けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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婦人科系の最良のツボ、 三陰交のお灸

2009-08-24 23:09:06 | 東洋医学全般
お灸のお話をさせていただきたいと思います。

鍼灸や漢方治療は、一人ひとりの体質、状態あるときはその性格なども加味して、鍼灸のに使う経絡やその経絡に乗っているツボを選択したり、漢方薬のさじ加減を決めたりいたします。

ということは、この病名にはこのツボ、この痛さにはこの漢方薬などというように、西洋の意思と同じ考えでツボや漢方薬を選ぶのは、それはそれでいいのですが、病の原因にまで治療が及んでいないことになるので、東洋医学の治療としては少し物足りない気がします。

しかしながら、伝統的にこれさえおさえておれば、よいというツボの使い方というのもたくさんあるのです。

足の太陰脾経に属している三陰交(さんいんこう)もそのひとつです。

ここに常にお灸をしていると、体質が変わってきていろいろな症状、特に婦人科系の不都合が改善されてゆきます。

コメント (3)
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