貯蔵するサトイモを全て掘り取りました。
これまでは必要な都度掘り取っていました。
数回掘ってみたところでは、今年はまずまずの出来のようです。
霜が降りる時期も近づいてきたので、全て掘り取ることにしました。
昨年の干ばつで葉が黄化したことから見ると、今年の姿はずっとマシ。
今年は雨が多く、背丈を超すくらいになったという方もいますが、我が家のはそんなではありません。
黒マルチは最後まで掛けたままにしています。
本来なら途中で外して、大きく土寄せした方が良いのかもしれませんが。
まず、茎を根元から切り取り、マルチを剥ぎ取ります。
この後、スッコップで掘り上げました。
株によって芋の着きに善し悪しがあります。
粘土質が強いため土が半端なく付いて落ちません。
その都度掘っていた時は、畑で子芋をバラしてから持ち帰っていました。
今回はすぐ使うもの以外は全て株のまま持ち帰ります。
この状態がいかり芋。子芋をバラしてしまうと貯蔵性が失われます。
この状態で作業場の中で少し陰干しします。乾かさないと粘土質の土が落ちないのです。
その後、発泡スチロール箱に入れて貯蔵します。
昔は貯蔵用の横穴に保存していましたが、今は量も少ないので、この方法が便利。
そして、必要な都度取り出し、子芋をバラして使います。
一連の作業は、みんな助っ人がやってくれます。
種芋は「蔵王いも」の名称で売られていたようですが、石川系のサトイモと思われます。
昔、我が家で作っていた土垂ほど粘りは強くありません。
こちらはサツマイモ。
品種はベニアズマ。
これまで掘ったものは甚だ不出来。
蔓だけは良いので、蔓ぼけと言うことか。
強粘土質土壌ではやはり厳しいのか。サツマイモといえども奥が深いようです。
結局、まともなのはこれだけ。
僅かばかりながら少し乾かして土を落とし、段ボールに入れ保存。
我が家は殆どサツマイモを食さないので、専ら助っ人用です。