











ニンジンは大根と同じように、12月半ばに、土を掘り葉を付けたまま稲わらを挟みながら根の少し上まで埋め込みました。これはその時のもの。
今年は一部を畑に残したままにして冬越しし、しばらく収穫したので、囲いのニンジンを取り出したのは1月下旬くらいからです。
今こんな感じになっています。掘り出した跡が分かります。手前が残っている部分。
あと残り20本といったところでしょうか。
開けるとこんな風になっています。
新芽が動き出しているのが分かります。これが伸び出すようになるとニンジンの根も老化してきますから品質が低下してしまいます。
洗うと、まだまだきれいなニンジンです。
次回は、大根のように葉を全部取って囲うやり方もやってみようかと思います。
今月中に全部掘り出してしまうつもりです。
12月半ばに冬囲いしていた大根はどうなったでしょうか。
これは、土を掘り、大根を葉を付けたまま、稲わらを挟みながら斜めにして埋め囲ったものです。
このようにして囲ったものは、2月までにほぼ取り出しました。
今残っているのは、土を少し深めに掘り、葉をすべて落として寝かせ、稲わらを掛けて土を埋め戻して囲ったもの。
このようになっています。
開けるとこんな感じです。
残りは10本ほどでしょうか。
取り出して洗うとこんな感じになります。
さすがに、肌は少々悪くなっていますが、大きな問題はありません。今年は暖冬だったのでむしろ傷みが出るかもしれないと思いましたが、大丈夫でした。
例年、大部分は葉を付けたまま囲うのですが、今年は葉をとって囲う量を増やしました。場所をとらず、わらも少なくてすむので容易です。
十分にいけるので、次回も同様にしたいと思います。
我が家で作っている4種類のナバナ類が未だ健在というのは初めての経験です。
暖冬が故の現象で、再びないかもしれないので、採って並べてみました。アスパラ菜と花菜は大分小さくなりましたが、何はともあれ4種揃いました。
左からアスパラ菜、寒咲花菜、仙台雪菜、かき菜。
ナバナ類という言い方は、トウを食べるアブラナ科野菜の総称みたいなものですが、茎立ち菜やとう立ち菜と言ったり、全て菜の花で済ませてしまう方も多いかもしれません。
凍害に一番弱いアスパラ菜は、仙台雪菜の茎立ちが収穫される頃には片付けられていることが多いので、この辺りで、この4種が並ぶことはまずありません。もっともアスパラ菜は細く硬くなっているので今は食べていませんが、こんな状態になっています。
写真を並べて4種の姿を比較してみると非常に特徴的なことが分かります。
それぞれ旬の収穫始めの姿を比べてみるのが最善です。
まず生育している畑の姿です。
最も収穫が早く始まるアスパラ菜。正確には「オータムポエム」で、名前のとおり10月下旬収穫。
次いで収穫が始まる寒咲花菜。花菜の中でも冬に収穫できる花菜です。売られているナバナ類の中では、花菜がいわゆる菜の花のイメージでしょうか。11月下旬収穫。まだ収穫は続いています。
収穫が始まったばかりの仙台雪菜。
最後に、今年はほぼ同時に収穫が始まったかき菜。
収穫したものの姿です。
アスパラ菜
寒咲花菜
仙台雪菜
かき菜
今年は、暖冬のおかげで面白い観察ができました。
キャベツを水墨画で描きました。
ドーサ液を使って、葉脈を白抜きしようと試みました。もう少し強く白抜きしたかったのですが、若干甘かったです。前もって葉脈部分をドーサ液を付けた筆で描いておきます。無色なので加減や配置の確認が難しい。なんとか形にはなりましたか。