ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2021年11月24日(水)、雪まろげ ⛅

2021年11月25日 05時34分14秒 | 本と雑誌
寒いと思ったら、10度だった。

自転車で市役所に行くと、善太川に何羽かカモが泳いでいた。

もうそんな季節になったんだなあ。

ピンクのヘルメットの補助金(最高2,000)を申請に行くと、危機管理課に行くように言われた。

ヘルメットを見せて、申請書に書くと、振込用の通帳の代わりにカードをコピーをして、12月中に振込をしてくれるということであった。

家に帰っても寒くて仕方がなかったので、布団の中で宇佐江真理さんの「雪まろげ」を読む。

母親に産まれたばかりの弟を捨てておいでと言われて、さまよっていたら、古着屋の人の良さそうな夫婦の家に置いて、逃げ帰った。

シジミを売りながら、弟の様子を見に古着屋に行くと、可愛がられて、育てられている様子でホッとする。

シジミを売ったお金で、弟や妹のために古着を買う家族思いの長男だった。

母親が無理難題を押し付けて、カッとなって、母親の首を絞めてしまった。

長男は悔やんで、川に見投げをするが、何月か経って、やっと死体が上がり、古着屋の着物を着ていたことから、長男だったことが判明する。

残された弟や妹が叔父夫婦の家に預けられたが、妹達が何処かに売られてしまい、古着屋に行くと、ご飯をお腹いっぱいたべさせてもらい、店主が叔父夫婦を訪ねるが、今まで育てた分を払えと言う始末で、家に連れて帰って、古着屋で奉公することになった。

妹たちの行方は知り合いの同心に頼んで、探してもらうと見つけ出してくれて、妹たちも知り合いの家に預けられた。

貧乏の子沢山ゆえに子ども達が捨てられたり、売られたりすることは、江戸時代では当たり前かもしれませんが、助けられた兄弟は幸せですね。

最近の世の中も、子供達が虐待されて、殺されることがアッチコッチで起こっていることは嘆かわしい限りである。

こんな世の中、子どもが大切にされる世の中に変えなければなりませんね。

今日の万歩計は、4,689歩でした。








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