里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

小菊を水墨画で描く

2021年11月15日 | 水墨画:草花
画仙紙 半切1/3 


小菊を水墨画で描きました。
今、小菊が見頃になっています。
自由に咲いていると言えば聞こえはいいものの、管理不行き届きなだけです。
種類はそれなりにあり、画のモチーフには都合が良い。
手前に濃いめの色の小菊、後ろに薄めの色の小菊のイメージで描いてみました。
自由に咲いている小菊なので、小さいところは気にせず、勢いよくと思い描きましたが、どうでしたか。
小生には小菊とスプレー菊との区別がなかなか出来ません。
小菊の花は小さいイメージがあるので、大きすぎないようにと気をつけてはいます。


小菊が見頃、スプレー菊かも

2021年11月14日 | 

庭の小菊が見頃になっています。


庭とは言えないところに自然に咲いています。


自然と言えば聞こえが良いものの、管理不良というのが正しい。




助っ人が枝を切り戻したり、適宜株分けしたりといった程度。
しかし、それもまた良いと勝手に思っています。






小生が知人にいただいて植えたものがかなりあります。
母や助っ人が植えたものもあって、今ではどれがどうか判然としなくなりました。




知人からは小菊と言われていただいたのですが、スプレー菊もあるような気がしています。
しかし、小菊とスプレー菊の違いが小生にはよく分りません。
調べてみてもますます分らなくなる。
和菊と洋菊の違いであることは確かながら、判別できません。
昔からあった花の小さい、いかにも小菊と言ったものなら分りますが。
近年は種類が多くなり、プロでも見た目だけでは判別が難しいと言いますから当然でしょうか。
我が家のはスプレー菊とは誰も言ってこなかったので、小菊で良いことにしましょう。
石垣とのコラボもなかなか良いもの。
















逞しいものです。


これはポンポン咲きの小菊で、母が植えたことは確かです。


種類は結構豊富で、仏壇の生花に重宝しています。
ところで、今年は今どきツツジ類に結構花が咲いています。





このヤマツヅジは毎年のことで珍しくありません。




先頃は八重桜に花が咲いているのがありました。
最近こそ安定した天候ですが、夏から秋口に気象変動が大きかった影響でしょうか。


貯蔵するサトイモを全て掘り取る

2021年11月13日 | 畑:土物類

貯蔵するサトイモを全て掘り取りました。


これまでは必要な都度掘り取っていました。
数回掘ってみたところでは、今年はまずまずの出来のようです。
霜が降りる時期も近づいてきたので、全て掘り取ることにしました。
昨年の干ばつで葉が黄化したことから見ると、今年の姿はずっとマシ。


今年は雨が多く、背丈を超すくらいになったという方もいますが、我が家のはそんなではありません。
黒マルチは最後まで掛けたままにしています。
本来なら途中で外して、大きく土寄せした方が良いのかもしれませんが。


まず、茎を根元から切り取り、マルチを剥ぎ取ります。


この後、スッコップで掘り上げました。

株によって芋の着きに善し悪しがあります。
粘土質が強いため土が半端なく付いて落ちません。


その都度掘っていた時は、畑で子芋をバラしてから持ち帰っていました。
今回はすぐ使うもの以外は全て株のまま持ち帰ります。
この状態がいかり芋。子芋をバラしてしまうと貯蔵性が失われます。

この状態で作業場の中で少し陰干しします。乾かさないと粘土質の土が落ちないのです。


その後、発泡スチロール箱に入れて貯蔵します。
昔は貯蔵用の横穴に保存していましたが、今は量も少ないので、この方法が便利。
そして、必要な都度取り出し、子芋をバラして使います。
一連の作業は、みんな助っ人がやってくれます。
種芋は「蔵王いも」の名称で売られていたようですが、石川系のサトイモと思われます。
昔、我が家で作っていた土垂ほど粘りは強くありません。
こちらはサツマイモ。


品種はベニアズマ。
これまで掘ったものは甚だ不出来。
蔓だけは良いので、蔓ぼけと言うことか。


強粘土質土壌ではやはり厳しいのか。サツマイモといえども奥が深いようです。
結局、まともなのはこれだけ。


僅かばかりながら少し乾かして土を落とし、段ボールに入れ保存。
我が家は殆どサツマイモを食さないので、専ら助っ人用です。


ラッキョウの追肥土寄せ、花ラッキョウの葉数が凄い

2021年11月12日 | 畑:土物類

ラッキョウに追肥と土寄せをしました。
今年のラッキョウ栽培は変則です。
9月に植え付けた通常の栽培と三年子の花ラッキョウ栽培があります。
これまで殆ど管理らしいことをしてきませんでしたが、それなりに育っています。
これが9月に植え付けたラッキョウ。


スペースの関係で2条植えになりました。
生育良好とは言えませんが、ほぼ発芽しました。


これが三年子の花ラッキョウ。


こちらは1条植えになっています。


今年、事情があって半分を収穫せずにそのまま残しました。
三年子の花ラッキョウ栽培は初めての経験です。
福井の三年子花ラッキョウは有名ですが、実際に見たことはありません。
興味はありましたが、実際に作ってみると凄い数の葉が出ています。


土を掘って確かめている訳ではないので正確には分りません。
単純ではないと思いますが、5個に分球したものは5倍、10個なら10倍の葉が出るのでしょうか。
それぞれ畝の両肩に速効性肥料を施しました。



土が硬くなっているので管理機で土寄せしたかったのですが、スペース的に無理です。
全て鍬で土寄せしました。
粘土質の強い土壌なので、思うようにはいかないものの何とか形になりました。
通常の9月植えの方は条間が狭くてやりにくく、間に合わせの感は否めません。


もう少し勢いがついてくれるといいですが。


母が遺したラッキョウなので、まずは種の確保が第一です。
花ラッキョウの方はまずまず土寄せらしく出来ました。


花が次から次と長い間咲いています。
葉の数だけは凄いですが、どうなりますか。


花ラッキョウは初めてだけに興味津々ながら、収穫後の処理は大変そう。


原木シイタケがようやく穫れる

2021年11月11日 | 山菜

原木シイタケが今秋ようやく穫れるようになりました。


今月早々にはまだ出ていなかったので、今年は遅いなと思っていました。
今回はすぐ手前の原木から出ていました。
おそらく前にもよく見れば出始まったのが分ったはずです。
びっくりしたのは今年伏せ込んだばかりの原木から出ていたこと。
手前の方が植菌1年目の原木、奥の方が3年目の原木。


左手奥は6年目の原木です。
これが1年目の原木。6月に伏せ込んだばかりです。
日本農林種菌の「すその360」という品種。


2年目の秋から本格的に穫れればと思っていたので、望外です。


雨も適度に降り、菌回りが良かったようです。
穫り頃のシイタケが出ていました。

形も良い。


原木はいかにも若い感じがしますが、小さいものも出ているので期待が持てそうです。


もっとも、あまり早くから出ると長持ちしない心配もあるので、痛し痒しではあります。
こちらが植菌3年目の原木。


こちらも出ていました。


2年目の昨年春に少しだけ出て、秋から本格的に穫れるようになりました。
こちらも品種は日本農林種菌の「すその360」。
まだほんの一部の原木ですが、出始めました。


良さそうなシイタケです。


少し開きかけのシイタケもありました。


今年はこの3年目のシイタケに一番期待しています。
6年目のシイタケは今年は殆ど出ないのではないかと思っています。
もう十分働いてくれたので満足しています。
今秋もまずはシイタケが穫れてきたので安堵。
今は原木の生シイタケがスーパーなどで売られることは殆どありません。
生シイタケとして出回っているのは菌床シイタケだけです。
原木シイタケと菌床シイタケは全く別物。香りが違います。
初回にこれだけ穫れたので、期待が出てきました。


これでようやくすき焼きが食べられる。
長ネギ、シュンギク、ハクサイと揃っていたのでシイタケを待っていました。
すき焼きの具材には色々議論あるものの、シイタケは外せないでしょう。