に収穫できる花菜です。売られているナバナ類の中では、花菜がいわゆる菜の花のイメージでしょうか。11月下旬収穫。まだ収穫は続いています。


 収穫が始まったばかりの仙台雪菜。


 最後に、今年はほぼ同時に収穫が始まったかき菜。


 収穫したものの姿です。

 アスパラ菜


 寒咲花菜


 仙台雪菜


 かき菜


 今年は、暖冬のおかげで面白い観察ができました。


キャベツを水墨画で描く

2019年03月23日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙







 キャベツを水墨画で描きました。

 ドーサ液を使って、葉脈を白抜きしようと試みました。もう少し強く白抜きしたかったのですが、若干甘かったです。前もって葉脈部分をドーサ液を付けた筆で描いておきます。無色なので加減や配置の確認が難しい。なんとか形にはなりましたか。