ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

ホップマンカップ テニス国別対抗戦

2018-01-08 10:38:46 | テニス
男女の国別対抗戦であるホップマンカップが開催されました。

この大会はATP公式ツアーではありませんので、いわばエキシビションのようなものですが、来週の全豪オープンの前哨戦として有力選手が出場しています。この大会の歴史は古いようですが、今まで全く知りませんでした。ところが今回はWOWOWが全試合中継しましたので、十分に楽しむことができました。

この大会は参加各国から男女の代表1名ずつがペアとなり、男女シングルスと混合ダブルスで勝敗を競うものです。2勝した国が勝ちとなりますが、かならず混合ダブルスまで行うのも特徴のようです。

8か国が参加し、A、Bのグループに分け予選として各グループ総当たりの試合を行い、グループ1位のチームが決勝戦に進むというシステムで、今回は12月30日から1月6日まで開催されました。

日本チームは杉田と大坂が出場し、Aグループとしてスイス、アメリカ、ロシアと予選を戦いました。Bグループはドイツ、ベルギー、カナダ、オーストラリアの4か国です。

日本の初戦はスイス戦でしたが何とフェデラー、ベンチッチとの対戦となりました。私はこのベンチッチを応援しており、大坂と同じ20歳ですが10代のうちにトップテンに入り、期待の選手ですが昨年は怪我で欠場していた復帰戦となります。

大坂との試合は、やや大坂が体調が悪かったようですが、ベンチッチの一方的な展開となりストレート勝ちとなりました。杉田フェデラー戦も楽しみにしたのですが、フェデラーの強さというよりうまさが際立ち、やはりフェデラーのストレート勝ちでした。このペアのミックスダブルスは、選手も笑顔を見せながらの和やかな試合でしたが、日本は1セットとったものの敗れてしまいました。

予選ラウンドはフェデラーの安定感がすばらしく、Aグループはスイスが全勝で決勝進出となりました。Bグループはトップ選手を出してきたドイツが勝ち上がりました。ドイツは若手のホープズベレフと元女王ケルバーというペアで、こちらも危なげなく勝ちあがりました。

決勝戦は本当に面白い試合となりました。36歳のフェデラーと20歳のズベレフは新旧の対決でしたが、1セットズベレフが取ったもののフェデラーのうまさが勝りまずスイスが1勝しました。ケルバーとベンチッチはケルバーが圧倒し、勝敗は混合ダブルスに持ち越されました。

これは結構和やかな雰囲気で始まったのですが、ここでもフェデラーの技が光りスイスが優勝しました。今年の正月は寝正月に徹しほとんど出かけませんでしたが、時間があればテニスを見るというのんびりした時間を過ごせました。