初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

初めてのカラーフィルム

2009年11月19日 17時29分04秒 | Weblog




大阪・外環状線(国道170号線)沿いにジャンボという名前の

大きなスーパーマーケットがあります。

地下一階、地上二階、屋上は駐車場になっています。

一階の奥にあまり利用されない駐輪場があります。

ときどき単車というのか、スクーターというのか、

自転車に交じって高そうな車両が止められています。

スーパーマーケットには不思議な取り合わせです。




カラーフィルムの昔話を書きます。

学生時代に,初の国産カラーフィルム(オリエンタル製)の

リバーサルが発売されました。

フィルム感度、ASA6~12ぐらいでした。

この低感度フィルムの露出は、明るい昼間の外で、

レンズ絞りF4、シャッター1/100秒の暗いものでした。

コダックの内式カラーフィルムでもASA25ぐらいでしたから、

手持ちのカメラで,レンズを絞って焦点深度を深くして

撮影したくてもできません。

35㍉カメラでワイドレンズはレンズ開放でも

50㍉の標準レンズに比べて焦点深度は深いですから

カラーにはワイドレンズと流行りました。

当時のワイドレンズは35㍉、F3、5で、28㍉レンズは高価でした。





フィルム単価が高いのでフィルムの長さは,

35㍉で6枚~12枚。

ブローニー判(6×6)で、6枚でした。

フィルムは大事ですから,めったな被写体はもったいなくて撮れません。

それでも、フィルム一本、撮り終えれば現像することになります。

フィルムメーカーのオリエンタルからアマチュア用に

「現像キット」が同時に発売されていました。



全暗黒の暗室で撮影済みフィルムを現像タンクに巻き込みます。

説明書通りに,薬品を溶いて,第一現像を行います。

途中で,薬品で濡れたフィルムを電灯にかざして中間露光を行います。

第二現像→脱銀→定着,水洗いしてフィルムを見ますと,

なんとも、すさまじい色彩のカラー陽画が浮かんでいました。