前日の皮剥きに続く一連の作業。
皮を剥いた柿をひもに通して硫黄燻蒸し、そして吊します。
本来なら皮剥きからここまでの作業は一気に終わらせるべきものです。
今回は助っ人が二人。正味半日で楽勝です。
まずは道具のチェックから。
プラスチックパイプの枠。
皮を剥いた柿をひもに通して硫黄燻蒸し、そして吊します。
本来なら皮剥きからここまでの作業は一気に終わらせるべきものです。
今回は助っ人が二人。正味半日で楽勝です。
まずは道具のチェックから。
プラスチックパイプの枠。
硫黄燻蒸の際に柿を吊すためのもの。かなり前に市販の塩ビパイプで手作りしました。
柿をひもに通す時に並べる道具。竹を割って手作りしたもの。
柿の大きさに合せて3種類あります。
枠を覆って密閉するためのブルーシートと硫黄燻蒸するための硫黄粉。
柿を通し吊すひも。普通の干し柿用ビニールひもです。
昔は1本のひもに20個を通すのが標準でした。
今、プロの生産者は1本に10個が標準のようです。
我が家では大きさに合わせ12~20個にしています。
今、プロの生産者は1本に10個が標準のようです。
我が家では大きさに合わせ12~20個にしています。
剥いた柿を運び込んで作業開始。
並べてひもに通します。特大玉では12個でもかなり重い。
ひもに通した後は硫黄燻蒸用のパイプ枠に吊します。
全部で昨年と全く同じ30連でした。このくらいだと枠にちょうどです。
平均すれば1連あたり15、6個で、昨年とほぼ同じくらいとなりました。
次は硫黄燻蒸。
硫黄燻蒸は、カビを防ぎ、仕上がりを綺麗にするためのものです。
平均すれば1連あたり15、6個で、昨年とほぼ同じくらいとなりました。
次は硫黄燻蒸。
硫黄燻蒸は、カビを防ぎ、仕上がりを綺麗にするためのものです。
我が家では贈答用にもするので必須。硫黄燻蒸しないと酸化して黒い干し柿になってしまいます。
硫黄はすぐに空中に拡散し無害となるので心配は無用。
我が家の硫黄燻蒸は、パイプ枠の中に柿を吊し、ブルーシートで覆って行います。
枠に吊す前に、囲う態勢を万端整えておくことが大事です。
昔は専用の木箱を使っていました。
少量ならコンテナに入れてやることも可能。要は密閉出来ればオーケーです。
準備が出来たら硫黄燻蒸開始。
硫黄はすぐに空中に拡散し無害となるので心配は無用。
我が家の硫黄燻蒸は、パイプ枠の中に柿を吊し、ブルーシートで覆って行います。
枠に吊す前に、囲う態勢を万端整えておくことが大事です。
昔は専用の木箱を使っていました。
少量ならコンテナに入れてやることも可能。要は密閉出来ればオーケーです。
準備が出来たら硫黄燻蒸開始。
我が家では、小さな鍋に炭火をおこし、硫黄粉を燻しています。
硫黄粉の目安は容積1㎥当たり15~30g。
入り口だけ少し開けておいて、炭火に硫黄粉を投入し素早く密閉します。
休憩しながら1時間余り放置しました。30分程度すれば大丈夫とされます。
シートを解放。硫黄粉は完全に燃えていました。
硫黄粉の目安は容積1㎥当たり15~30g。
入り口だけ少し開けておいて、炭火に硫黄粉を投入し素早く密閉します。
休憩しながら1時間余り放置しました。30分程度すれば大丈夫とされます。
シートを解放。硫黄粉は完全に燃えていました。
硫黄燻蒸終了です。
皮を剥いた後一晩置いたので、酸化し表面が僅かに黒ずんでいました。
硫黄燻蒸すると漂白効果で、すっかり綺麗になります。
硫黄燻蒸すると漂白効果で、すっかり綺麗になります。
最後に吊します。
今年は特大玉の10連を横吊りにしました。
今年は特大玉の10連を横吊りにしました。
今、プロ生産者は横吊りが大半です。
我が家では専ら縦吊りでしたが、昨年少しだけ横吊りにしてみました。
スペースの関係で全部は出来ませんが、今年は少し増やしました。
我が家では専ら縦吊りでしたが、昨年少しだけ横吊りにしてみました。
スペースの関係で全部は出来ませんが、今年は少し増やしました。
これだけの大玉なら贈答には最適です。ただし上手く干せればです。
特大玉は上手に干すのがプロでも難しいと言います。
あとの20連は従来からの縦吊りです。
特大玉は上手に干すのがプロでも難しいと言います。
あとの20連は従来からの縦吊りです。
この方法は柿が縄に密着するので、縄に食い込みやすく玉回しの作業が必要です。
400数十個はあるので、これで十分。
今年は少し気温が高いのが気がかりなところ。
今年は少し気温が高いのが気がかりなところ。
少しの間、気温が下がり乾いた風が吹いてくれれば有り難い。