大阪・外環状線(国道170号線)沿いにジャンボという名前の
大きなスーパーマーケットがあります。
地下一階、地上二階、屋上は駐車場になっています。
一階の奥にあまり利用されない駐輪場があります。
ときどき単車というのか、スクーターというのか、
自転車に交じって高そうな車両が止められています。
スーパーマーケットには不思議な取り合わせです。
カラーフィルムの昔話を書きます。
学生時代に,初の国産カラーフィルム(オリエンタル製)の
リバーサルが発売されました。
フィルム感度、ASA6~12ぐらいでした。
この低感度フィルムの露出は、明るい昼間の外で、
レンズ絞りF4、シャッター1/100秒の暗いものでした。
コダックの内式カラーフィルムでもASA25ぐらいでしたから、
手持ちのカメラで,レンズを絞って焦点深度を深くして
撮影したくてもできません。
35㍉カメラでワイドレンズはレンズ開放でも
50㍉の標準レンズに比べて焦点深度は深いですから
カラーにはワイドレンズと流行りました。
当時のワイドレンズは35㍉、F3、5で、28㍉レンズは高価でした。
フィルム単価が高いのでフィルムの長さは,
35㍉で6枚~12枚。
ブローニー判(6×6)で、6枚でした。
フィルムは大事ですから,めったな被写体はもったいなくて撮れません。
それでも、フィルム一本、撮り終えれば現像することになります。
フィルムメーカーのオリエンタルからアマチュア用に
「現像キット」が同時に発売されていました。
全暗黒の暗室で撮影済みフィルムを現像タンクに巻き込みます。
説明書通りに,薬品を溶いて,第一現像を行います。
途中で,薬品で濡れたフィルムを電灯にかざして中間露光を行います。
第二現像→脱銀→定着,水洗いしてフィルムを見ますと,
なんとも、すさまじい色彩のカラー陽画が浮かんでいました。