円形脱毛症の最近の治療法についての記事を読みましたが、私もずいぶん昔にかなり重症の円形脱毛症になったことがあります。
正確な時期はよく分かりませんが、たぶん40歳少し前ですので、もう30年以上も前の話です。最初は普通の小さな丸い禿ができただけでしたが、それが徐々に増えていったのです。
会社の近くの皮膚科に行き、抗ヒスタミン剤などもらってきましたが、その医師によるとこの治療には精神科の医師との共同が良いと告げられました。現在ではメンタルクリニックという医院があちこちにありますが、当時は精神科しかなく非常にまれにしかありませんでした。
そこで友人の医師に相談したところ、県内の大きな病院の精神科医長だった人が、私の勤務先の近くに開業していると紹介してくれました。このU先生は非常にやさしく色々と説明してくれて、良い先生でしたが普通の町中の内科の病院になっておりかなり待たされた記憶があります。
こうして治療を始めたのですが、円形脱毛症の進行は全く止まらず、一つは10円玉程度のものが10カ所以上に広がってきました。この時期になると髪の毛をつかんで引くと、何の痛みもなく抜けてしまうようになり、何より抜け毛が非常に煩わしくなってきました。
そこで当時から有名な大手かつら会社に連絡し、自宅でいろいろ話を聞いたり頭の型を取ったりしてぴったり合うかつらを作ってもらいました。これは非常に高額で、当時の私のボーナス1回分を少し超えるような額でした。これを持ってこの会社の支店に行き、好みの形にカットしてもらいかつらが完成しました。
これで安心して髪をかってもらい坊主頭となり、抜け毛で悩まされることがなくなりました。この頃は皮膚科の治療も頭皮に直接注射を刺し刺激するという方法が入り、非常に痛い治療となりました。髪の毛がどの程度抜けたのかは分からなくなりましたが、眉毛やひげなどもなくなってしまいました。
この脱毛は頭から徐々に進行する様で、全身の体毛が腕や足まで全くなくなりつるつるの体になってしまいました。この状態でアメリカ出張なども行きましたが、特に問題なく過ごしていました。かつらにしてからほぼ1年経ったころ、後頭部の一部に毛が生えてきました。これは細い白髪の様な毛でしたが、皮膚科の医者によると治り始めた兆候だということでした。
しばらくして頭全体から出てきましたが、私のようなひどい脱毛症は治ることはほとんどないのに珍しいケースだと皮膚科の話でした。思い出話だけになってしまいましたが、また続けるかもしれません。
正確な時期はよく分かりませんが、たぶん40歳少し前ですので、もう30年以上も前の話です。最初は普通の小さな丸い禿ができただけでしたが、それが徐々に増えていったのです。
会社の近くの皮膚科に行き、抗ヒスタミン剤などもらってきましたが、その医師によるとこの治療には精神科の医師との共同が良いと告げられました。現在ではメンタルクリニックという医院があちこちにありますが、当時は精神科しかなく非常にまれにしかありませんでした。
そこで友人の医師に相談したところ、県内の大きな病院の精神科医長だった人が、私の勤務先の近くに開業していると紹介してくれました。このU先生は非常にやさしく色々と説明してくれて、良い先生でしたが普通の町中の内科の病院になっておりかなり待たされた記憶があります。
こうして治療を始めたのですが、円形脱毛症の進行は全く止まらず、一つは10円玉程度のものが10カ所以上に広がってきました。この時期になると髪の毛をつかんで引くと、何の痛みもなく抜けてしまうようになり、何より抜け毛が非常に煩わしくなってきました。
そこで当時から有名な大手かつら会社に連絡し、自宅でいろいろ話を聞いたり頭の型を取ったりしてぴったり合うかつらを作ってもらいました。これは非常に高額で、当時の私のボーナス1回分を少し超えるような額でした。これを持ってこの会社の支店に行き、好みの形にカットしてもらいかつらが完成しました。
これで安心して髪をかってもらい坊主頭となり、抜け毛で悩まされることがなくなりました。この頃は皮膚科の治療も頭皮に直接注射を刺し刺激するという方法が入り、非常に痛い治療となりました。髪の毛がどの程度抜けたのかは分からなくなりましたが、眉毛やひげなどもなくなってしまいました。
この脱毛は頭から徐々に進行する様で、全身の体毛が腕や足まで全くなくなりつるつるの体になってしまいました。この状態でアメリカ出張なども行きましたが、特に問題なく過ごしていました。かつらにしてからほぼ1年経ったころ、後頭部の一部に毛が生えてきました。これは細い白髪の様な毛でしたが、皮膚科の医者によると治り始めた兆候だということでした。
しばらくして頭全体から出てきましたが、私のようなひどい脱毛症は治ることはほとんどないのに珍しいケースだと皮膚科の話でした。思い出話だけになってしまいましたが、また続けるかもしれません。
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