シイタケの原木にするナラの木を切りました。併せてクリの木も少しあります。
合わせても10本に満たない数なので大したことはないのですが、少々不便な場所です。
それと、暖冬だった昨年と違い今冬の寒さは結構厳しい。長時間の作業は出来ません。
木を切る時期はどうしても冬期間にならざるを得ません。
木は完全に落葉した後でなければならず、体に余裕があり且つ植菌に適する時期となり、限定されてきます。
そして、大雪になれば作業が困難なので天候も考える必要があります。
当地は西高東低の冬型の気圧配置なら大雪になることはまずありません。
それが崩れ南岸低気圧が北上する時、東京にも雪が降るような天候の時が危ない。
これまでも何度か重いドカ雪に見舞われ苦労したことがあるので注意する必要があるのです。
今回切るのはナラの木の多いこの辺り。
正確にはコナラですが、当地にミズナラはなく通常ナラの木と言えばコナラのことを指します。
但し、コナラ以外にもクリ、クヌギ、ヤマザクラなど他の樹種も混じっています。
特にコナラとクリの木は慣れないと見分けが付きにくいかもしれません。
右がコナラで、左がクリの木です。
作業にはチェーンソーを使うので危険が伴います。何より安全第一。
機械の点検と試運転を確実に行います。
この辺りのコナラを伐採します。
樹齢は30年くらいでかなり太く高木になっています。
切りました。
シイタケ原木には直径10~15㎝が適するとされていますが、多少太いものも利用します。
シイタケ原木用には、切った後少し放置してから玉切りした方が良いとされています。
しかし、大雪に見舞われるなどのリスクを考え、直ぐに玉切りし運ぶようにしています。
長くすると重く扱いにくいので玉切りの長さは約90㎝。特に根元の太い部分は少し短めです。
別のコナラを切ります。
切りました。
同様に玉切り。
今年の植菌は原木の本数ではなくシイタケの種駒1000個で打ち止めにします。ですから高木なら数本切れば十分と思われます。
近くにあるクリの木も伐採しました。
根元は20㎝を越えています。形を見ながら杭に使うことを想定して適当な長さに玉切りしました。
左手前の木は別物。
クリの木はすぐ使わないので暫く放置し少しでも軽くなってから運び出します。
クリの木は水や腐敗に強く、補強材として最強。1年くらい放置しても問題ありません。
コナラの方はすぐ運び出すので、大雑把に寄せておきます。
高木のため上手く倒れず苦戦することもあるのですが、今回の伐採はスムーズでした。
かなりの運動量なので体の方は寒さを感じないものの手先がバカになるほど異常に冷たい。
今回はここまで。痛い目に遭う前に終了します。
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