
当時のオーディオマニアや技術雑誌で
話題になったことを少々…

ウィリアムソン・アンプ(回路)が
花形でした

ビーム五極菅6L6を3極菅接続にして
大量の負帰還をかけた回路です

日本ではビーム五極菅(送信管)
807(はちまるなな)で回路が構成されました

ウルトラリニア・アンプは出力管に五極菅を使います
そして出力五極菅のスクリーン・グリッド端子を
新設した出力トランスを
使う回路でした

オーディオ・アンプで結合トランスが
音質を悪くする原因だとして
結合トランスを使わないで各段を直結した
ロフチン・ホワイト回路もありました

最近のオーディオ技術雑誌「ラジオ技術」(健在)で
音質が良いと云われる3極出力管2A3(にえいさん)
を使った普通のプッシュプル・アンプの記事を見ました
ソリッド・ステートの時代になっても
真空管アンプに情熱を燃やす
オーディオマニアは元気です
