テンセグリティーで検索をかけますと、建築関連、特につり橋のメカニズムに言及されているものが多く出てきます。しかし、これは実際に立ったり座ったりしている人体の構造を説明するときに便利なおもちゃです。
東洋医学校で教えているときによく使っていました。
ご遺体を使って作り上げられた西洋の解剖医学では、人体の全体を観た感覚と、生きている人間の骨の位置づけと、それを筋の張力で成り立っている様子を説明するのは難しいのです。
テンセグリティはこの張力を保っている輪ゴムの一部でも切れてしまうとバラバラになってしまいます。
全体概念とか整体概念(整体法ではなく、全体のことを整体という字を使って表すことがある)を学ぶ時の一助となります。
これはこの前の武術セミナーの時に使いました。
テンセグリティは15個、水を半分入れた風船は20個ほど作りました。指が引きつりましたね。。
水を入れた風船の中の水がバチャバチャしないように体勢を保ちながら相手を押したり引いたりすると、相手はこれまでに受けたことのない力を感じるという稽古に使うのですが、風船の使い方の詳細は後日にいたします。
https://www.youtube.com/watch?v=YaPNBdaMrHc&list=LLfQtgRQK3PFbpmqjtVg5Fzw&index=7&t=0s
この解説では、ストローに1ミリ幅の切り込みを入れてそれを折り込むとありますが、私は、熱したカッターの背を使って、ストローを溶かして切り込みを入れました。そうするとストローの一部を折り込んで溝をつける作業が減るので、もっと簡単にできました。
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