けい先生のつぼにくる話

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浮世の憂さを忘れたいときには抑肝散加陳皮半夏(よっかんさんかちんぴはんげ)

2012-10-15 09:10:34 | 漢方アメリカOnline
私の診療所にはたくさんの愛すべき患者さんがいらっしゃいます。

ときどき、、少し変った方もいらっしゃいます。


「あのう、、三陰交ってツボは~~、先生はくるぶしから指4本というか手のひらの幅といってましたが~、本当はくるぶしから指3本の幅のところにあるんじゃないですか~~、、、、友達がグーグルしてそういっていたんですが。。」

「あのう、、、昨日買った、先生が処方した漢方薬って、、私には効かないって、中国人の友達がコンピュータで調べて教えてくれたんですが~、、、、、」

「先生、こっち側には鍼をしないんですか、、、わたし、、左右対称じゃないといやなんですが、、、、」

でも、私のところに来てくれる患者さんには、間違っても「ド素人がリクツこくんでねーっ!カニのハサミって左右対称じゃないでしょうっ!(??)」とか「だったらグーグル友達に治療してもらいな!」とか、「中国人がグーグルしたらそっちの方がいいのかいっ!」などとはいいません。

こういった患者さんがいらっしゃっても笑顔でいられるために飲む漢方薬があります。

強いストレスを感じたり、「ぬあんだとぉーーっ!」と思ったとき、浮世の憂さを忘れたいとき、抑肝散加陳皮半夏が便利です。

また、バリバリ働いた後の興奮が冷めないとき
がんがんと運動をした後の筋骨の過緊張の後の痛みやコリにもこの漢方方剤はよく効きます。

関連記事はこちらです。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%CD%DE%B4%CE%BB%B6%B2%C3%C4%C4%C8%E9%C8%BE%B2%C6

そのようなわけで、最近の私はこの抑肝散加陳皮半夏が離せません。
これをいつも携帯したいときは加味逍遥散を代りに使うことができます。こちらは粒剤なので、便利です。
どちらも寝る前に飲むと、よく眠れます。

あくまでも笑顔笑顔、、、魔法使いサリーちゃん(古い。。。古い。。)のように、みんなの幸せを願って「愛と~希望~を振り~まくの♪」ということでなければいけませんね。
コメント
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