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高齢者による交通事故増加

2016-12-09 10:34:30 | 時事
このところ高齢者の運転する車が、重大な事故を起こすというニュースが多いような気がします。

特にこの1,2か月はこういった類の事故が多く、10月末には軽トラックが集団登校していた小学生の列に突っ込み、男児1人が死亡し7人が重軽傷となりました。この87歳の運転者は認知症の疑いがあるようです。

また11月には病院の玄関付近に84歳の運転者の乗用車が突っ込み、女性が死亡2人がけがをしました。これはブレーキとアクセルを踏み間違えたようです。また次の日には80代の運転の乗用車がコンビニに突っ込み客2人がけがをしました。この運転者は事故について「全く覚えていない」と説明しているようです。次の日には83歳運転の乗用車が災害医療センターで暴走し、2人が死亡しています。

こう書いていくと何か対策が必要いうことになりそうですが、高齢化による身体機能の低下や判断力の低下はやむを得ないような気もします。この高齢者の事故の場合、多くがアクセルとブレーキを踏み間違えたという話が出てきます。実際に運転している私から見ると、アクセルとブレーキを踏み間違えるということは考えられない気がしますし、もし間違えてもすぐに気づき、暴走することなどなさそうな気がします。

こういった事故が3年ほど前私の身近なところで起こりました。当時勤務していた会社の駐車場は、研究所や工場などの共通で、かなり広いものでした。そこに出勤してきた研究所勤務の40代の女性が、駐車しようとして事故を起こしたのです。

この時の状況は本人から聞いたのではないのですが、かなり詳しく入ってきました。事故は車を入れなおそうとして、バックに入れたつもりが前進にギアが入り(マニュアル車でした)、慌てて止めようとしてアクセルを踏み込み駐車していた車に衝突したものです。この時人は乗っていませんでしたので、物損事故だけでしたが、ぶつけられた車は完全につぶれ廃車になってしまいました。

この時の女性の話では、アッと思った瞬間パニックになりほとんど覚えていないようです。これは高齢者の事故ではありませんが、認知症などと関係なく事故は発生するようです。

高齢者の事故の割合は、全国的なものは交通事故白書のようなものが出ないとわからないようです。それでも最近増えてはいるようですが、団塊の世代が高齢者となり、高齢者の増加程度のような気もします。最近は死亡事故などが頻繁に起こったため、マスコミが取り上げているだけかもしれません。

しかしこれで免許更新時の認知症診断などが厳格になれば、それなりの対策になるような気もします。

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