けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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足の冷えによく効く 苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)ができました!!

2009-08-17 04:02:13 | 東洋医学全般
先日姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)を作りました。
これは米国のFDAの認可を得ている漢方薬の単品を4種類混ぜ合わせて作りました。

姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)は足の冷えに著効する漢方方剤です。別名「腎着湯(じんちゃくとう)とも呼ばれます。

茯苓、生姜、白朮、甘草が配合されています。

本来は下半身が冷えていて小便が近いために水分が欠如して、結果的に便秘気味の体質の方に用いる漢方方剤です。

慢性的な腰痛、足の冷え、老人の便秘、膀胱炎などに使えます。
最近の例では糖尿病のご老人で、血行障害のために足が冷えて仕方がない方がいらっしゃって、その方の体質がこの方剤を使える腎虚陽虚寒証という状態でしたのでお出ししました。体質と漢方方剤がマッチしたのか、翌週から足が暖まってきたとのご報告を頂きました。

この漢方方剤の日本での保健収載番号が118番です。日本で漢方医学をされているドクターと懇意にされている方はこの番号をお伝えください。日本では保険が適用になるかもしれません。

グッドラック!!

日本伝統鍼灸漢方
コメント
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