今日、近くのスーパーで買い物をして駐車場に戻ると、私の車の後ろに財布が落ちていました。
すでに、ほかの車にひかれた後のようで、財布は少し破損していて、持ち上げてみると身分証明書とカード類がバラバラとたくさん落ちてきました。
とりあえずカード類をすべて財布に戻しますと、一定額の現金も入っていることが見て取れました。
幸い、その場所はスーパーの入り口のすぐ近くなのと、ほんの数分前はそのような財布がなかったので、持ち主はお店の中にいると判断しました。その財布を胸の前に掲げてみんなに見えるようにして、お店の自動ドアをオープン。。そして「誰かこれ落としてませんかー?」とちょっと恥ずかしいけれどそう言いながら、スーパーの事務所に向かおうとしました。。
財布の透明な部分からのぞいている古い身分証明書を見ると、「スタンソン XXXXさん」と出ています。
落ち着いて周りを見ると、身分証の写真をぐっと老け込ませた感じの初老の白人のおじさんがきょろきょろしながら立っています。「ミスタースタンソン?」といって、声をかけるとそのおじさんは自分の財布を見て大喜びでした。
そして、「ド、ドーモ、アリ、アリゲータ(本当にそう聞こえた)、、ノー、、アリガットウ。。」と言います。
「日本語話すんだ!」というと「いや、日本語はこれしか知らないが、こういうことをしてくれるのは日本人だと思ったんだよ。。それと物腰でわかる。」とのことです。
そのあと息子さんらしき男性が額に汗してお店に飛び込んできて「よかった!見つかったんだ!」といって、私にも丁重にお礼の言葉を述べてくれました。「ふつうこんな人いないんだよ。日本人に拾ってもらってよかった!」とのことでした。
これって、私たちの国ではまったくもってふつ~で当たり前の行為ですね。でもとても感謝されちゃいました。
うれしいじゃあないですか。。道徳の教科書に出てきそうなお話ですね。
なんか、感謝されて験(げん)がいいので、ロトを買って帰りました。
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