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私らがラジオを作っていた頃の
スピーカーはマグネチック・スピーカー
を使っていました。
しかし、当時は、このマグネチック・
スピーカーとダイナミック・スピーカーの
2種類ありました…
… … …
マグネチック・スピーカーは
主に並四ラジオに使われていました。
それに対して、ダイナミック・スピーカーは
高級な電蓄(でんちく=電気蓄音機)に
使われていました。
マグネチック・スピーカーの音色は
空き缶を叩く?ような音でした。
ダイナミック・スピーカーは
低音から高音までよく鳴りました
… … …
高校生の作るラジオも並四から
スーパーヘテロダイン受信機を
作るようになって、スピーカーも
マグネチックからダイナミックを
使うようになりました。
… … …
マグネチックは出力真空管につなぐ
だけでしたが、ダイナミックは
出力トランスが入ったり
スピーカーのフィールドコイルに
高圧電流を流して励磁する必要が
ありました。コイルの抵抗値は
2500Ω(または、1500Ω)。
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当時、高校生、ラジオ少年には
オンキョウの6吋半、
パイオニア(福音電機)の6吋半
に人気がありました。
… … …
四条寺町通り(京都)の
電気街の店先では、これら
スピーカーが宣伝のために
よく鳴っていました。
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