けい先生のつぼにくる話

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紹興酒、、、買い間違えてしまった。。

2018-07-13 19:01:09 | 料理をつくる

ラベルが似てるんで、つい、、、安かったし。。

最近料理に凝っているのですが、肉の下味や炒め物の隠し味に紹興酒をよく使っておりました。
先日、近くのチャイニーズマーケットに買い出しに行ったときに、時間がないのでちゃんと確認をせずに、ろくでもない紹興酒を買ってしまいました。
もちろん非友好国である中華人民共和国製です。

誤って買ってしまったのは、写真左側のそれです。
家に帰ってみてみると、なんだかラベルが斜めです。。よく見ると、「うわっ。。中国製だ。。」
紹興酒は確かに中国は浙江省の紹興地区がオリジナルのですが、実際に飲んでみると友好国である中華民国台湾製のほうがはるかにうまいのです。

私は酒はほとんど飲めないのですが、若いころに台湾系華僑の皆様の乾杯合戦の薫陶を受けたことを思い出しました。
台湾の方々によると、紹興酒は確かに中国本土で生まれたものだが、敗戦後国民党とともに台湾に入植した酒造会社が、日本統治時代のお酒の工場を使って作り始めたので、その品質は清潔度も含めて、台湾専売公社のそれが最高だとのことでした。

勇気を出して写真の2種類の紹興酒を味わってみますと、写真右の台湾のそれは、以前にもまして馥郁たる香りと、上品な味であります。
写真左のもう一つは、「厨房用紹興酒、飲酒に適さず。」と書いてあるのですが、それでも飲んでみますと「本当に飲酒には適さない、まずいお酒」でした。汚い灰皿を洗った日本酒に、塩をと安物の梅干を加えたような味です。
「飲用だけでなく料理にも適さない」ということが良くわかりました。
たしかに、値段も3分の一でしたが、「やられた。。。」という感じです。

これは、捨てるしかないんだろうなあ。。。検索をしてみたのですが、洗剤とか植物の害虫除けとかにすら、使えないそうです。

良質の紹興酒は、麻婆豆腐や、焼きそばなどの合わせ調味料を作るときに入れると、とてもおいしくなるので大好きです。

コメント
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