私は自然が好きで、このブログにもそういった話題を出しています。身近な自然として自宅の小さな庭にも面白いことが色々起きています。
例えば庭の雑草を6月ぐらいに綺麗にしてもらっていますが、その後最初に出てくる草が必ずアサガオです。なぜアサガオから出て来るのかいろいろ調べてみましたが、未だに分かっていません。
さてかつては維持されていた生態系が、人間の手によって破壊され続けています。1990年以降、世界では4億2000万ヘクタールもの森林が失われてきました。これは日本の国土の11倍にも相当する広さです。
また絶滅危惧にある野生動植物のレッドリストには、4万5321種が記載されており、多くの生き物が絶滅の危機にさらされています。森では適度に間伐をし、日の光が差し込むようになっていることで、下草が生え生き物が集まってきます。
こうした自然が本来持つ力を回復させようというアプローチが「ネイチャーポジティブ」と呼ばれています。一言でいうと、自然の劣化を食い止め回復の軌道に乗せるということです。
2022年12月のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」で2030年グローバルターゲットのひとつに盛り込まれ、世界的な目標として掲げられています。
気候変動対策というと温室効果ガス削減などがまず思い浮かびますが、近年ネイチャーポジティブが気候変動や生物多様性だけでなく、社会経済の発展、コミュニティの創出、防災・減災や食糧問題など複数の社会課題の解決につながるということで、取り組みが盛んになってきています。
たとえば猛禽類が住める太い木があるかどうかは、森の豊かさのバロメーターになるそうですが、今は太い木が減ってしまいフクロウが住宅難に陥っています。そこで木が育つまでの緊急措置として、フクロウの巣箱を設置しているようです。
企業が製品作りに欠かせない安心・安全な地下水を守るために、森の再生を行っている企業もあるようです。今では1万2000ヘクタールにも及ぶ森林の豊かさを守っています。
食料自給率が38%と先進国で最下位の日本で、食と農と健康の課題解決を目的とした農体験は、誰でもできるネイチャーポジティブの取り組みと言えそうです。
こういった取り組みが増加しているようですが、従来自然を破壊する方向であった人間の活動が、自然の回復力を助ける方向に向けば豊かな自然は帰ってくるという気がします。
ただ実際にどういう活動をするのかはなかなか難しい課題といえそうです。
例えば庭の雑草を6月ぐらいに綺麗にしてもらっていますが、その後最初に出てくる草が必ずアサガオです。なぜアサガオから出て来るのかいろいろ調べてみましたが、未だに分かっていません。
さてかつては維持されていた生態系が、人間の手によって破壊され続けています。1990年以降、世界では4億2000万ヘクタールもの森林が失われてきました。これは日本の国土の11倍にも相当する広さです。
また絶滅危惧にある野生動植物のレッドリストには、4万5321種が記載されており、多くの生き物が絶滅の危機にさらされています。森では適度に間伐をし、日の光が差し込むようになっていることで、下草が生え生き物が集まってきます。
こうした自然が本来持つ力を回復させようというアプローチが「ネイチャーポジティブ」と呼ばれています。一言でいうと、自然の劣化を食い止め回復の軌道に乗せるということです。
2022年12月のCOP15で採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」で2030年グローバルターゲットのひとつに盛り込まれ、世界的な目標として掲げられています。
気候変動対策というと温室効果ガス削減などがまず思い浮かびますが、近年ネイチャーポジティブが気候変動や生物多様性だけでなく、社会経済の発展、コミュニティの創出、防災・減災や食糧問題など複数の社会課題の解決につながるということで、取り組みが盛んになってきています。
たとえば猛禽類が住める太い木があるかどうかは、森の豊かさのバロメーターになるそうですが、今は太い木が減ってしまいフクロウが住宅難に陥っています。そこで木が育つまでの緊急措置として、フクロウの巣箱を設置しているようです。
企業が製品作りに欠かせない安心・安全な地下水を守るために、森の再生を行っている企業もあるようです。今では1万2000ヘクタールにも及ぶ森林の豊かさを守っています。
食料自給率が38%と先進国で最下位の日本で、食と農と健康の課題解決を目的とした農体験は、誰でもできるネイチャーポジティブの取り組みと言えそうです。
こういった取り組みが増加しているようですが、従来自然を破壊する方向であった人間の活動が、自然の回復力を助ける方向に向けば豊かな自然は帰ってくるという気がします。
ただ実際にどういう活動をするのかはなかなか難しい課題といえそうです。