ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2023-1-21(土)、コロナ感染2日目

2023年01月22日 10時39分34秒 | 健康・病気

室温は、6.7(8時)。

全く一日中布団の中にいると、お天気の様子がわからないものですね。
 
昨夜の夕方37度台に下がったが、夜中に38.5度に上がり、昼頃には37.2度に下がり、そのまま37度台をキープ。
 
このまま熱が収まってくれると嬉しいなあ。
 
玄関に出たら、娘が麦ちゃんの似顔絵に「コロナに‼️お避け下さい」とシールが張ってありました。
 
親切だと思うけれど、訪ねてくる人も声をかけずにすぐ帰ってしまいます。
 
お陰で杉本苑子さんの「弧愁の岸」を読み終えることが出来た。
 
上巻は、財政難にあえぐ薩摩藩に突如、濃尾三川治水の幕府の命が下る。
 
露骨な外様つぶしの策謀と知りつつ、平田靱負ら薩摩藩士総勢1,000人ははるか濃尾の地についた。
 
利に走る商人、自村ののエゴに走る百姓、腐敗しきった公儀役員らを相手に薩摩藩お手伝い方の勝算なき戦いが始まった。
 
下巻は、誰のために?何のために?慣れない重労働に、疫病で死ぬ者200名、巨大な権力に捨て身の抗議をぶつけて切腹する者50名。
 
未曾有の難工事は薩摩藩士の屍の上に遂に完成するが。
 
泥海の中に消え去った男たちの無念に、総奉行である平田靱負は帰路の出発前に切腹して果てた。
 
宝歴大治水を描く長編で、杉本苑子さんは直木賞を受賞。
 
小さな文字でとても読みづらかったが、宝歴治水の難事業を成し終えて、今なお濃尾平野が豊かな米作りが出来るのも薩摩藩のお陰である。
 
今日の万歩計は、106歩でした。
 
 
 
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