10時頃、病院に行くと、眼が覚めて、キョトンとしている。
「ここどこなの?」とどごにいるのかわからない様子であった。
看護師に聞くと、6時頃眼を覚ましていたとのこと。
5日の様子を詳しく聞くと、朝、家を出てどこに行ったか覚えないが、車で家に帰って来て、永和駅まで歩いて、電車で四日市駅に行き、近くの川に行ったが、浅い河だったので、桑名駅まで戻って、木曽川の堤防で薬を全部飲んで、死のうとしたが、なかなかボーとしてこない。その内に気を失って、気がついたら、病院だった。
どなたが気を失っている娘を、消防署に連絡してくれて、病院に搬送されたのが、夕方6時頃だった。
そのまま誰も気が付かれなかったら、今頃凍死していたことでしょう。
娘の命を救ってくれた方に、なんとお礼をしたらいいのかわかりません。
どうして死にたいと思ったのと聞くと、「お母さんが出ていけ、もう家に帰ってこなくていいと言われてので、死ぬしかないと思った」とのこと。
確かな腹を立てて言ったけれど、死んでほしいとは思っていない。
生きていてくれて本当によかった。
「あんたがいないと大変。洗い物はしなくてはいけないし、洗濯はたたまなければいけないし、ビラは一人で配らなくちゃいけないし、あんたがいなくては母さん生活していけない」というと、「ふーん、昨日から何も食べていないので、お腹がすいた」だって。
私は娘に言っていけない言葉を言ってしまった。大いに反省をする。
娘の命にかかわる言葉ということを肝に銘じまなければならない。
今まで自殺行為は幻聴で、行うことばかりであった。
娘が統合失調症になって、10年。
いろんなことがありましたが、今回が一番のショックです。
私が娘を殺してしまうところでした。生きていてくれてよかった。
お父さんが生きていてくれたらと思うと、涙が出ます。
今は娘が心も体もゆっくりと休んで、元気に家に帰ってきてくれることを願うばかりです。
今日の万歩計は、18,679歩でした。