コロナウイルスの感染が続いていますが、通勤時間帯の電車は混み始めているようです。
緊急事態宣言中はリモートワークができていたのに、解除されたとたんに「全員出社」が復活してしまうのでしょうか。どうも都心では朝の満員電車が復活しており、多くの企業で出社、しかも全員同じ時間帯での出社が復活している証のようです。
宣言中はかなりの割合の企業がリモートワークを実施していました。この経験を経て「リモートでも仕事ができると分かった」「効率的に働けるようになった」という声も上がっています。それでも全員出社で働くスタイルに戻りつつあるようです。
満員電車に対しては、感染拡大防止の観点から懸念の声も聞かれます。これについては引き続きリモートワークを行うか、出社時刻を柔軟に運用すればよいのですが、多くの企業で実現できていません。
この原因としては、定時出社が「当たり前」「決まりだから」という楽な考え方に皆納得しているからと思われます。始業時間や就業時間は法律による決まりではなく、その企業の働き方がそういう仕組みになっているにすぎません。
満員電車の復活は、定時出社=決まりという思い込みの根強さを表すと同時に、日本企業が「その場にいること」を重視する風潮も浮き彫りにしています。
緊急事態宣言中だけは一時的に満員電車が解消されました。これは外出自粛やリモートワーク推奨という、国による「お墨付き」があったからで、各企業が自らの意思で働き方を変えたわけではありません。
自ら働き方を変える場合は、その結果に対して責任が伴いますが、今回はその責任を国が取る形なったわけです。今は全員出社や満員電車が復活しているように、結局は多くの企業が元の働き方に戻ってしまいました。単純にお墨付きが無くなったからといえそうです。
この先労働人口が減ることを考えると、会社にいることが大事という働き方からは、そろそろ脱却する必要がありそうです。全員出社して当たり前という仕事法を長年続けてきましたが、リモートワークを経験した今こそが柔軟な働き方に変換するチャンスでしょう。
企業も在宅勤務を続けるところと、全員出社に戻すところにはっきりと分かれ始めているようです。前者は緊急事態宣言をきっかけに自ら変わることを選択し、後者は宣言の解除によって元に戻ることを選んだわけです。
リモートワークにはメリットだけでなくデメリットもありますが、こういった制度が多くの企業に定着することを望んでいます。
昔の厳しい「遅刻」という制度から、フレックスという制度が広がったように、新しい働き方になるのは時間がかかるのかもしれません。
緊急事態宣言中はリモートワークができていたのに、解除されたとたんに「全員出社」が復活してしまうのでしょうか。どうも都心では朝の満員電車が復活しており、多くの企業で出社、しかも全員同じ時間帯での出社が復活している証のようです。
宣言中はかなりの割合の企業がリモートワークを実施していました。この経験を経て「リモートでも仕事ができると分かった」「効率的に働けるようになった」という声も上がっています。それでも全員出社で働くスタイルに戻りつつあるようです。
満員電車に対しては、感染拡大防止の観点から懸念の声も聞かれます。これについては引き続きリモートワークを行うか、出社時刻を柔軟に運用すればよいのですが、多くの企業で実現できていません。
この原因としては、定時出社が「当たり前」「決まりだから」という楽な考え方に皆納得しているからと思われます。始業時間や就業時間は法律による決まりではなく、その企業の働き方がそういう仕組みになっているにすぎません。
満員電車の復活は、定時出社=決まりという思い込みの根強さを表すと同時に、日本企業が「その場にいること」を重視する風潮も浮き彫りにしています。
緊急事態宣言中だけは一時的に満員電車が解消されました。これは外出自粛やリモートワーク推奨という、国による「お墨付き」があったからで、各企業が自らの意思で働き方を変えたわけではありません。
自ら働き方を変える場合は、その結果に対して責任が伴いますが、今回はその責任を国が取る形なったわけです。今は全員出社や満員電車が復活しているように、結局は多くの企業が元の働き方に戻ってしまいました。単純にお墨付きが無くなったからといえそうです。
この先労働人口が減ることを考えると、会社にいることが大事という働き方からは、そろそろ脱却する必要がありそうです。全員出社して当たり前という仕事法を長年続けてきましたが、リモートワークを経験した今こそが柔軟な働き方に変換するチャンスでしょう。
企業も在宅勤務を続けるところと、全員出社に戻すところにはっきりと分かれ始めているようです。前者は緊急事態宣言をきっかけに自ら変わることを選択し、後者は宣言の解除によって元に戻ることを選んだわけです。
リモートワークにはメリットだけでなくデメリットもありますが、こういった制度が多くの企業に定着することを望んでいます。
昔の厳しい「遅刻」という制度から、フレックスという制度が広がったように、新しい働き方になるのは時間がかかるのかもしれません。