私は若いころはほとんど酒が飲めませんでした。小さな缶ビール1本で顔が赤くなり、心臓がドキドキしその酒が覚めるとき頭が痛くなっていました。
勤務していた研究所は所内の冷室(4℃の部屋)にはどこでも山のようにビールケースがあり、終業後飲むのが当たり前の研究所でした。私は車通勤だったこともあり、ほとんど飲まずに過ごしていました。
酒が飲めるようになったのは50歳を過ぎて静岡県の研究所に出向になり、そこで毎日のように接待で飲んだためのような気がします。現在でもそれほど多量に飲むことはないのですが、夕食時にビールと風呂上りにウイスキーという生活が続いています。
酒は百薬の長という言葉もありますが、米国ガン学会が「ガンの4割がアルコール消費と関係している」という研究結果を発表しました。研究ではすべてのガン症例の4割が「変更可能な危険因子」に関連していると推定しています。
変更可能、つまり自分自身で変えることができる危険因子のことですが、その中でもアルコール消費は最も顕著なものだとしています。中でも頭や首のガン、食道ガン、肝臓ガン、結腸・直腸ガン、乳ガン、胃ガンがアルコール摂取によるものだとしています。
また成人初期及び中期で頻繁にまたは定期的に飲酒した人は、高齢になってから結腸・直腸ガンのリスクが高くなるという調査結果もあります。米国ガン学会のコメントでは、危険因子としてのアルコールは、消費が多ければ多いほど危険度が上がる、つまり量を減らせばいいという事になります。
アルコールは体内でアセトアルデヒドという物質に分解されますが、この物質が細胞内のDNAを損傷することがあります。つまりアルコールがDNAを書き換え、突然変異によりガンを引き起こす可能性があるとしています。
アルコールは栄養の吸収を損ない、ホルモンのレベルを変化させ、その結果有害な化学物質が口や喉の細胞に侵入しやすくなることもあります。腸内のバクテリアに悪い影響を与えることもありそうです。
さらに飲酒に運動不足や肥満が加わると、リスクがさらに高まるとしています。だからといって酒をすべてやめろという訳ではなく、一人ひとりが科学的な情報に基づいて意思決定をし、節度やマインドフルネスを大切に酒を楽しんでほしいと、研究者は呼び掛けています。
私は酒が飲めるようになったといっても、大量に飲むことはできませんしそのつもりもありません。今までに二日酔になったことはりませんし、多分今後もそれほどの量を飲むことはなく節度ある飲み方を続けていくと思っています。
勤務していた研究所は所内の冷室(4℃の部屋)にはどこでも山のようにビールケースがあり、終業後飲むのが当たり前の研究所でした。私は車通勤だったこともあり、ほとんど飲まずに過ごしていました。
酒が飲めるようになったのは50歳を過ぎて静岡県の研究所に出向になり、そこで毎日のように接待で飲んだためのような気がします。現在でもそれほど多量に飲むことはないのですが、夕食時にビールと風呂上りにウイスキーという生活が続いています。
酒は百薬の長という言葉もありますが、米国ガン学会が「ガンの4割がアルコール消費と関係している」という研究結果を発表しました。研究ではすべてのガン症例の4割が「変更可能な危険因子」に関連していると推定しています。
変更可能、つまり自分自身で変えることができる危険因子のことですが、その中でもアルコール消費は最も顕著なものだとしています。中でも頭や首のガン、食道ガン、肝臓ガン、結腸・直腸ガン、乳ガン、胃ガンがアルコール摂取によるものだとしています。
また成人初期及び中期で頻繁にまたは定期的に飲酒した人は、高齢になってから結腸・直腸ガンのリスクが高くなるという調査結果もあります。米国ガン学会のコメントでは、危険因子としてのアルコールは、消費が多ければ多いほど危険度が上がる、つまり量を減らせばいいという事になります。
アルコールは体内でアセトアルデヒドという物質に分解されますが、この物質が細胞内のDNAを損傷することがあります。つまりアルコールがDNAを書き換え、突然変異によりガンを引き起こす可能性があるとしています。
アルコールは栄養の吸収を損ない、ホルモンのレベルを変化させ、その結果有害な化学物質が口や喉の細胞に侵入しやすくなることもあります。腸内のバクテリアに悪い影響を与えることもありそうです。
さらに飲酒に運動不足や肥満が加わると、リスクがさらに高まるとしています。だからといって酒をすべてやめろという訳ではなく、一人ひとりが科学的な情報に基づいて意思決定をし、節度やマインドフルネスを大切に酒を楽しんでほしいと、研究者は呼び掛けています。
私は酒が飲めるようになったといっても、大量に飲むことはできませんしそのつもりもありません。今までに二日酔になったことはりませんし、多分今後もそれほどの量を飲むことはなく節度ある飲み方を続けていくと思っています。
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