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太陽系近くに80億年前に誕生の微生物が生息か

2024-01-19 10:36:22 | 自然
生命の誕生の謎は私が最も興味を持っていることですが、残念ながら私が生きているうちに解明されそうにはありません。

また宇宙に生命が存在するかについても、否定的な意見を持っています。これは存在の可能性が低いという事と、距離的な問題があり確認できないためという事もあります。

たとえ宇宙的には非常に近い1光年先の惑星でも、現在のロケット技術では数十年か数百年以上かかり、採取してくることは不可能でしょう。

最近カリフォルニア大学の研究チームが、地球型類似惑星で微生物が見つかることが、地球からどのくらい近くで期待できるかを統計学的に推定するための実用的なロードマップを提示しました。

この論文によると、太陽から326光年以内には、恒星のハビタブルゾーン(生命生存可能領域)内にある岩石惑星が1万個以上存在する可能性があるようです。

ハビタブルゾーンは、恒星の周囲で惑星の表面に水が液体で存在するのに適した条件の領域で、この様な惑星を「温暖な地球型惑星(TTP)」と呼んでいます。太陽近傍でのTTP形成は間欠的で、約100億〜110億年前の星形成が非常に活発だった時代から始まった可能性が高いとしています。

その後約50億年前にピークを持つ新たな星形成活動が起こり、これによって太陽系が形成されました。大半のTTPは太陽系より古く(45億年より前に形成)、どのくらいの割合が単純な微生物が発生する可能性があるほど、地球に類似した生命存在可能な環境だったかについて不明です。

もしTTPの1%以上で、地球の生命誕生と同じくらい早期に微生物が発生したとすると、最も近い生命を宿している地球類似惑星は、65光年先にあるだろうと指摘しています。すべてのカギは「アビオジェネシス(無機物からの生命発生)」の頻度を解明することです。

アビオジェネシスは展開が速いとし、単純な生命は最終的にすべてのTTPで発生すとした場合、今回の母集団研究では地球に最も近い生命を宿す惑星は16光年未満の距離にあると予測されます。

次世代の大型地上観測施設と観測機器を用いた、生命居住可能性指標や生命存在指標の探索には、慎重な楽観論を唱える理由があるかもしれません。またこの論文では地球外知的文明は、詳細は割愛しますが人類が生存している間に答えが得られる可能性は低いとしています。

このアビオジェネシスについては、多くの科学者が研究しているはずですが、全く解明されていません。

この論文の仮定であるすべてのTTPで発生するほど普遍的であるはずがないと思っています。結局宇宙には微生物であっても、存在していないような気がします。


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