「忠臣蔵」の映画は
監督の新解釈と銘打って
数々、作られていました
渡辺邦男監督の「忠臣蔵」は
仮名手本忠臣蔵のオーソドックスな
名場面を散りばめた映画でした
私としては新解釈より
オーソドックスな
ストーリーのほうが好きです
豪華なオールスターキャストで
名場面を散りばめた渡辺邦男監督の
「忠臣蔵」は勿論ヒットでした。
渡辺邦男監督は空前の大ヒット作を
新東宝で作っています
昭和32年封切りの「明治天皇と日露大戦争」です
総天然色の日本初のシネマスコープで
明治天皇役に嵐寛寿郎が扮しました
剣劇時代映画や鞍馬天狗の「アラカン」が
明治天皇ですから話題になりました
初のシネマスコープ映画ですから
シネマスコープの横長スクリーンや
映写機に取り付けるアナモフィックレンズを
準備できない映画館のためにシネスコ版キャメラと
スタンダード版キャメラで並列撮影されたようです