初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

イーストマンカラーの色温度は?

2022年10月22日 18時41分05秒 | Weblog


現代劇、時代劇映画の制作は

撮影所のスタジオに建てられた

セットでの撮影と

野外のロケーションで

撮影される二通りで

構成されます。

ー ー ー

一般に劇映画のセット撮影と

ロケーション撮影との割合は

セット撮影の方が多いです。

セット撮影はスタジオのセットを

電灯(タングステン)の照明器具で

照らします。

電灯照明のセットを撮影する

カラーフィルムの色温度は

3200°Kです。

新発売のイーストマンカーは

色温度3200°Kの

タングステンタイプ・フィルムとして

発売されました。

ー ー ー

劇映画のセット撮影では

イーストマンカラーはそのまま

撮影することが出来ます。

このタングステンタイプのフィルムで

野外、ロケーションで撮影する場合は

撮影レンズに色温度変換フィルターを

掛けることになります。

スタジオセットに比べて

はるかに明るいロケーション撮影では

色温度変換フィルターによる光の損失は

大したことではありませんでした。