自宅の近所に美味しいパン屋さんがあり、おやつに菓子パンやサンドイッチなど時々買っています。
このパン屋は1個ずつプラスチックの袋に入れていたのですが、近年の脱プラスチックの動きに合わせ、この袋を小さな紙袋に変えたのです。パンを買ってすぐ食べれば問題ないのですが、おやつまでおいてから食べることも多くなっています。
すると紙袋に入っている例えばあんパンなどは表面が乾燥してしまい、明らかに食味が落ちてしまいました。すると2か月ほどでまたプラスチック袋に変わりましたので、客からクレームが出たのかもしれません。
これは些細なことですが、プラスチックの削減の難しさや、その必要性を考えさせられる事項でした。特にレジ袋の有料化や、紙製のストローなど本当に意味があるのか疑わしいことが多い気がします。
確かに海洋のマイクロプラスチック汚染は深刻な問題なのかもしれません。世界では年間800万トンのプラスチックごみが海に流出していると推計されています。
ただしこのマイクロプラスチックの内訳をみると、漁業の廃棄物(網やロープ類)、タイヤの摩耗による破片、洗濯時の衣類の切れ端などが主なものというデータもあるようです。当然ですがこういった物は削減の方法はなく、解決法が見つからないものばかりのような気がします。
実際に日本を含めた各国は、「プラスチック汚染を終わらせる」ことを目標に、法的拘束力のある国際条約を締結するための議論を進めているようですが、本当に効果のある条約ができるのでしょうか。
たとえば大手ファストフードのマクドナルドの英国部門は2018年にストローをすべて紙製に切り替えています。米国の調査では、世界の海岸に漂着しているプラスチックストローは合計で80億本を超えるとも計算されています。
これを紙製にすることで解決できるかというと、それほど単純ではないようです。紙製のストローが再利用できるかというと、当然難しく焼却処分せざるを得ません。するとCO2が発生する問題があり、これはプラスチックよりかなり多くなるようです。
先のマクドナルドも紙ストローがリサイクルに適しておらず、導入から1年後にはそのことを認め、英国内ではニュースとなったようです。私の個人的感想としては、このプラスチック問題と関係なさそうなところで対策がされているような気がします。
現在はプラスチックのおかげで、食品ロスの問題や安全性などに多大な利益を受けています。この利益を失うことなく、プラスチック汚染の問題を解決することは所詮無理のような気がしています。単なる啓蒙活動に終わりそうな気がします。
このパン屋は1個ずつプラスチックの袋に入れていたのですが、近年の脱プラスチックの動きに合わせ、この袋を小さな紙袋に変えたのです。パンを買ってすぐ食べれば問題ないのですが、おやつまでおいてから食べることも多くなっています。
すると紙袋に入っている例えばあんパンなどは表面が乾燥してしまい、明らかに食味が落ちてしまいました。すると2か月ほどでまたプラスチック袋に変わりましたので、客からクレームが出たのかもしれません。
これは些細なことですが、プラスチックの削減の難しさや、その必要性を考えさせられる事項でした。特にレジ袋の有料化や、紙製のストローなど本当に意味があるのか疑わしいことが多い気がします。
確かに海洋のマイクロプラスチック汚染は深刻な問題なのかもしれません。世界では年間800万トンのプラスチックごみが海に流出していると推計されています。
ただしこのマイクロプラスチックの内訳をみると、漁業の廃棄物(網やロープ類)、タイヤの摩耗による破片、洗濯時の衣類の切れ端などが主なものというデータもあるようです。当然ですがこういった物は削減の方法はなく、解決法が見つからないものばかりのような気がします。
実際に日本を含めた各国は、「プラスチック汚染を終わらせる」ことを目標に、法的拘束力のある国際条約を締結するための議論を進めているようですが、本当に効果のある条約ができるのでしょうか。
たとえば大手ファストフードのマクドナルドの英国部門は2018年にストローをすべて紙製に切り替えています。米国の調査では、世界の海岸に漂着しているプラスチックストローは合計で80億本を超えるとも計算されています。
これを紙製にすることで解決できるかというと、それほど単純ではないようです。紙製のストローが再利用できるかというと、当然難しく焼却処分せざるを得ません。するとCO2が発生する問題があり、これはプラスチックよりかなり多くなるようです。
先のマクドナルドも紙ストローがリサイクルに適しておらず、導入から1年後にはそのことを認め、英国内ではニュースとなったようです。私の個人的感想としては、このプラスチック問題と関係なさそうなところで対策がされているような気がします。
現在はプラスチックのおかげで、食品ロスの問題や安全性などに多大な利益を受けています。この利益を失うことなく、プラスチック汚染の問題を解決することは所詮無理のような気がしています。単なる啓蒙活動に終わりそうな気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます