初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

共同記者会見

2010年01月09日 18時14分34秒 | Weblog


共同記者会見場としては,ホテルの会議室などが当てられます。

会場は,主催者側が座る長い机が置かれています。





その机から少し間を開けて新聞や雑誌の記者が

取材で座る椅子が並んでいます。

その椅子群の後がテレビのENG取材班のスペースです
゜゜゜
そのスペースにENGカメラマンは場所取りに

三脚をセッティングします。

早く来たものから順番に三脚をセッティングしていきます。

後から来て三脚をセッティングした場所が

会見でいい場所だったりします。

そのときの運です。



待ち時間の間に主催者側からお茶が出たこともありました。

今はどうなのでしょう…。




ホテルの記者会見場で待ち時間の間、顔見知りのカメラマンで

「おたくの三脚はどこの製品…」

「おたくのカメラヘッドはどこの…」

の会話が弾みます。

口コミで、評判のいい製品に

各社の機材が変わって行きました。

            … … …

ENGのハンディカメラになって、軽くて丈夫で扱いやすい、

三脚やカメラを載せてパンやチルトをスムーズに操作できる

カメラヘッドの良いのが全くありませんでした。

            … … …

ドイツのザハトラー製の黒色をした三脚,

カメラヘッドに人気が出ました。

イギリスの明るい灰色をしたビンテン製の

三脚・カメラヘッドも人気が出ました。

首相官邸前などの取材現場のニュースを見ますと,

大体この2種類になっていました。



会見時間が近づくと、各社カメラマンは場所取りした

三脚にカメラを載せて待機します。

主催者側の出演者の机に各社のENG班からの

マイクが並べられます。

出演者の前にマイクが林立するわけです。

後でテレビを見てこのマイク群を1本にならないのかと思います。



マイクを1本にすると、持ち回りにしても,

マイク当番を決めなくてはいけません。

マイク当番の音声ミキサーから各社のENG班に

音声を分岐しなくてはなりません。

もしトラブルが発生すると

各社のENG班の音声は全滅になります。

各社それぞれ自分のところでマイクをセッティングします。

記者会見に参加したENG班の数だけのマイクが

机の上でゴジャゴジャします。



新聞,雑誌の取材現場にENGが駆けつけると、

何となく気まずいものがあります。

新聞,雑誌と同時取材では,

ニュースとしてテレビが一番早く放送します。

新聞は締め切りに間に合えば夕刊,

そうでなければ翌日の朝刊です。

雑誌は発行月,週刊誌は早くても次の週の発表になります。